スキーにはまっています。


by 幸田 晋

韓国の反原発運動について

韓国の反原発運動について

もし韓国で原発事故が発生すると
偏西風に乗り

放射能は日本へやってくる
     
韓国や中国の
原発の動向チェックと
東アジアが連帯することの必要性

         
渡辺悦司
(市民と科学者の内部被曝問題研究会会員)

たんぽぽ舎です。【TMM:No3435】
2018年8月7日(火)午後 09:40
地震と原発事故情報
より一部

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┗■1.韓国の反原発運動について
 |  もし韓国で原発事故が発生すると偏西風に乗り
 | 放射能は日本へやってくる
|  韓国や中国の原発の動向チェックと東アジアが連帯することの必要性
 └──── 渡辺悦司(市民と科学者の内部被曝問題研究会会員)

以下は加藤さんからいただいたメールです。
非常に重要な集会の報告と思います。
転送の許諾をいただきましたので、皆さまにもお送りします。
加藤さんによれば「当日、同時通訳だったこともあり、不確かなところもある」
という点だけ、ご了解くださいとのことです。
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下記の集会(7月29日)に参加をしましたのでご報告と感想です。

 戦争ではなく対話で東アジアの平和・非核化の実現を
 第3分科会:第2部「韓国の反原発運動に学ぶ交流」
 会場:エルおおさか 参加者:第3分科会⇒約60名、全体集会⇒約700名

 「韓国の反原発運動に学ぶ交流」は、11のテーマごとに分科会が開催され、こ
こでのスピーカーは、韓国慶州(キョンジュ)環境運動連合事務局長の李相洪
(イ・サンホン)氏。

・韓国の原発は4箇所(蔚珍(?? ウルチン)、月城(?? ウォルソン)、
 古里(?? コリ)、霊光(?? ヨンガン)にある。
・稼働中の原発は20基、試運転中4基。
・自宅から約27キロの場所に原発がある。
・慶州市の日本海沿いには6基の原子炉が並ぶ月城(ウォルソン)原発に加え、
隣接地に「原発のごみ」を地下で保管する「中・低レベル放射性廃棄物処分施設」
がある。
・さらに月城原発から約50キロ南方の釜山市の日本海沿いには、8基の原子炉
(商業運転6基、試運転中2基)が並ぶ古里(コリ)原発がある。
・今年の6月11日、慶州にある月城原発で冷却材である重水が3.6トン漏洩し、労
働者29人が被ばくする事故が発生した。事故原因は作業者が冷却水排水弁を誤っ
て操作したこと。この事故で放射能にさらされた労働者の被ばく量は最大で2.5ミ
リシーベルトだった。(尿検査)
・古里(コリ)原発から3.9キロに居住していた李真燮(イ・ジンソプ)氏が訴訟
を起こした。(イ・ジンソプ氏:直腸がん、母:胃がん、妻:甲状腺がん、息子
:発達障害)
・李氏は「以前は、政府や韓水原の言う安全神話を信じ切っていたが、日本で福
島第一原発事故が起きて、原発は危険なものなのかもしれないと思うようになっ
た」
・住民の甲状腺がん発症に対する責任がコリ原発にあるという判決が下された。
・判決理由は「原発から5キロ以内に住む女性の甲状腺がん発症率が、30キロ以
上離れた地域に比べ2.5倍に達していた。
・そこで「原発周辺地域の甲状腺がん被害者の共同訴訟の原告」を募集した。
(半径10キロメートル以内で5年以上暮らしたり暮らしていた甲状腺がん発病者)
・現在2882人の原告となった。
・韓国の原発は国家の発電所。
・裁判の証人としてクリストファー・バズビーを呼んだ。
・トリチウムの調査をしたところ雨水から250ベクレルが検出された。
・ほかのエリアは雨水のトリチウムが低いが月城(ウォルソン)原発周辺は高か
った。
・また住民の尿検査でも100%トリチウムが検出された。
・月城(ウォルソン)原発周辺住民は毎朝デモを行い、テントを張り、ストライ
キをしている。(来年で4年目)
・トリチウム検出により記者会見を行った。
・福島の原発事故をきっかけに原発周辺の住民が目覚め移住を要求するようにな
った。
・移住(?)の権利の法案を8月に出し討論したい。

