スキーにはまっています。


by 幸田 晋

金・プーチン首脳会談の実現でますます孤立する安倍首相

みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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金・プーチン首脳会談の実現で
ますます孤立する安倍首相


「天木 直人の公式ブログ」  
2018年10月12日より転載


 このところプーチン大統領の積極的な対北朝鮮外交が目立つ。

 そのことをきょう10月12日の共同通信が教えてくれた。

 つい最近、中露北朝鮮の三か国が協議し、北朝鮮に対する国連の制裁を緩和すべきだとの共同声明を発表した事があった。

 この三カ国協議はロシアが呼びかけたものだったというのだ。

 トランプとのこれ以上の関係悪化をためらう習近平が、対北朝鮮支援に及び腰である隙をついて、北朝鮮を積極的に支援して、金正恩の歓心を買おうとしているというのだ。

 そして、ついにプーチン大統領と金正恩委員長の初会談が急浮上しているという。

 すなわち、米朝首脳会談が11月6日の米国中間選挙以降になる見通しになった。

 それにともなって、金正恩委員長の訪ロが近く行われる可能性が出て来たというのだ。

 もちろん、プーチン大統領が金正恩委員長に訪ロを要請しているのだ。

 どうやら安倍首相は北方領土問題だけでなく、対北朝鮮外交においてもプーチン大統領に出し抜かれそうだ。

 いうまでもなく、朝鮮半島をめぐる和平と非核化に関するこれまでの首脳外交では、米中韓北朝鮮の4首脳が主役で、おいてけぼりを食らっていたのはプーチン大統領と安倍首相であった。

 そしてついにプーチン大統領が前面に出ようとしているのだ。

 金正恩委員長との首脳会談でも先を越されるのだ。

 みているがいい。

 そのうちプーチン大統領は日本だけ外した5カ国協議を提唱してくるだろう。

 これは安倍首相にとって悪夢だ。

 プーチン大統領がこんな事を言い出すようでは、シンゾー・ウラジミールの友好関係は本物ではなかったということだ。

 北方領土の返還など夢のまた夢である(了)

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もはや回数だけしか誇るものがなくなった
安倍首相の対ロ首脳外交


「天木 直人の公式ブログ」  
2018年10月12日より転載


 最近の私の書くものは、どうも安倍外交批判ばかりになってしまうのだが仕方がない。

 外交は私の専門分野だからだ。

 そして安倍外交の出来の悪さがあまりにも目立つからだ。

 きょう10月12日の読売新聞が一面で書いた。

 日露両政府は安倍首相とプーチン大統領の次回首脳会談を11月中旬にシンガポールで開かれる東アジア首脳会議に合わせて行う方向で調整に入ったと。

 通算で24回目になるという。

 このあいだウラジオストックで行った首脳会談が22回目だったはずだ。

 なぜ今度が24回目なのか。

 そう思って気づいた。

 そういえば、国連総会でニューヨークへ行った際に23回目の首脳会談をしていたのだ。

 それにしても、何を話し合うのか。

 読売新聞のその記事は、プーチン大統領の言い出した「前提条件なしで日露平和条約の年内締結」の扱いが焦点になるという。

 日本側としては、プーチン提案の真意や、北方領土問題の進展につながる可能性があるかどうかを見極めたいという。

 いまごろ何を寝ぼけた事を言っているのだろう。

 だったらなぜあの時安倍首相はプーチン大統領に沈黙したままだったのか。

 なぜ即座にその提案の真意を質さなかったのか。

 これでは、何度首脳会談をくり返しても無意味だ。

 その読売新聞はこう付け足している。

 「さらに、11月30日ー12月1日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催される主要20カ国・地域首脳会議も利用し、もう一度日露首脳会談を実現する方向で調整している」と。

 さすがの読売新聞も書かなかったが、私が書く。

 それが実現すれば25回目となる。

 もはや回数を重ねる事だけしか意味のない安倍・プーチン首脳会談に成り下がってしまったわけだ。

 ついでに言えば、よくもここまで頻繁に外遊できるものだ。

 世界を飛び回るしか意味のない安倍地球儀俯瞰外交である(了)

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安倍首相・昭恵夫人に
とどめを刺すことになる籠池夫人の獄中記


「天木 直人の公式ブログ」  
2018年10月12日より転載


 森友学園の前理事長である籠池泰典氏の夫人諄子さんが、大阪拘置所に拘禁されていた300日間に書いた手紙をまとめた本が近く出版されるという。

 「許せないを許してみる 籠池のおかん『300日』本音獄中記」(双葉社)がそれだ。

 10月17日発売予定だという。

 そのことを私は発売中の週刊大衆(10月29日号)で知った。

 その一部を週刊大衆が紹介している。

 その記事をたまたま目にした私は、この獄中記こそ、何も悪い事はしていないと白を切って逃げ切ろうとしている安倍首相と昭恵夫人に、そうはさせじと、とどめを刺す本になると直感した。

 とどめを刺すという意味は、決して安倍政権が倒れるとか、安倍夫妻が罪に問われるとか、そういう事ではない。

 おそらく安倍夫妻はこのまま逃げ切り、安倍政権は続き、昭恵夫人もこれまでどおりの自由奔放な夫人であり続けるだろう。

 しかし、この本は、安倍夫妻の生きざまが、いかに人間性に背いた卑劣なものであるかを浮き彫りにするだろう。

 たとえば安倍首相側のウソだ。

 籠池夫人はこう書いている。

 菅(官房長官)は会見で、「この問題を大きくしたのは政策議論に集中しない野党と些末なことを書きたてるメディアのせい」と事あるごとに主張してきたが、違う。この話題を必要以上に大きくしたのは、ほかならぬ安倍さんご本人・・・ここまで政府関係者がウソにウソを重ね、誠実な答弁が出来ない立場に追い込まれたのも首相の答弁のせい。つまり、「私や妻が関係していたならば、間違いなく総理大臣も国会議員もやめる」と答弁したからだ、そう籠池夫人は見事に言い当てている。

 きわめつきは昭恵夫人について書き、語っているところだ。

 決して諄子夫人は昭恵夫人の事を悪く書かず、出会いの経緯だけを書いて塚本幼稚園と昭恵夫との間につながりを証明している。そして昭恵さんは私の事を好きです。それだけは自信がありますと、書いている。

 その昭恵夫人が首相と自らの保身の為に諄子さんをあっさり見捨てたのだ。

 週刊大衆の記者がインタビューで、いま昭恵夫人に何を思うのかと聞かれたら、言いたいとはいっぱいあるが言葉にはできないと語ったところで、横にいた籠池氏が、悔しい事はいっぱいあると言い出そうとした時に、それを遮って諄子夫人はこう語っている。

「お父さん、もうエエやん。そんなこと。終わったことや。もう、あの人には関わらんとこ。考えたくないねん。おかげさまで、役職とか地位とか学歴とか財産で人を判断してはいけないことを学ばせてもらった。それには昭恵さんに感謝している」と。

 昭恵夫人はこの言葉を何と聞く。

 間違いなくこの「獄中記」は安倍夫妻の良心にとどめを刺す事になるだっろう。

 はたしてどこまで反響があるだろうか(了)

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by kuroki_kazuya | 2018-10-13 06:05 | 日本の今後