徴用工問題で安倍首相を窮地に立たせる事になる週刊新潮
2018年 11月 09日
みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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徴用工問題で安倍首相を
窮地に立たせる事になる週刊新潮
「天木 直人の公式ブログ」
2018年11月8日より転載
徴用工判決に怒り狂っているのは安倍政権だけではない。
日本のメディアもまた韓国叩き一色だ。
その中でも、きょう発売の週刊新潮(11月15日号)の特集記事は
これ以上ない激しい文在寅政権批判だ。
朝日新聞から産経新聞に至るまで、大手紙の徴用工判決をめぐる記事を引用し、「珍しく日本のメディアは『一枚岩』となった・・・普段は対立する各紙が、10月31日付の紙面では『韓国批判』で歩調を合わせた。こうした『大同団結』をもたらしたのは、その前日の、まさに国際常識を完全に無視した『徴用工判決』だった・・・」という文章で始まる、その一大特集記事は、なんと6ページにわたって韓国批判で埋め尽くされている。
しかし、週刊新潮は大きな間違いを犯した。
その中で 加藤六月元農水相の長女である加藤康子を登場させて韓国批判をさせている。
これは大失敗であり、安倍政権の命取りになり兼ねない。
何が問題か。
彼女は「産業遺産国民会議」の専務理事であり、軍艦島を含む「明治日本の産業革命遺産」を2015年に世界文化遺産に登録させた影の立役者だ。
その際に、韓国政府や韓国の市民団体から猛烈な反発を受けたことは記憶に新しい。
なぜか。
それは軍艦島での強制労働者の実情について韓国の主張はウソだと否定して一大論争を起こしたからだ。
週刊新潮のその記事は、そんな加藤康子をわざわざ登場させて、今度の徴用工判決を、「当然、納得は行きません。『あり得ない』とコメントされた安倍総理の談話がすべてを代弁していると思います」としゃべらせている。
加藤康子が、ただの右翼女子ならいいだろう。
しかし、加藤康子は安倍晋太郎の朋友であった加藤六月農水大臣の長女だ。
その関係で、安倍晋太郎の妻、すなわち、安倍晋三の母、安倍洋子と加藤六月の妻はいまでも一番の仲良しだ。
おまけに安倍首相がもっとも頼りにしている加藤勝信総務会長の妻は、加藤六月の次女であり、長女の加藤康子は義姉である。
つまり加藤康子は安倍首相のインナーサークルの主要人物なのだ。
その加藤康子が安倍首相と一緒になって週刊新潮誌上で徴用工批判をしている。
寝た子を覚ますとはこの事だ。
軍艦島の世界遺産登録をめぐる疑惑について韓国世論に再び火が付けば日韓関係はさらに悪化する。
安倍一族で歴史認識を私物化してると言われかねない。
今度は安倍首相が矢面に立たされる。
またもや安倍首相は女難に見舞われることになる。
週刊新潮の韓国叩きの記事は、安倍首相を窮地に追い込むかもしれない(了)
*****
いまこそポストトランプを見越した
対米外交を始める時だ
「天木 直人の公式ブログ」
2018年11月8日より転載
中間選挙が終わった。
結果は想定内だった。
つまり上院は共和党優位にかわりなく、下院は民主党が逆転してねじれ現象が起きたという予想通りの結果だった。
しかし、この予想通りの結果をどう見るかは人によって異なる。
私はこれで二年後の大統領選でのトランプの再選はなったという見方に与する。
そして、今度の選挙で目立った、女性と若者がトランプを嫌ったという米国に注目する。
二年後の米国は様変わりするだろう。
もしそうであれば、これからの二年間の対米外交は、トランプにおもねる必要はないという事だ。
それは何も急に安倍首相が反トランプになれという事ではない。
安倍首相はこれまで通りトランプに従属するしかなく、そうしてればいいのだ。
しかし、安倍首相の後に続く首相候補者は、いまから民主党の動向をよく見極めて、民主党とのパイプを強化して行かなくてはいけない。
そして、そのことは安倍政権では無理だ。
ここまでトランプとの個人的を重視して来た安倍首相だ。
安倍政権はトランプ政権と運命を共にするしかなく、トランプの退場と共に退場するしかなくなったのだ。
それが、今度の米国中間選挙が教えてくれる事である。
果たして、安倍首相の後に、誰がこの国の首相になり、その首相がどのような対米自主、自立外交をしてくれるか、である。
いまのところ、誰が安倍首相の後になるのか、まったく見えてこない。
はっきりしている事は、今の野党では、正しい対米外交が出来そうな政治家は皆無だということだ。
同時に自民党の中から誰が急浮上するのかもまた見通せない。
ひょっとして意外な人物が現れるのかもしれない。
しかし、誰が日本の首相になっても、国をあげて新しい米国と、健全で正しい関係を構築するしかない。
挙国一致してトランプ後の米国と向かい合っていかなければいけない。
それほど大きな歴史的転換期にあると私は思っている(了)
