スキーにはまっています。


by 幸田 晋

「経産省前テントひろば」は脱原発を実現するまで闘い続けます

「経産省前テントひろば」は
脱原発を実現するまで闘い続けます
  
動画紹介 9.11脱原発テントひろば記念集会

福島は終ってない!原発は終わりだ!

 
木村雅英(経産省前テントひろば)


たんぽぽ舎です。【TMM:No3460】
2018年9月13日(木)
2018年9月14日, 金, 午前 00:44
地震と原発事故情報
より一部

┏┓ 
┗■1.9/15(土)今月の山崎ゼミにご参加を!
 |  核燃料サイクル問題を中心に最新情報をお届けします
 |  豪雨、猛烈な台風、地震、大停電、
 |  「被害は想定外」なんてとんでもない
 |  問題点をしっかりとらえて、がっちり学習しましょう
 └──── 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)

   山崎ゼミ「核燃料サイクル問題を中心に最新情報」

お 話:山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)
日 時:9月15日(土)14:00から17:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円 資料も充実

 今、首都圏で、緊急な課題「東海第二原発20年延長反対」、そして柏崎刈羽原
発再稼働反対を最近のテーマとして学習してきましたが、聞けば聞くほど問題だ
らけ。
 原発推進側が原発再稼働に「ゴーサイン」なんか出せる状況ではないのは明ら
かです。
 今回はもう一つの重要課題「核燃料サイクル」の現在と問題点、なぜ「核燃料
サイクル」をやめると政策転換しないのか等々、を中心に原発を取り巻く最新情
報を学習しましょう。
 ちなみに、山崎久隆さんは先日青森に行ってきたばかり、13日は東電株主代表
訴訟もあり、話題は山積みです。北海道の大停電についてももちろん話します。

☆お知らせ「9・30東海村JCO臨界事故 追悼と抗議集会」

 1999年9月30日、東海村にあるJCOの工場で臨界事故が発生しました。
今年で19年。

日 時:9月30日(日)10時から11時
場 所:経済産業省別館前


┏┓ 
┗■2.北海道胆振東部地震「泊原発が動いていれば停電はなかった」論は
 |  なぜ「完全に間違い」なのか
|  止まっていてむしろ幸いだった泊発電所
 | 動いていてもブラックアウトは起きていた
 └──── 牧田 寛(著述家・工学博士)

※《事故情報編集部》より
 この牧田 寛氏の論文は、すでに9/11発信【TMM:No3458】の★3.黒木和也氏の
原発等情報でタイトルのみ紹介済みです。
 しかし、重要な指摘をされていますので本文を大巾に抜粋して掲載します。
 すでに本文を参照済みの方は、この項を読み飛ばして下さい。

  (9/10(月)8:40配信HARBOR BUSINESS Online)より
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180910-00174509-hbolz-soci

 去る9月6日3時8分、北海道胆振(いぶり)地方の深さ37kmを震源とするM
6.7の地震が発生しました。最大震度は震度7(激震)で、これは北海道では記録上
最大の揺れとなりました。 
 この地震により直後から北海道全道で電力供給が止まり、執筆中の9月8日6
時現在で2万戸が停電しています。
 また、電力供給能力が下がっており、需要家への節電が呼びかけられており、
計画停電の可能性も報じられています。電力供給能力の完全復旧までには地震発
生から1週間以上かかると見込まれています。
 この地震により北海道電力は、離島を除く管内全域で停電を起こし長期間運転
休止中の泊発電所では、外部電源喪失という原子力発電所としては極めて深刻な
インシデントを生じました。

 そして、例によってこの地震発生直後から、「泊発電所は大丈夫か、福島核災
害の再来とならないか。」「泊発電所を運転していれば停電は起こらなかった。
今からでもすぐに運転しろ。」という2つの声がSNSで飛び交っています。
 特に後者はそれぞれ一部の工学系研究者、科学技術系ライター、起業家、急進
右派政治家と、ネット右翼(ネトウヨ)によりオルゴール様言論と化しています。
 さて、この地震では北海道電力に何が起きたのでしょうか?
 そして、これら2つの言論は意味のあるものなのでしょうか。
 本稿ではこれらを検証します。

