スキーにはまっています。


by 幸田 晋

結構面白かった今度の自民党総裁選

みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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結構面白かった
今度の自民党総裁選


「天木 直人の公式ブログ」  
2018年9月19日より転載


 いよいよあす20日に自民党総裁選の結果が判明する。

 それまでにまだ一日あるし、その間にも何が起きるかわからないが、それでも、ほぼ戦いは終わった。

 私はいまひとつ盛り上げりに欠けると書いたが、振り返ってみると結構面白かった。

 ひとつは恒例の記者クラブでの質疑応答を含め、メディアの質問が思った以上に安倍首相に厳しく、安倍首相がうろたえ、ぼろぼろと苦し紛れの答弁を繰り返した事だ。

 ふたつめは、論争から逃げるつもりの東方経済フォーラム出席で、安倍首相が思わぬ失態を演じたことだ。

 そして、やはり何といっても、斎藤健農水大臣がばらした安倍側近からの石破を応援するなら閣僚を辞めてからにしろという恫喝だ。

 笑って受け流せばいいものを、安倍首相がムキになって反論したから、自民党内に大きな禍根を残す問題に発展してしまった。

 そんな事実はない、もしそれが本当なら誰がそう言ったのか、名前を明かして欲しいと安倍首相が迫ったものだから、おとなしい斎藤大臣も、覚悟の上の発言だと反論し、石破氏も、斎藤健氏はウソをつくような人ではない、恫喝した者の名前が明らかになれば自民党が潰れると脅かした。

 自民党内の亀裂は深刻だ。

 これでもし石破氏が明日の開票で更に善戦したなら、3選後の安倍政権はますます面白くなる。

 野党に対する関心はますますなくなっていくだろう(了)

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「中国をけん制する意図はない」
という大ウソ
 

「天木 直人の公式ブログ」  
2018年9月19日より転載


 もはや口を開けばウソをつく安倍首相になってしまったごとくだが、ついにそのウソがまわりにまで伝染してしまったようだ。

 小野寺五典防衛大臣と菅官房長官が口をあわせたように18日の記者会見で強調したという。

 海上自衛隊が南シナ海で行った潜水艦訓練について、あれは、中国を念頭においたものではまったくない、と。

 そんないいわけが通用するとでも思っているのだろうか。

 いまや南シナ海は米国と中国が軍事覇権を競い合って一歩も譲らない海域であることは世界が知っている。

 アセアンの会議でも常にこの問題が大きな問題となっている。

 単なる技術の向上だけが目的なら、そんなホットな南シナ海まで、わざわざ出て行って訓練をするか。

 子どもでもわかるウソだ。

 それにしても安倍政権のやっている事は支離滅裂だ。

 一方において日中関係が改善したと喜び、安倍首相の10月訪中実現を安倍外交の成果であると宣伝する。

 その一方で、中国が最も強く反発する南シナ海基地化に対して、みずからばらしてけん制する。

 安倍首相の頭は、ついにどうかしてしまったのか。

 それとも、安倍首相の知らないところで、自衛隊が暴走したとでもいうのだろうか。

 どっちにころんでも尋常ではない。

 安倍政権はいよいよ末期状態になりつつあるのではないか(了)

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プーチン発言は千載一遇のチャンスと語った
産経新聞政治部長
 

「天木 直人の公式ブログ」  
2018年9月19日より転載


 今日発売の週刊新潮(9月27日号)で櫻井よしこ氏が教えてくれた。

 産経新聞の石橋文登と名乗る政治部長が、9月14日の「言論テレビ」でプーチン発言は千載一遇のチャンスだ、山が動く可能性があると語ったというのだ。

 その要旨はこうだ。

 日ソ共同宣言にはこう書いてある。

 ソビエトは日本の要望にこたえ歯舞群島及び色丹半島を日本に引き渡す事に同意する。ただしこれら諸島は日本とソ連の間に平和条約が締結された後に現実に引き渡されるものとすると。

 プーチン氏は日ソ共同宣言に非常にこだわりを持っている。ということは交渉次第では平和条約の後に2島が返って来るということだ。向こうからボールを投げて来た意義は非常に大きい、と。