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徴用工問題で安倍首相を
窮地に立たせる事になる週刊新潮
「天木 直人の公式ブログ」
2018年11月8日より転載
徴用工判決に怒り狂っているのは安倍政権だけではない。
日本のメディアもまた韓国叩き一色だ。
その中でも、きょう発売の週刊新潮(11月15日号)の特集記事は
これ以上ない激しい文在寅政権批判だ。
朝日新聞から産経新聞に至るまで、大手紙の徴用工判決をめぐる記事を引用し、「珍しく日本のメディアは『一枚岩』となった・・・普段は対立する各紙が、10月31日付の紙面では『韓国批判』で歩調を合わせた。こうした『大同団結』をもたらしたのは、その前日の、まさに国際常識を完全に無視した『徴用工判決』だった・・・」という文章で始まる、その一大特集記事は、なんと6ページにわたって韓国批判で埋め尽くされている。
しかし、週刊新潮は大きな間違いを犯した。
その中で 加藤六月元農水相の長女である加藤康子を登場させて韓国批判をさせている。
これは大失敗であり、安倍政権の命取りになり兼ねない。
何が問題か。
彼女は「産業遺産国民会議」の専務理事であり、軍艦島を含む「明治日本の産業革命遺産」を2015年に世界文化遺産に登録させた影の立役者だ。
その際に、韓国政府や韓国の市民団体から猛烈な反発を受けたことは記憶に新しい。
なぜか。
それは軍艦島での強制労働者の実情について韓国の主張はウソだと否定して一大論争を起こしたからだ。
週刊新潮のその記事は、そんな加藤康子をわざわざ登場させて、今度の徴用工判決を、「当然、納得は行きません。『あり得ない』とコメントされた安倍総理の談話がすべてを代弁していると思います」としゃべらせている。
加藤康子が、ただの右翼女子ならいいだろう。
しかし、加藤康子は安倍晋太郎の朋友であった加藤六月農水大臣の長女だ。
その関係で、安倍晋太郎の妻、すなわち、安倍晋三の母、安倍洋子と加藤六月の妻はいまでも一番の仲良しだ。
おまけに安倍首相がもっとも頼りにしている加藤勝信総務会長の妻は、加藤六月の次女であり、長女の加藤康子は義姉である。
つまり加藤康子は安倍首相のインナーサークルの主要人物なのだ。
その加藤康子が安倍首相と一緒になって週刊新潮誌上で徴用工批判をしている。
寝た子を覚ますとはこの事だ。
軍艦島の世界遺産登録をめぐる疑惑について韓国世論に再び火が付けば日韓関係はさらに悪化する。
安倍一族で歴史認識を私物化してると言われかねない。
今度は安倍首相が矢面に立たされる。
またもや安倍首相は女難に見舞われることになる。
週刊新潮の韓国叩きの記事は、安倍首相を窮地に追い込むかもしれない(了)
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いまこそポストトランプを見越した
対米外交を始める時だ
「天木 直人の公式ブログ」
2018年11月8日より転載
中間選挙が終わった。
結果は想定内だった。
つまり上院は共和党優位にかわりなく、下院は民主党が逆転してねじれ現象が起きたという予想通りの結果だった。
しかし、この予想通りの結果をどう見るかは人によって異なる。
私はこれで二年後の大統領選でのトランプの再選はなったという見方に与する。
そして、今度の選挙で目立った、女性と若者がトランプを嫌ったという米国に注目する。
二年後の米国は様変わりするだろう。
もしそうであれば、これからの二年間の対米外交は、トランプにおもねる必要はないという事だ。
それは何も急に安倍首相が反トランプになれという事ではない。
安倍首相はこれまで通りトランプに従属するしかなく、そうしてればいいのだ。
しかし、安倍首相の後に続く首相候補者は、いまから民主党の動向をよく見極めて、民主党とのパイプを強化して行かなくてはいけない。
そして、そのことは安倍政権では無理だ。
ここまでトランプとの個人的を重視して来た安倍首相だ。
安倍政権はトランプ政権と運命を共にするしかなく、トランプの退場と共に退場するしかなくなったのだ。
それが、今度の米国中間選挙が教えてくれる事である。
果たして、安倍首相の後に、誰がこの国の首相になり、その首相がどのような対米自主、自立外交をしてくれるか、である。
いまのところ、誰が安倍首相の後になるのか、まったく見えてこない。
はっきりしている事は、今の野党では、正しい対米外交が出来そうな政治家は皆無だということだ。
同時に自民党の中から誰が急浮上するのかもまた見通せない。
ひょっとして意外な人物が現れるのかもしれない。
しかし、誰が日本の首相になっても、国をあげて新しい米国と、健全で正しい関係を構築するしかない。
挙国一致してトランプ後の米国と向かい合っていかなければいけない。
それほど大きな歴史的転換期にあると私は思っている(了)
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by kuroki_kazuya
| 2018-11-09 06:05
| 日本の今後