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by 幸田 晋

マレーシア首相「エネルギー政策で原発を選択せず」 過去の事故理由に中国の「新植民地主義」かわす?

マレーシア首相
「エネルギー政策で原発を選択せず」

過去の事故理由に
中国の「新植民地主義」かわす?


9/19(水) 21:31配信より一部

ニューズウィーク日本版

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180919-00010014-newsweek-int

マレーシアのマハティール首相が前政権の原発導入政策を撤回すると宣言。その背景には原発の抱える問題のほかに、中国に呑み込まれまいとする意図も?

マレーシアのマハティール首相が電力などのエネルギー源として原子力を選択することはない、との立場を明らかにし国策として「反原発」を宣言した。これは9月18日にクアラルンプールで開かれた「電力供給産業会議2018」の開会式で、マハティール首相が行った基調講演の中で明らかにしたもので「マレーシアは電力確保の手段としては既存の方法を踏襲し、原子力は選択肢にはない」と述べ、エネルギー政策から原子力を除外する姿勢を明確にしたのだ。

マレーシアはナジブ前首相が就任した直後の2009年6月に政府として2020年以降の発電オプションとして原子力を選択肢の一つとすることを明らかにしている。その後2011 年には「マレーシア原子力発電公社(MNPC)」が設立され、原子力発電所計画により原発初号機の運転開始を2021年とし、2030年までに原発2基を導入するなどの方針が示された。

こうしたナジブ政権の原子力政策にマハティール首相が「待った」をかけた形となった今回の「反原発」宣言だが、その決定の理由には必ずしも中国との巨大プロジェクトの見直し、中止に代表される「ナジブ政権の諸政策の再考」というアンチ・ナジブ的側面ばかりがあるわけではないとされている。

マハティール首相は2018年5月の就任以来、ナジブ前首相の汚職追及と同時に同前首相が進めた中国政府との巨大開発インフラプロジェクトである東海岸高速鉄道画や南部ジョホールバル近郊で進む大規模都市計画の中止や見直しを積極的に進めている。

表向きは「国内経済優先、国益重視の観点」がその理由とされているが、実際は中国の一方的な「一帯一路」構想による「新植民地主義」(マハティール首相の北京訪問時の会見)からの脱却が理由であるといわれている。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-09-20 06:58 | 核 原子力 | Comments(0)