スキーにはまっています。


by 幸田 晋

“アホウドリの天国”鳥島の噴火

“アホウドリの天国”鳥島の噴火
 
被災の連絡なし…
住民125人全員が犠牲に

警戒せよ!
生死を分ける地震の基礎知識 その260

        
島村英紀(地球物理学者)

たんぽぽ舎です。【TMM:No3444】
2018年8月25日(土)午後 11:13
地震と原発事故情報
より一部

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┗■1.メールマガジン発信時間について
 |  「サーバー」の「制限」がきついため遅くなっています
|  「制限」のゆるやかな「サーバー」に変更する予定です
 └──── たんぽぽ舎メールマガジン編集部

◎ 日頃から、たんぽぽ舎のメールマガジンを受信いただき、ありがとうござい
ます。
 8月に入ってから、契約している「サーバー」側でメール発信の「制限」が厳
格に適用されることになったようです。(8月9日発信【TMM:No3437】にて一部報
告しました)
 その「制限」とは、「1時間以内に1000件程度のアドレスに発信するような」
メール送信があると「サーバー」側で「負荷が高くなった」と判断され、メール
送信が止められてしまうというものです。

◎ しかたなく、今は「負荷が高くなった」と判断されないようぎりぎりの件数
で発信しております。
 現在、たんぽぽ舎からのメールマガジン発信は、1時間に600件ほどのアドレス
に順次送信する設定になっています。
 今は、約5400件ほどのアドレスに送信しているので、単純計算で約9時間ほど
かけて発信が終了することになります。
 ※「制限」がきびしくなかった頃は、1時間以内で終了していました。

◎ 8月24日の場合は、発信開始…8/24 19:37 発信終了…8/25 04:32 となっ
ていました。
 しかし、この時間は、たんぽぽ舎のパソコンから「サーバー」に送信した時間
なので、「サーバー」からそれぞれのメルマガ読者に配信される時間はもう少し
時間がかかっているものと思われます。

◎ともかく、このままではメールマガジン読者によけいなご心配とご迷惑をおか
けすることになりますので、改善したいと思います。
 現在の「サーバー」より、「制限」についてもっとゆるやかな設定ができるよ
うな「サーバー」に変更する予定で準備を急いでおります。
 もうしばらくお時間をいただきたいと思います。


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┗■2.東海第二原発(茨城県東海村)の本質的問題 (その10)
 |  地盤の不安定さが十分考慮されていない
 | 東海第二原発は日本一の軟弱地盤に立つのだから考慮すべきである
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

12 地盤の不安定さが十分考慮されていない
  東海第二原発は日本一の軟弱地盤に立つのだからこれを考慮すべきである

 東海第二原発の下には軟弱な地層が370メートルにわたり続いている。Vs700メー
トル(横波が秒速700メートルで進む固さを持つ地盤)の基盤はマイナス370メー
トルに存在するが、これは日本で最も深い地点である。

 地盤が悪いと、大きな地震が発生した場合、液状化が発生する。さらに地面の
下で地震の揺れが増幅したり減衰したりと、予想外の動きをする。
 例は中越沖地震で柏崎刈羽原発が、あるいは2009年8月11日に駿河湾地震が起
きた時の浜岡原発が挙げられる。
 10年あまりで二度も地盤の不安定さから異常な地震動に遭遇したことは、東海
第二原発にとっては大きな脅威であり、同様の事態を想定すべきである。
(その11)に続く


┏┓ 
┗■3.“アホウドリの天国”鳥島の噴火
 |  被災の連絡なし…住民125人全員が犠牲に
 | 警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その260
 └──── 島村英紀(地球物理学者)

◎ いまからちょうど116年前の1902年8月10日、伊豆諸島の鳥島近海を航行中の
船舶が、噴煙が上がり、集落が火山灰や噴石で覆われているのを発見した。島の
住民からはなんの連絡もなかった。住民125名全員が噴火で死亡していたのだ。
 噴火は2、3日前に起きたとみられ、中央火口丘が吹き飛んで新たな大きな火
口が作られていた。

