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by 幸田 晋

経済界の人材不足、極まれり 「77歳川村隆東電会長」が象徴 社内官僚化の弊害

経済界の人材不足、極まれり 

「77歳川村隆東電会長」が象徴 

社内官僚化の弊害


産経新聞 5/13(土) 14:00配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170513-00000528-san-bus_all

 人手不足が介護や宅配などさまざまな分野で問題になっている。このほど発表された3月の有効求人倍率は1.45倍とバブル期以来26年ぶりの高水準である。それとは性格が違うが、経済界の人材不足も甚だしい。

 東京電力ホールディングスの次期会長に川村隆・日立製作所名誉会長が6月に就任する人事は、象徴的である。川村氏は77歳である。しかも出身の日立は、東電に原子力発電機器などの電力設備を納入する重電メーカーである。形式的には利益相反の懸念を否定できない。

 ある経済団体の首脳は「川村さんはたぶん日立を辞めるでしょう」と推測する。現在の名誉会長は大学教授のOBに与えられる名誉教授のようなものにすぎない。それでも瓜田に履(くつ)を納(い)れず、李下に冠を正さず、の例えに従えば、日立を完全に離れる必要があるのかもしれないというわけだ。

 川村氏個人は端正な人柄である。日立グループに配慮して東電の利益を損なうようなことをするとはまず考えられない。経済産業省のコーポレート・ガバナンス・システム研究会の議事要旨に、川村氏の発言が載っている。「どんな立派な人でも必ず腐敗する。あるいは年をとって劣化すると思っているので、何らかの歯止めが必要」と、何もかもわきまえている。

 今の経団連会長は2014年に就任した榊原定征・東レ相談役最高顧問だが、選考段階での下馬評では川村氏が本命候補だったことはよく知られている。しかし当時、水を向けても「74歳の僕なんかに会長をやらせたら、経団連がかわいそうだ」と言下に否定していた。経団連会長になるには、日立の会長を続けなければならない。「(経団連会長を)4年務めたら私は78歳。それより日立会長を退いて当社を若返らせ、海外で成長させた方が日本全体のためになる」(14年3月17日付日本経済新聞)と語っている。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-05-14 06:15 | 核 原子力 | Comments(0)