スキーにはまっています。


by 幸田 晋

50キロ以上離れた札幌・清田区でも液状化

50キロ以上離れた
札幌・清田区でも液状化
  
昔の人が住むのを避けていた水田や沼地に
人々が住むようになった

警戒せよ!生死を分ける
地震の基礎知識 その266

          
島村英紀(地球物理学者)

たんぽぽ舎です。【TMM:No3468】
2018年9月25日(火)
2018年9月26日, 水, 午前 03:28
地震と原発事故情報
より一部


┏┓ 
┗■1.伊方の地に原発反対の大きな声を轟かせましょう!
 |  9月30日の伊方現地全国集会は抗議集会として開催
 └──── 名出真一(伊方から原発をなくす会)

 既にご存知の方も多いかと思います。
 昨年12月に広島高裁によって伊方原発運転差し止めの仮処分決定が出されまし
た。これに対して四国電力が異議を申し立てていました。
 この決定が25日出され、異議を認めて、12月の仮処分決定は取り消されました。
12月決定はもともと今月末までという期限付きの決定でした。
 この時点でわざわざ取り消さなくても10月1日に伊方原発の再稼働が可能にな
ります。その期限の5日前に取り消し決定をした広島高裁(三木昌之裁判長)の
犯罪性は大きなものがあります。
 再稼働日の行動については改めてお知らせさせていただきます。
 9月30日の伊方現地全国集会は抗議集会として行いたいと思います。
あらためて多くの皆様の結集をお願いいたします。
伊方の地に原発反対の大きな声を轟かせましょう!!

◆2018年9月原発のない未来へ

 ◎9/30(日)伊方原発再稼働反対現地全国集会
  ゲスト:蓮池 透さん (元東電社員)
  日 時:9月30日(日)13:30より15:30
  場 所:道の駅伊方きらら館前歩道
(国道197号メロディーライン沿い)

 ◎9/30(日)蓮池 透さん講演会

  日 時:9月30日(日)18:30より20:30
  場 所:八幡浜市民スポーツセンター
      (サブアリーナ) 八幡浜市北浜1-5-1
 上記2つとも主 催:伊方から原発をなくす会
       連絡先:kyoudoukoudou@gmail.com


※関連報道
 広島高裁 伊方原発3号機、再稼働可能に 四電の異議認める
          (9月25日毎日新聞より見出しのみ)
詳しくはこちらを
https://mainichi.jp/articles/20180925/k00/00e/040/242000c?fm=mnm


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┗■2.2018年サクラ調査報告集(第15集)完成しました
 |  環境調査と原発放射能の関係
 | たんぽぽ舎のホームページからダウンロードできます
 └──── 山田昌郎 (サクラ調査ネットワーク・データ集計担当)

 遅くなりましたが,今年の春行なわれたサクラ調査の報告集ができあがり,た
んぽぽ舎のホームページからダウンロードできるようになりましたので,お知ら
せいたします。HPはこちらです。 http://www.tanpoposya.com/

 サクラ調査は,ソメイヨシノの花弁とガクの数,ガクの花弁化,雄しべの花弁
化,花弁の形態等を観察するもので,調査木1本当たり1000個程度の花を調査し
ます。
 2004年から調査を開始し,3.11東京電力福島第一原発事故のあった2011年には
第8回の調査を行ない,その後今回までさらに7回調査したことになります。
 調査は各地で環境問題に取り組んでおられる皆さんが自主的・継続的に行なっ
て,調査結果をたんぽぽ舎に寄せてくださっています。

 今年は開花期間が短かったため調査日の設定が難しかったにもかかわらず,鹿
児島,宮崎,愛媛,岐阜,富山,神奈川,東京,埼玉,福島,宮城から昨年と同
数の38本の木についての結果が集まりました。
 これまでの15回の調査木の本数は延べ1290本になりました。

 来年から新たに調査をやってみたいとお考えの方がいらっしゃいましたら,ぜ
ひ報告集をご参照いただいてご検討の上ご参加ください。
 また,調査ではなく報告集の編集やデータの解析作業の面でご協力いただけそ
うな方がいらっしゃいましたら,たんぽぽ舎までご連絡いただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。


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┗■4.50キロ以上離れた札幌・清田区でも液状化
 |  昔の人が住むのを避けていた水田や沼地に人々が住むようになった
 | 警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その266
 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 北海道地震(北海道胆振東部地震)で震源から50キロ以上も離れた札幌市でも
大きな被害があった。
 札幌の南東部にある清田区で舗装道路が壊れて陥没したほか、住宅が傾いて住
めなくなったのだ。液状化である。地元のテレビ局の女子アナが腰まで入って抜
けなくなった。救出されるのに6時間半もかかった。

 札幌市の人口は200万近い。北海道内で唯一、急激に膨張したところだ。
 清田でも、昔の川や低地を埋め立てて宅地が造られ、新興住宅が立ち並んだ。
「谷埋め盛り土」という工法だった。沢が流れる谷地を山から切り出した土で埋
める手法だ。そこが集中的にやられたのだ。地下に埋められた水道管が破損した
ことも被害を大きくした。
 しかも、埋め立てに使われた土は火山灰だった。震源地近くで崩れたのと同じ、
支笏(しこつ)カルデラから数万年前に出た火山灰だ。支笏湖から札幌市の南部
まで、広く分布している。

 1978年の宮城県沖地震(マグニチュード7.4)は初めての都市型災害を起こした
ので有名だ。
 マンションで玄関の鉄のドアが開かなくなったほか、ガスや水がストップした
都市生活がどんなに大変なものか、人々は思い知らされた。またブロック塀や門
柱の倒壊による死者が死者の半分以上もあった。どれも新顔の地震被害だった。
 それだけではなかった。地震で全壊した家1200戸の99%までが造成された土地
に建っていた家だったのだ。一般に古い家ほど地震に弱いが、新しい家が建って
いたこの新開地に被害が集中した。
 つまり、昔の人が住むのを避けていた場所に人々が住むようになったのだ。昔
の人が避けていた土地は水田や沼地だった。

 今回の地震でも、札幌市内の新興住宅地でこの悲劇が繰り返された。ほんの数
百メートル離れた場所でも、もと沢の上でなければ、ほとんど被害はなかった。
 都市への人口集中は札幌には限らない。日本中、いや世界全体の傾向である。
このため、都会が膨張して、いままで人が住んでいなかったところに新興住宅が
建ち並ぶようになっている。

 2011年の東日本大震災のときも、震源からはるかに離れた首都圏でも液状化の
被害が目立った。千葉県浦安の新興住宅地もそうだった。ここはちょっと前まで
海で、潮干狩りを楽しんだところだった。また茨城県や千葉県のあちこちで起き
た液状化は、利根川が氾濫した低地を埋めて宅地にしたところに起きた。

 近頃の新しい建物は地震に丈夫に出来ている。しかし、地盤や土台が液状化で
傾いてしまえば、住宅としては無傷でも、住めなくなってしまう。
 もう一度住むためには、建て直さなければならない。だが地盤を含めて直すに
は多大の金がかかってしまう。
 庶民としては、その土地の昔を知るべきであろう。近年の宅地開発で、低地や
谷や沢を表す昔の地名を消してしまって、緑が丘だ美しが丘だという新しい地名
に惑わされてはいけないのだ。

(島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/
 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より9月21日の記事)


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by kuroki_kazuya | 2018-09-26 06:15 | 核 原子力 | Comments(0)