◎ 鳥島は東京から南に600キロ、八丈島からは約300キロ南にある。コップを伏
せたような形で断崖に囲まれている。直径が約2.5キロ、火山の山頂が海面に頭だ
け出している火山島である。現在の最高地点は高さ394メートル。東日本火山帯に
属する活火山だ。
 鳥島に限らず、火山島は火山が噴火したら逃げ場がないところが多い。このた
め1986年には伊豆大島、2000年には三宅島で全島が避難したが、幸い死者は出な
かった。

◎ 鳥島はアホウドリの天国だった。500万羽ものアホウドリが島で繁殖をしてい
た。アホウドリは両翼の長さが2メートルを超える最大級の海鳥だ。江戸時代の
文献には「多数の白い鳥が舞い上がって、海に白い柱を立てたように見えて「鳥
柱(とりばしら)」と呼ばれている」と書かれている。
 土佐の漁民、ジョン万次郎もここに漂着してアホウドリを食べて生き延び、約
5ヶ月後に米国の捕鯨船に救助されて米国に渡った。

◎ このアホウドリは羽毛を取るために犠牲になった。人間を恐れないことや、
飛び立つのに助走が必要だったので、棍棒で簡単に殺された。人夫1人が1日に
100~200羽を殺したという。英語名はアルバトロス。海上では優雅に飛ぶが、陸
上では不器用なので不名誉な日本名が付いた。
 明治時代に、日本は羽毛を大量に輸出して外貨を稼いだ。アホウドリの羽毛は
真っ白なので、水鳥の羽毛のなかでも高値で取引きされたのだった。この「産業」
で経営者は大もうけし、一時は鳥島に300人が住んで羽毛採取に従事していて、小
学校もあった。
 こうして500万羽もいたアホウドリは、ほとんど絶滅してしまった。

◎ そこへ襲ったのが1902年の噴火だった。羽毛採取に従事していた当時の島民
が全員、犠牲になったのだ。アホウドリの祟(たた)りだという話もあった。
 鳥島は1902年の大噴火のほかにも、1871年、1939年、1998年、2002年に噴火し
た。記録はないが、もっと前にも噴火していた可能性が強い。
 1902年の噴火のあとに商業的な羽毛採取が止められ、戦時中は海軍のレーダー
基地が置かれ、戦後は台風観測の前進基地として中央気象台(現在の気象庁)の
鳥島測候所が置かれた。
 だが1965年になって地震が頻発したので気象庁の観測所は撤退して、以後、島
は無人になった。

◎ いまは島全体が国立公園になっていて立入禁止だ。アホウドリも国際保護鳥
となっていて採取が禁じられている。
 1981年から環境庁(現環境省)がアホウドリの生息状況調査と繁殖地の維持や
保全を行っている。現在では約200つがいに増えた。

 (島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/
 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より8月10日の記事)


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┗■4.行った、見た、聞いた…朝鮮民主主義人民共和国(以下・共和国と略す)
 | 普通に「共和国に行ってきた」或いは「行く」と
 | 言えるようになればいいな    報告その1
 └──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

〇 8月7日~14日まで共和国に行ってきました
参加者:Hさん(朝鮮文化研究会)、Sさん(著名なフリージャーナリスト)、Yさ
ん(東海大名誉教授)、Mさん(大谷大学助教博士)、Tさん(岩波書店・編集員)、
Hさん(共同通信社)
  この錚々たる顔ぶれに何と、この渡辺が参加!びっくりぽん!
(自己紹介が終わった時点で、私は帰ろうかと思いました)

〇 参加理由
 私たちは、膨大な数の核弾頭とミサイルを持っている米国を何で恐れないのだ
ろう、そして同じくモスクワや北京からいつミサイルが飛んでくるかもしれない
と、パニックに陥らないのだろう?それは、国交があって敵対関係にないからだ。
 共和国のミサイルに大騒ぎするのは、日朝が敵対関係であり、国交がないから
だ。参加
 相手が見えないから疑心暗鬼になる。知らないから朝鮮敵視政策をとる政権に
だまされる。その悪循環だ。なので、行ってきました、共和国。

