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by 幸田 晋

世界で期待のEV、2030年の普及率は10%以下?

世界で期待のEV、
2030年の普及率は10%以下?


7/20(金) 20:15配信より一部

LIMO

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180720-00006724-toushin-bus_all

 「中国が2025年にエコカー700万台の販売目標を打ち出し、そのほとんどがEV(電気自動車)と大きく報道されている。そしてまた、10年後には世界の全自動車出荷台数の20~30%はEVになるとまで言っている人たちがいる。全く考えられない。EVシフトを推し進める際に最も大きな問題になるのは電力不足だからだ」

 こう語るのは世界的な半導体アナリストとして知られるIHSグローバルの南川明氏だ。南川氏によれば、2025年以降に世界の電力需給には大問題が発生するという。一つにはデータセンターが消費する電力が世界の8%を占めるほどに増大する。そしてまた、世界の電力の55%はモーターに消費されており、エンジンではなくモーターで動くEVはこれを加速してしまうと主張するのだ。

大量の電力を消費するEVはエコなのか

 たしかに、時ならぬEVブームで本屋に行けばEVを絶賛する本が10冊以上並んでいる。だが、筆者は拙著『自動車世界戦争』(東洋経済新報社刊)において、南川氏と同様にEVシフトの問題点を多く指摘し、とりわけ大容量バッテリーによる充電が多くの不具合を引き起こす懸念を指摘した。

 なにしろ、中国政府は2019年に国内で販売する自動車台数の10%をEV中心とする新エネルギー車にすることを自動車メーカーに義務付ける法律を発表した。フランスとイギリスは2040年までにガソリン車・ディーゼル車の販売を禁止する方針を明らかにした。はてさて、それが本当に実行可能かどうかは大変に疑わしい。

 南川氏は日本の自動車8000万台がEVになれば原発3基分の電力が必要だと主張してきたが、最近になり、EVの充電においても世界の電力の15%を消費することも懸念している。問題はシンプルなのだ。EVは自ら電気を作って走るわけではない。これに必要な電力は発電所で作られるわけであり、ただでさえ電力需給問題が加速している状況下でEVがひたすらもてはやされる現状はいかがなものかと思われる。

・・・(途中略)

 ヨーロッパでは自動車保有者の50%が駐車場を持っておらず、EV充電の環境が整っていない。さらにリチウムイオン電池の充放電を数年間繰り返せば老朽化は著しく、言われているほどの走行距離は全く出ない。一方で急速充電器には大電流が流れるため、電磁波が多く発生するという環境、健康問題も出てくるだろう。

 こうしたことを総合的に分析すれば、2030年段階になってもEVの普及率は10%以下と考えるのが妥当だろう。ガソリンエンジン制御技術を全く持たず、ハイブリッド車を作れない中国がひたすらEVと叫んでいるが、ここには多くの問題が横たわっている。
by kuroki_kazuya | 2018-07-21 06:25 | 歴史 | Comments(0)