1.日本では起きないとされていた「ブラックアウト」(冒頭 略)

 ところが、地震発生直後から17分以内に北海道全域で電力供給が止まり、短時
間での復旧が不可能となりました。この状態をブラックアウトと呼び日本では起
こりえないとされてきた極めて深刻な電力事故でした。(中略)
このブラックアウトによって泊発電所が外部電力喪失となり、非常用ディーゼ
ル発電機(DG)によって所内電力を供給することになりました。
 2011年の福島核災害(Fukushima Nuclear Disaster)は、地震により夜の森27号
鉄塔が倒壊したことによる外部電源喪失が引き金になって起こっていますので、
多くの市民がまた核災害が起きるのではと恐怖を感じ、一時騒然となりました。
 幸い、泊発発電所では非常用DG起動に成功し、その日のうちに外部電源も回
復しましたので事無きを得ています。

 このブラックアウトがもしも厳冬期に起きれば、確実に数多くの凍死者がでて
いました。また不幸な条件が重なり、泊発電所で大規模核災害が生じた場合、福
島核災害と異なり、発電所の東側に広大な居住地が広がる為にきわめて深刻な被
害を生じていました。
 今回、この2つの最悪の想定に比してきわめて軽微な損害で終息しつつありま
すが、それでも人的、物的、経済的被害は大きなものとなります。

2.止まっていてむしろ幸いだった泊発電所

 震災当時、泊発電所は福島核災害後の再審査に手間取っており、運転認可があ
りませんでした。結果、泊発電所の全原子炉は停止後6年を経て冷温停止状態で
した。そもそも、核燃料は原子炉の中になく、すべて使用済み核燃料プール(SF
P)で冷却中でした。
 核燃料は、原子炉での連鎖核反応が終わったあとも核分裂性物質(FP)の崩壊
によって熱を発生させます。これを崩壊熱と呼びますが、原子炉停止直後には原
子炉熱出力の10%の崩壊熱を持ち、冷却が途絶すると数時間で炉心溶融が生じま
す。す。
 この崩壊熱は1年後に0.2%となり、5年後には1万分の1程度になります。こ
の為、SFPの中の核燃料の崩壊熱によってプールの水が沸騰するまでには電源
喪失後1週間以上の時間的余裕があると予想されます。(中略)

原子力は、多重防護によって、安全対策を多段化し、確実性を高めています。
具体的には多重防護は、安全の5つの段階(例)からなります。

(1)異常発生の防止(設計、点検、品質保証、運転)
(2)異常の拡大の防止(止める、固有安全性)
(3)事故時の影響の緩和(冷やす、閉じこめる)
(4)シビアアクシデント対応(ベントなど、緊急時対応)
(5)サイト外の緊急時対応(原子力防災)

 きわめて重要なことですが、多重防護は、「前段否定の論理」(※各レベルの
十分な対策を前提にして、あえてその効果が十分でなかった場合に備えて安全対
策を多層にすること)であって、相互に完全に独立していなければ意味がありま
せん。
 具体的には、「冷やすから、止まらなくてよい」「閉じ込めるから、冷やさな
くてよい」ではないのです。
 今回の場合、「非常用DGがあるから、外部電源喪失しても良い」という考え
は絶対に認められません。
 多重防護はかつては第3層まででしたが、5層への増層が1979年にフランスで
導入されその後欧州では90年代に一般化し、合衆国でも第4層を除いて導入され
ました。
 しかし、9.11同時多発テロにより、合衆国でも第4層の導入が迅速になされ、
5層の多重防護は旧西側世界での標準となっています。
 ところが、日本では2011年3月11日まで多重防護は3層までしかありませんで
した。 (中略)

 しかし、諸外国では起きても日本では起こり得ないとしてきたブラックアウト
が現実に発生し、その送電網に接続されている原子炉に重大インシデントである
長時間の外部電源全喪失が発生したことはたいへんに深刻なことです。
 しかも実際には北海道電力の送電網はブラックアウトに対して脆弱性があるこ
とが以前から分かっていたとのことで、ここに日本の宿痾である「安全神話」が
存在します。
 安全神話は、発見次第潰さねば多重防護に大きな穴を開けます。今回のインシ
デントは大きな教訓を残しています。

