西日本豪雨 故障の太陽光パネル、感電恐れ 鉛など有害物質、処分難しく
2018年 08月 02日
故障の太陽光パネル、
感電恐れ
鉛など有害物質、
処分難しく
8/1(水) 7:55配信より一部
産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180801-00000062-san-soci
西日本豪雨による浸水や土砂崩れで、広島や兵庫、愛媛など5県の太陽光発電所計12カ所で設備が故障したことが31日、分かった。太陽光パネルは故障中でも光があたれば発電し続ける可能性があり、経済産業省は感電する恐れがあるとして作業員らが不用意に近づかないよう関係自治体に注意喚起を始めた。「地球に優しい」として政府の後押しで普及が進む太陽光発電だが、
故障したパネルの処分方法も
問題に浮上し、
皮肉にも環境面での課題が露呈した。
経産省などによると、被害にあったのは広島県4カ所、兵庫、愛媛両県がそれぞれ3カ所、島根、山口両県がそれぞれ1カ所。設備が浸水で故障したり、土砂崩れでパネルが破損したりした。経産省は被害規模などを明らかにしていないが、被害を受けた設備の発電能力を合計すると、約2500キロ~約1万2千キロワットに上るという。
・・・(途中略)
破損したパネルはリサイクルが可能な場合もあるが、リサイクルのコストは埋め立ての2倍程度かかる。また、パネルには鉛やセレンなどの有害物質が含まれており、埋め立て処分にすると有害ゴミの増加という問題が生じる。
・・・(後略)