スキーにはまっています。


by 幸田 晋

日本列島の最近の地震活動と噴火

日本列島の最近の地震活動と噴火
  
その1「北海道地震、大阪北部地震ほか」
    
・海溝型の大地震にも大きな問題が
        
島村英紀氏の
たんぽぽ舎・講演レジュメより…「連載3」



たんぽぽ舎です。【TMM:No3541】
2018年12月22日(土)午後 06:49
地震と原発事故情報
より一部

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┗■1.日本列島の最近の地震活動と噴火
 |  その1「北海道地震、大阪北部地震ほか」
 |  ・海溝型の大地震にも大きな問題が
 └──── 島村英紀氏のたんぽぽ舎・講演レジュメより…「連載3」

●海溝型の大地震にも大きな問題が

 海溝型の大地震についても問題が多い。特定の海溝型地震がクローズ
アップされることによって、「次に起きる大地震」が、この特定の海溝型
地震に違いない、という刷り込みが行われることだ。
 阪神淡路大震災の前には、1976年に始まった「東海地震騒ぎ」があった。
次に起きる大地震は東海地震に違いない、と政府も自治体も、そして一般人
も思い込んだときに、「関西には地震はない」はずのところに襲ってきたの
が阪神淡路大震災だった。

 今回も、似た状況にあった。北海道南東沖の巨大な海溝型地震が起きる
可能性が高い、と政府が発表している足元で、まったく別の内陸直下型
地震、北海道胆振東部地震が起きてしまったのだ。
 これからも、南海トラフ地震が「次に起きる大地震」ではないかも知れ
ない。海溝型地震はいずれは起きる。
 しかし、現在の学問では、いつ起きるか分からない。その間に大きな
内陸直下型地震が大被害を生んでしまう可能性が低くはないのである。
   (「連載4」に続く)


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┗■2.年末年始の「経産省前テントひろば」の活動案内
 |  12/29(土)より1/3(木)は12時より15時まですわり込み
 | 1/4(金)17時よりの新年初抗議行動(参加者につきたての餅を進呈)
 |  1/6(日)脱原発青空川柳句会 12時より15時
 └──── 乱 鬼龍 (「経産省前テントひろば」)

1.「経産省前テントひろば」は、年末年始も1日も休まず、すわり込み
 抗議行動を続けます。
 ただし、12月29日(土)より1月3日(木)は「日曜体制」となり、12時より
 15時までの行動となります。

2.1月4日(金)は、17時からの経済産業省に対する新年初抗議行動に合
 わせて、つきたての「もち」を参加者に進呈します。

3.1/6(日)脱原発青空川柳句会

 日時:1月6日(日)12時より15時
 場所:経済産業省前
 選者:乱 鬼龍


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┗■4.日本の官僚は、どこを見ても酷すぎる!
 |  今のアベ忖度(そんたく)官僚は全く信用できません
 └──── 浜島高治(神奈川県在住)

◎ せっかく再審開始が決定されたのに、検察の理不尽のために、最高裁
まで闘う冤罪5事件他 :自由になった袴田巌さんが再度収監されて死刑にさ
れてしまうかもしれません。
 2014年3月に、静岡地裁は袴田巌さんの再審開始と刑の執行停止を決定
し、巌さんを釈放しました。
 しかし、2018年6月11日、東京高裁は、せっかくの画期的DNA鑑定を、
御用学者鑑定で相殺して、検察の上告を認めて静岡地裁の再審を取り消し
ました。

◎ このやり方は、大飯原発の福井地裁の判決を否定する名古屋高裁判決、
伊方原発の広島地裁判決を否定する福岡高裁判決と同じ構図です。
 袴田事件以外に、松橋事件、大崎事件、湖東事件、北稜C事件、今市事件
が最高裁で争われます。その他、冤罪事件が目白押しです。

◎ 袴田巌さんの高裁不当判決抗議集会が12月12日昼休みに参議院会館前
であり(東京新聞12/13朝刊26面に、支援者ら200人国会前で訴え-袴田さん
の再収監「許さない」の記事:福島みずほさん、秀子お姉さん、輪島功一
さんが皆さんと並んで写っています)、その後、参議院会館内で抗議集会が
続きました。
 さらにその後、衆議院会館で、続々冤罪当事者の皆さん方の記者会見集会
がありました。
 布川事件の櫻井さんの報告に驚きました:本年3月に招待参加された台湾
の冤罪集会では、冒頭の挨拶はなんと検事総長!疑われた人が自殺し、
その後、真犯人が自殺した。「人間は間違いをします。申し訳ない」。
オープンな証拠開示の努力が続けられています。

 皆さんがノボリ・横断幕一杯で駆けつけられているのを見ると、35年前に
地元の「浜松浜北無実の死刑囚袴田巌さんを救う会」の事務局長になり、
浜松駅前の寂しい署名呼びかけを思い出し、感激しました。
 そして「袴田巌さん通信」世話人の方といっしょに横断幕を持ちました。

◎ 最初の再審請求に尽力された安倍治夫さんは、検察のエリート。
 刑期を終えられた岩窟王の吉田さんが検察の玄関でうろうろしているのを
上司が気付き、安倍さんが事情を聴かれて無念を晴らすことができました。
 そして、国会で「戦後の混乱期には冤罪を招くことが多々ありました」と
答弁されたら、法務大臣の逆鱗に触れて九州に飛ばされました。
 偶々それで免田栄さんの再審開始のきっかけをつくられました。

 今のアベ忖度官僚は全く信用できません。
 多方面の方々と力を合せて新しい国造りをすることを願います。


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┗■5.新聞より2つ
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 ◆石川文洋さん 辺野古を撮る 海が泣いている
  「加害者の島」になってはいけない
  「基地のない平和な島」を実現させることが悲願

 沖縄県名護市辺野古(へのこ)沿岸部で、政府が土砂投入を始めた。私は、
辺野古基地建設に反対する抗議船「平和丸」に乗って海上から撮影した。
 郷里の沖縄に行くたびに辺野古を訪れているが、1年半前にはなかった
護岸が完成し、たくさんのクレーンが立っていた。やがてダンプカーが土砂
を降ろし、ブルドーザーが海に押し込む工事が繰り返された。

 海岸にはサンゴ礁がある。「美(ちゅ)ら海」は沖縄の宝、財産でもある。
その海が無残に埋め立てられていく。海が泣いているようだった。この悲鳴
は安倍政権の人々には聞こえないだろうと思った。(中略)
 辺野古基地建設に対する沖縄の人々の気持ちは、米国が介入した戦争が起
こるたびに米軍基地が大きな役割を果たしてきたことと結びついている。
「加害者の島」になってはいけないと思っているのだ。

 沖縄戦では4人に1人の民間人が死んだ。死者を慰め戦争の恐怖を忘れな
いため、毎年六月に慰霊の日の式典が催されている。
 少しでも米軍基地を減らし、最後には「基地のない平和な島」を実現させ
ることが沖縄に住む人々の悲願でもある。地元紙のアンケートでは沖縄の
人々の7割は基地建設に反対している。(中略)
 辺野古基地建設の進行状況は、安倍政権の民意無視の表れである。
 (文・石川文洋)

【石川文洋】
 1938年那覇市生まれ。1965年から68年までベトナムに滞在し、ベトナム
戦争の最前線を撮影した。沖縄の基地問題の写真でも知られる。
著書に「戦場のカメラマン」「フォト・ストーリー 沖縄の70年」など。
         (12月21日東京新聞朝刊7面より抜粋)
詳しくはこちらを
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018122102000142.html

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by kuroki_kazuya | 2018-12-23 06:15 | 核 原子力