 会場には、原発賠償千葉訴訟の支援者、東電刑事裁判の支援者、かながわ訴訟
原告、京都訴訟支援者・原告、関西訴訟支援者・原告、東京キビタキの会事務局
の方など、全国から集まりました。
 韓国の原発は、そのほとんどが日本側の海沿いにあるため、もし韓国で原発事
故が発生すると、偏西風に乗り、放射能は日本へやってきます。
 ゆえに、私たちは日本の原発だけでなく、韓国や中国の原発の動向チェックと
同時に、東アジアが連帯することの必要性を感じ、特に、未来を担う若者の交流
の場を作りたいと思いました。
 また、この裁判の原告や弁護士さんとの情報共有や交流も大事だと感じました。


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┗■2.「検証・危険列島 新版」(故生越忠氏の著書)の紹介
 |  -約30年前の書籍だが現在にも通じる示唆が多数-
 └──── 今井孝司(地震がよくわかる会)

 去年亡くなられた生越忠さんの著書、「検証・危険列島 新版」(日本文芸社
1995年)の一部抜粋したものを当会HP( http://jishinga.com )にアップしま
した。
 トップページから特集コーナーの著書名と同一タイトルのボタンをクリックし、
左矢印キーを押すとページを繰ることができる仕組みとしてありますので、よろ
しかったらご覧ください。

 新版とあるとおり、旧版は1989年1月に発刊、その後、阪神大震災を経て、震災
直後の1995年年2月に巻末に阪神大震災関連の追加原稿を加えて出来た書籍です。
旧版部分は30年ほど前の内容ですが、今現在も示唆のある内容が含まれているよ
うに思います。紙面に限りがありますので、3カ所のみを紹介します。

1.「ところが、右の予測数字(引用者注:1978年の東海地震の被害予測、死者
1万927人、重軽傷者11万5054人)の内容を詳しく調べてみると、片道だけで1時
間に最大10本も走っている新幹線電車の被害をはじめ、東海高速道路を突っ走る
自動車の被害、それに静岡県小笠郡浜岡町にある中部電力の浜岡原発の被害など
は、予測の方法が確立されていないという理由によって、当初から計算外におか
れているのである。
 実際に起こってもいない地震の被害予測が、概略の数字ではなく、一桁の位ま
できちんと出した数字で示されると、この予測は非常に正確なものと、つい錯覚
を起こしてしまいかねない。
 しかし、実際に地震が起こったときに、いちばん危険で、したがって、大きな
被害を出しそうなものを当初から除外したのでは、被害予測というに値するもの
にはまったくならないはずである。」(4Pageから抜粋)

2.「ところが、日本の原発の大部分は、あろうことか、観測強化地域あるいは
特定観測地域のど真ん中、または、その隣接地域に立地しています。
 そして、そのような場所に、今日もなお、いくつかの原発の立地計画が依然と
して進められており、たとえば、浜岡原発4号機は、観測強化地域の「東海」の
ど真ん中で建設準備中のものです。また、伊方原発3号機は、特定観測地域の
「伊予灘および日向灘周辺」のこれまたど真ん中で建設中のものですが、この特
定観測地域内では、上関原発も計画中です。
 常識的には、このような場所に原発立地点を設定するのは、大変危険なことだ
と思うのですが、原発に限ってそんな心配はないというのでしょうか。」
(171Pageから抜粋)

3.「浜岡原発3~4号機の場合、設計用最強地震として安政東海地震が考慮さ
れたことに問題はないとしても、設計用限界地震の規模をM=8.5としたことには、
若干の疑問が残る。それは、過去に東海沖-南海沖に起こった巨大地震の規模の
上限は、たしかにM=8.5であるにしても、日本と同一の環太平洋地震帯に属する
他の地域では、M=9クラスの地震もしばしば起こっているからである。」
(199Pageから抜粋)


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by kuroki_kazuya | 2018-08-08 06:15 | 核 原子力 | Comments(0)