〇 平壌:ニューヨークの摩天楼をイメージしてください。70階建ての高層アパー
トが林立、夜ともなれば煌々たるイルミネーション。
 食事:同行者の皆さんは、朝鮮料理に詳しいのでお任せ。私はスマホを持って
いないので写真を撮ることができない。脳みそに叩き込もうと思いましたが、無
理でした。なので、何もかも「おいしかった」という感想だけですみません。
 でも、文大統領が食べた、あの有名な冷麺を食べたことは、クッキリ脳みそに
刻み込まれています。

〇 以下は私たちを受け入れてくれた「対文協」から来てくれた2人の男性ガイ
ドさんの説明と、対文協主催の勉強会からの報告です。

1.共和国の約70%は森林(日本に似ています)
2.食料自給率は100% 鉄も自国で作れる技術を開発した
3.電力:近い将来、100%自然エネルギーでまかなう
 ・街はトロリーバス、トロリー電車が走り、地下鉄の延伸建設も着々と進む。
 ・現在の共和国は無煙炭を使った火力発電、水力発電が主。
  けれど小規模水力は各地にあり、現在、大規模水力発電所を建設中。
  ゆくゆくは火力からも撤退する。
 ・農家には全戸、太陽光パネルが設置されていました。
4.板門店
 ・検問:いくつもありましたが、難なく通過。この暑さの中、軍服を着て
  お疲れ様です。
 ・観光気分の中国の人たちが大勢いました。
 ・多分、Hさんの人柄のせいだと思うのですが、なぜか朝鮮戦争休戦
  協定を結んだ建物に、私たちを「特別」に入れてくれました。
  米側と共和国側が対峙した当のテーブルの椅子に私も座って感無量。
5.併進路線(核武力建設と経済建設)を今年4月終了宣言し、
  科学技術立国・教育立国へ。
  未来は子どもから、未来は教育からということのようです。
6.《朝鮮と日本は「被害者と加害者の関係」》まずこの認識を持ってほしい
 ・強制連行、慰安婦問題など具体例をもって説明
  これらは本人にとっても、家族にとっても悲劇。故に、生者に対する
  人権侵害でもある 「ドイツには時効がないのですよ!」とも。
7.邦字紙の分析・批判
 ・河野太郎外相が各国を歴訪し朝鮮との国交断絶を説いて回った事
 ・平昌五輪を機に南北の融和が始まりつつある時に「米韓合同軍事演習」を
  行うべきだと安倍首相が言った事
 ・明治150年礼讃は戦争美化。明治150年とつければ予算は青天井だろう
  日本は戦争国家になろうとしている
 ・在日同胞に対する弾圧、迫害、差別
 ・朝鮮学校問題
 ・関空で祖国を訪問した学生たちの荷物を没収するという朝鮮敵視、
  その他その他
  〔私たちを正しく理解してほしい〕

〇 大雑把ですが、こんな感じでした(記憶違いがあるかもしれませんが、その点
はご容赦を)
 勿論、いい所だけ見てきたのだろうという批判はあるかと思いますが、例えそ
うであっても、訪朝して良かったと思います。
 私たちは「韓国に行ってきた」或いは「行く」という話を普通にする。
 願わくば、このように普通に「共和国に行ってきた」或いは「行く」と言える
ようになればいいなと思います。
 そのためには、安倍首相が「蚊帳の中」に入ってくれなければ!
 そもそも、お隣の韓国、共和国、中国とは仲が悪くて、太平洋をへだてた米国
にはベッタリという、この国おかしいと思いませんか?
〇 次回は、私が共和国に行って困ったことや失敗談です。


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by kuroki_kazuya | 2018-08-26 06:15 | 核 原子力 | Comments(0)