スキーにはまっています。


by 幸田 晋

日米本格交渉を前にして早々と白旗を挙げた茂木敏充大臣

みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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日米本格交渉を前にして
早々と白旗を挙げた茂木敏充大臣


「天木 直人の公式ブログ」  
2018年10月17日より転載


 きのう10月16日の毎日新聞が、日米貿易交渉の担当大臣である茂木敏充経済再生担当大臣に単独インタビューして、極めて重要な発言を引き出すのに成功していた。

 すなわち茂木大臣はそのインタビューの中で、「車で攻め、農業で守る」という言葉を使って、米国の理不尽な要求に対し、最後は自動車産業の利益を守るために農業を犠牲にするという本音を漏らしたのだ。

 もちろん、そんなあからさまな表現はしていない。

 自動車で攻めるという意味は、「米国が日本の農産品についてTPPと同水準を求めてくるのであれば、米国の工業品について、日本は米国にTPPと同様の内容を求める」

 すなわち、米国と対等の立場で交渉に当たると偉そうに言っている。

 これが茂木氏の言う「自動車で攻める」と言う意味なのだ。

 しかし、その一方で、一部の農産品について、TPPの水準を超えるものも出てくると、譲歩の可能性を示している。

 「(この間発表したばかりの日米首脳会談後の共同声明に書かれている)『最大限』ということは全体としての話であり、仮にどこかでそれより突き抜ける部分が出て来たら、違うところで、そこよりへこむ」ことになればいいといっている。

 つまりこれは一部産品でTPP以上に譲歩する事を認めたということだ。

 しかもである。

 自動車についても譲歩する事になるのだ。

 つまり自動車は関税交渉だけではない。

 数量規制こそが米国の対日攻勢の切り札だ。

 この数量規制については、反対するとは言っているが、最後にどうなるかは交渉次第だという。

 つまり、茂木大臣はこの毎日新聞の単独インタビューで、来るべき日米交渉について早々と白旗をあげたのだ。

 あの日米首脳会談からわずか一カ月で本音を口走ったのだ。

 私は今日の各紙がこの茂木大臣の発言をどう報じるか注視していたが、どの新聞も報じていない。

 メディアもまた米国の圧力に譲歩するしかない事を知っているのだ。

 知っているから、いまは書かないのである(了)

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欧州訪問で
文在寅大統領に先を越された安倍首相


「天木 直人の公式ブログ」  
2018年10月17日より転載


 消費税増税の準備を閣僚に命じたと思ったら、いつのまにか安倍首相はそのまま欧州外遊にでかけたらしい。

 文字通り外遊が最優先の安倍首相だ。

 しかし、その欧州外遊でも、安倍首相は文在寅韓国大統領に遅れを取った。

 文在寅大統領は安倍首相よりも一足早く欧州を歴訪中だ。

 そして安倍首相より早く15日にフランスでマクロン大統領と会っている。

 先を越されたのはタイミングだけではない。

 その会談内容こそ先を越されたのだ。

 きょうの各紙が報じている。

 文在寅大統領はマクロン大統領に、北朝鮮の金正恩委員長は自分(文在寅大統領)に対し、米国による「相応の措置」が見られれば、「核・ミサイル実験の中断や生産施設の廃棄だけではなく、現在保有する核兵器と核物質全てを廃棄する用意があると明らかにした」ことを伝えたというのだ。

 そして、マクロン大統領に、「少なくとも北朝鮮の非核化が後戻りできない段階に来たとの判断が立てば、国連制裁の緩和を通じて非核化を更に促進すべきだ」と安保理の常任理事国としての役割を果たすよう求めたというのだ。

 その後にマクロン大統領と会談する安倍首相は、例によって北朝鮮の非核化に向けて制裁を緩めてはいけないと要請するに違いない。

 文在寅大統領と安倍首相の相次ぐ異なる要請に、マクロン大統領がどう答えるかは、もちろんマクロン大統領の判断だ。

 しかし、金正恩委員長と直接会って得た極秘情報を携えて首脳会談に臨んだ文在寅大統領の首脳外交と、何の情報も持たずにひたすら拉致問題の解決と北朝鮮への制裁を緩めるなと繰り返すだけの安倍首相の地球儀外交のどちらに、マクロン大統領が聞く耳を持つかは明らかだ。

 文字通り安倍地球儀俯瞰外交は、文在寅大統領の南北融和の懸命の首脳外交に先を越されたのである(了)

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by kuroki_kazuya | 2018-10-18 06:05 | 日本の今後 | Comments(0)