3.「泊発電所が稼働していれば大停電はなかった」論の愚 (中略)

4.そもそも「不適格」状態だった泊原発

 まず、泊発電所は、原子力規制委員会による審査に合格することが出来ずに稼
働できていません。したがって、大前提として泊発電所は商用原子力発電所とし
て法的に稼働できません。したがって、「泊が動いていれば」という仮定自体が
全く無意味です。 (中略)

5.泊発電所が動いていてもブラックアウトは起きていた (中略)

6.北海道電力は今回のブラックアウトを糧にせよ (後略)


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┗■3.9月6日未明に北海道で最大震度7の地震発生
 |  泊原発の外部電源喪失、非常用ディーゼル発電機で
 | 使用済み核燃料プールの冷却という綱渡り
 |  2年前の福島沖地震で福島第二原発3号機の冷却ポンプが
 | 一時停止した教訓もくみ取り、福島第二と同様、泊原発も廃炉に
 └──── 今井孝司(地震がよくわかる会)

○ 9月6日未明に北海道で起きた地震(「平成30年北海道胆振東部地震」)で、
亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。この地震から、少しでも教訓を得、
その後に生かしていくという形で、微力ながら、亡くなられた方の無念の思いに
答えていければと思います。

 今回の地震の記事等(59件)を集めた記事一覧(時系列)を当会HPにアップ
しました。トップページ( http://jishinga.com )から、特集コーナーの「平成
30年北海道胆振東部地震」のボタンをクリックするか、以下のアドレスから直接
たどりつけますので、よろしかったらご覧ください。
 http://jishinga.com/tokushuu/IBURI/main.html
 あと、上記記事一覧をKEYWORD毎の記事一覧に再構成したものを特集コーナーの
「胆振東部地震(KEYWORD)」に用意しましたので、そちらも併せて、ご活用下さい。

○ 今回の地震では、泊原発において、外部電源喪失、非常用ディーゼル発電機
起動で核燃料プールの冷却が行われるという、綱渡りのようなトラブルが発生し
てしまいました。
 発表された記事等の中に、2年前に起きた福島沖地震(M7.4)で、福島第二原
発3号機の使用済み核燃料プールの冷却が1時間半にわたって停止したことに言
及しているものは有りませんでした。

 筆者は、今回の泊原発のトラブルはこの2年前の福島第二原発3号機の冷却停
止トラブルと関連が深いと考えます。
 このトラブルは、その後の福島第二原発廃炉の大きな要因となりました。
 以前当会HPにアップした記事一覧ではありますが、上記の福島沖地震につい
て、2件の記事一覧(特集コーナーの「福島2-3地震により冷却ポンプ停止」と
「福島沖地震」)が有りますので、そちらも参考になさってください。


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┗■4.「経産省前テントひろば」は脱原発を実現するまで闘い続けます
 |  動画紹介 9.11脱原発テントひろば記念集会
 | 福島は終ってない!原発は終わりだ!
 └──── 木村雅英(経産省前テントひろば)

 9月11日は私たちの集会にご参加いただきご発言いただき、大変ありがとうご
ざいました。お蔭さまで320人以上の参加を得て、経産省に強く脱原発を訴えるこ
とができました。心より御礼申し上げます。
 多くの参加者が皆さまの力強いご発言に元気づけられたと、好意的感想が沢山
寄せられています。
 なお、UPLANさんとIWJさんがそれぞれ動画をアップしてくださいまし
た。よろしければご覧願います。

UPLAN
○20180911 UPLAN【前半】9.11脱原発テントひろば記念集会~福島は終ってない!
原発は終りだ!~
https://www.youtube.com/watch?v=kv39Bln_k-Q
○20180911 UPLAN【後半】
https://www.youtube.com/watch?v=YFxaY7T_8ko

IWJ
○2018.09.11 9.11脱原発テントひろば記念集会 ~福島は終ってない!
原発は終りだ!~
https://www.youtube.com/watch?v=nFVkSGZNkr4
○9.11脱原発テントひろば記念集会/渕上太郎スピーチ
https://www.youtube.com/watch?v=vu0jB_O0MJM


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by kuroki_kazuya | 2018-09-14 06:15 | 核 原子力 | Comments(0)