スキーにはまっています。


by 幸田 晋

「地震州」アラスカでM7 カリフォルニアに津波の恐怖

「地震州」アラスカで
M7 カリフォルニアに津波の恐怖

警戒せよ!
生死を分ける地震の基礎知識 その277
      
島村英紀(地球物理学者)


たんぽぽ舎です。【TMM:No3535】
2018年12月15日(土)午後 07:29
地震と原発事故情報
より一部

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┗■1.〈廃炉にしてね〉
 |  替え歌の紹介(「ムーミン」主題歌のメロディー)
 └──── 奥内幸子(たんぽぽ舎ボランティア)

1.日本原電 聞こえて ますか?
  知らんぷり しないで、
  見えないふり しないで、
  出てきて 下さい

機械は こわれるもの
40年も 経てば
  ケーブルも 燃えるわ
  お願いだか~ら~~ 原発ッ、 やめて!

2.日本原電 聞こえて ますか?
  知らんぷり しないで、
  見えないふり しないで、
  おはなし しましょ

機械は こわれるもの
40年も 経てば
  配管も ずれるわ
東海第二~~ 廃炉に、 してねっ!


┏┓ 
┗■3.「地震州」アラスカでM7 カリフォルニアに津波の恐怖
 | 警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その277
 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 11月30日の朝(日本時間では12月1日の未明)、米国アラスカ州でマグニ
チュード(M)7.0の強い地震があった。震源がアンカレッジ市内北部だったこ
とで市内では甚大なインフラ被害が発生し、多数の住宅や建物が損傷した。
一部地域では停電も発生した。アンカレッジ市はアラスカ州の最大都市だ。

この近くにはアラスカを南北に縦断する世界最長級の原油パイプライン
「トランスアラスカパイプライン」が通っている。パイプラインは予防措置
として送油を停止したが、損傷がないことが確認され、送油を再開した。

 米国全体では地震が起きるところはごく限られている。数少ない例外、
アラスカでは陸地が載った北米プレートに太平洋プレートが衝突している。
東北日本と同じ構図で、よく地震が起きる。げんに1964年にはアンカレッジ
の東方でM9.2の「アラスカ地震」が起きて、世界最大の液状化を生むな
ど、大きな被害を生んだ。当時は1974年に工事が始まり1977年に完成した
「トランスアラスカパイプライン」が作られる前だった。

 もうひとつ、米国で地震がよく起きるのが西海岸のカリフォルニア州だ。
 ここには世界でも最長クラスの長さ1300キロもあるサンアンドレアス断層
という活断層があり、1906年のサンフランシスコ地震など多くの地震を起こ
してきている。サンフランシスコ地震はM7.8。700人以上が死亡し、地震に
よる火災で中心部の商業地区が崩壊した。米国の主要都市で起きた最も被害
の大きい自然災害だった。
 サンアンドレアス断層で想定されているM8.5以上の巨大地震を「ビッグ
ワン」と称して長年、警戒してきている。

 だが、カリフォルニア州では、2011年の東日本大震災で日本での津波の大
被害が報じられて以後、津波の被害がにわかにクローズアップされるように
なった。
 カリフォルニア州での一番の心配は、アラスカで大地震が起きて、その地
震からの津波が襲って来ることになった。
 2013年に米国地質調査所(USGS)が出した被害予想では、アラスカで
M9の地震が起きると甚大な経済的被害を受け、75万人が避難を余儀なくさ
れるという。

 カリフォルニア州沿岸部の4分の3は幸いなことに断崖の上であるため、
津波の被害を直接受けずに済むだろうと報告書は述べている。
 一方、残る4分の1は津波の危険にさらされる。これらはカリフォルニア
州の資産のうち、最も経済的価値が高い資産ゆえ、被害も甚大だと言う。
また、カリフォルニア州に原子力発電所は二ヶ所あり、どちらも沿岸部に
ある。