 こう語ったというのだ。

 まさしく、私がプーチン提案を知った時に、千載一遇のチャンスだと書いたのはこういう理由からなのだ。

 「言論テレビ」なるものがどういうメディアか知らない。

 しかし、こういう意見こそ、堂々と大手メディアで取り上げられ、国論を二分する議論にすべきなのだ。

 そして、もし安倍首相が北方領土返還という歴史的業績を残したいなら、腹をくくって政治決断することが不可欠だ。

 ひとつは2島返還で行くと覚悟を決めることである。

 実はこの覚悟が出来なかったからこそ、歴代の首相は北方領土を取り返せなかったのである。

 これまで様々な政権が、官僚たちが、専門家たちが、あるいは2島返還、あるいは面積半分、などという部分的返還を先行させる試みをしてきた。

 あの鈴木宗男がそうだし、谷内正太郎もそうだ。

 しかし、その都度、外務省のロシアスクールや反ロシア専門家たちから袋叩きにあってきた。

 表向きは、敗戦直前に日本をだまし討ちする形で宣戦布告し、領土をかすめ取った、そんなロシアから固有の領土権を取り返すのは当然だというものだ。

 しかし、その本音はそうではない。

 部分返還ならいつでも出来たが、自分たちは原則論を守って苦労してきた。

 それなのに、方針を変更して、部分返還で北方領土問題を解決して手柄をたてられては、たまらない、という嫉妬心があるのだ。

 みな、この反対に勝てなかった。

 しかし1強で右翼の安倍首相なら、その気になれば出来るのだ。

 しかし、この理由よりもっと大きな障害がある。

 それは米国の圧力だ。

 1956年の日ソ共同宣言の時、もし米国が反対しなければ日ソ共同宣言通り、平和条約を結んで2島は帰って来ていたはずだ。

 当時の記憶がある国民は米国の圧力があったことなど知らないから、てっきりこれで2島が返ってくると思っていたはずだ。

 領有権がどちらにあるかという原則論にこだわらず、つまり不当に占領された領土を取り返すという考えにこだわらず、ロシアの領土を「引き渡してもらう」という事でよければ、北方領土問題は解決していたのだ。

 ところが米国がそれを許さなかった。

 サンフランシスコ条約に違反して領土変更を行うなら、米国は沖縄を返さないぞと。

 この恫喝こそ、北方領土を取り戻せない最大の理由なのだ。

 そしてまさしくプーチン大統領は安倍首相に何度もシグナルを送っている。

 返還した北方領土に米軍を駐留させないことを約束できるかと。

 つまり安倍首相が日米同盟を止めれば、2島は帰って来る可能性があるのだ。

 いや、いきなり日米同盟を廃棄しなくても、安倍首相がトランプ大統領と話しをつければ、2島は帰って来る可能性はあるのだ。

 いま、安倍首相は1強である。

 右翼を抑えられるはずだ。

 そしてトランプともプーチンとも信頼関係が固い事を誇っている。

 いましか返還のチャンスはない。

 そしてこのチャンスを逃せば2島どころか北方領土はびた一文返ってこない。

 経済開発に協力させられるだけで終わるのだ。

 安倍首相が政治決断する時は今だ。

 対米従属から自立し、日米同盟より憲法9条をこの国の基本方針にして国益を守る、それが出来るかどうか、その決断次第なのだ。

 ところが安倍首相はその逆をやろうとしている。

 そして、私がこのブログで一番書きたかった事は次のような櫻井よしこの締めくくりの言葉だ。

 彼女は最後にこう書いている。

 「小さな2島の返還にとどまるであろう日ソ共同宣言に立ちかえることだけを安倍首相が考えているわけではないだろう。22回に上るプーチン氏との、時には本音を見せ合う事もあったであろう首脳会談の中身を知るすべはないが、安倍氏ならば国益を損ねることはしないと思う。
 それにしても日本の立場は容易ではない。わが国は日米安保条約で守られているのであり、自力でロシアとわたり合うには限りがある。その限界の中で、北方領土も拉致も、解決しなければいけない。そうした限界を痛感するたび、いつも思う、一日も早い憲法改正が必要だ、と」

 あいた口がふさがらない。

 なんという情けない考えだろう。

 論理破綻した支離滅裂な思考だろう。

 こんな連中を友達にしているから、安倍外交はすべてが行き詰るのである(了)

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by kuroki_kazuya | 2018-09-20 06:05 | 日本の今後 | Comments(0)