 今回のアラスカでの地震がM9よりも小さかったことを聞いて、カリフォ
ルニアでは胸をなで下ろしたに違いない。
 しかし、今年はじめにも「地震州」アラスカでM7.9の地震も起きている。
いつかは、アラスカで大地震が起きて大きな津波がカリフォルニア州を襲う
可能性がけして低くはないのである。

 (島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/
「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より12月6日の記事)


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┗■4.新聞より3つ
 └──── 

 ◆死の2カ月半前、「後世に残してほしい」と
  自宅で長時間、取材に応じた
  福島県浪江町の前町長、馬場有(ばばたもつ)氏の遺言

 「何でも話す」。代わりに、掲載は「私が許可するか、万一のことが
あった後に」という条件をつけた。(三浦英之)
  ◇
 原発事故の対応に奔走した首長が、後世に伝えたかったことは何か。
 死の直前、思いを受け取った記者が「遺言」として報告します。
   (12月14日朝日新聞3面「てんでんこ・遺言[1]町長」より抜粋)

《事故情報編集部》より
  12月14日より朝日新聞「てんでんこ」にて連載が
 開始されました。可能な方は、ぜひお読み下さい。
 登録が必要ですが下記から読むことができます。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13810880.html 


 ◆7号機の対策工事2020年12月完了
  東電・柏崎刈羽原発、規制委に計画を申請

 東京電力柏崎刈羽原発の設楽親所長は13日の会見で、新規制基準に基づ
き、7号機で実施中の安全対策工事を2020年12月に完了する計画を明らかに
した。工事完了後に原子炉を起動して行う検査に移行する。
 設楽所長は「計画は許認可手続き上のもので、再稼働時期を想定したもの
ではない。地元の理解が大前提だ」と述べ、原子炉の起動前に地元同意を
得る必要があるとの認識を改めて示した。(中略)

 工事完了後、原子炉を起動して確認する検査に移行するタイミングが、
事実上の再稼働となる=表参照=。計画では「2021年1月以降」とした
移行を、地元が同意するかどうかが焦点となる。
 県は同原発の安全性を巡り、独自に「三つの検証」を行っている。花角
英世知事は「検証を終えるまで再稼働の議論はしない」との立場を堅持して
おり、県の対応が注目される。(後略)
             (12月14日「新潟日報MORE」より抜粋)
詳しくはこちらを
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20181214438690.html


 ◆ブッシュの負の遺産
  1991年イラク戦での劣化ウラン弾の使用、
  民間人避難所への爆撃など 師岡(もろおか)カリーナ(文筆家)

 先月末に死去した米ブッシュ(父)元大統領にささげられた追悼記事の
数々。特定の誰かと比べて「高潔な政治家だった」と美化する論調が主流
だが、湾岸戦争を中東の大学生として経験した私の思いは複雑だ。

 イラクによるクウェート侵攻を機に、1991年に米国率いる多国籍軍が対
イラク戦を開始すると、米側についたエジプトでは大学が3週間閉鎖され
た。当局は、当然予想された学生の反戦デモが面倒だったのだ。それでも、
休み明け早々にデモは敢行された。
 治外法権の敷地を取り囲む治安部隊が催涙ガスを発し、学生はレンガを
投げて応戦する中を、私は必死で脱出したのを思い出す。

 イラクのクウェート侵攻は正当化できないが、挑発や誘導がなかったわけ
ではない。また開戦ムードを盛り上げた、「イラクの大量石油放出により
全身を黒い油に覆われた鳥」の写真も、「イラク軍は保育器から赤ちゃんを
取り出して殺している」という証言も、ウソだと後にわかった。

 そして市民の犠牲。イラクのアーミリーヤ・シェルターは、民間人の避難
所であることが把握されていたにもかかわらず米軍に爆撃され、400人強が
死亡したと言われる。
 米軍が使用した劣化ウラン弾などの影響と思われる極度の障害を負って
生まれてきた子どもたちを、私はこの目で見た。
これもブッシュ氏の遺産である。
     (12月15日東京新聞朝刊25面「本音のコラム」より)

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by kuroki_kazuya | 2018-12-16 06:15 | 核 原子力 | Comments(0)