スキーにはまっています。


by 幸田 晋

譲歩することを知らない米国こそ世界の平和の敵である

みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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譲歩することを知らない米国こそ
世界の平和の敵である


「天木 直人の公式ブログ」  
2018年12月24日より転載


 中国が、外資の技術を中国に強制的に移転することを禁じる外国投資
法の改正を行う事を決めた。

 この決定が、おりから米中の次官級協議が行われている中で下された
ことを考えると、明らかな中国側の譲歩だ。

 時を同じくして、北朝鮮が米国との非核化協議の遅れについて次のよ
うに米国批判を再開した。

 「北朝鮮は一方的な非核化措置は取らない」と。

 これは、一見すれば、かつての北朝鮮に戻り、やはり北朝鮮の融和政
策は偽物だったと受け止められがちだ。

 実際のところ日本のメディアは皆そういう論調で報じている。

 しかし、6月の米朝首脳会議とシンガポール宣言以来、北朝鮮は数々
の非核化措置をとって来た。

 たとえそれが限定的、部分的で不十分なものであったとしてもだ。

 ところが米国の方はどうだ。

 北朝鮮との協議でも中国との協議でも、米国は何ひとつ、犠牲をとも
なう譲歩は行っていない。

 相手を一方的に批判し、従わなければ制裁だ。

 それを繰り返すだけである。

 これを要するに、米国は譲歩をすることなく相手に、自らの要求をの
ませるだけの国なのだ。

 これでは米国との協議が進むはずがない。

 実はこれが米国の正体なのだ。

 要求を呑むか、さもなければ経済制裁を課す。

 そして、経済制裁でも効果がないなら、その先は武力攻撃だ。

 こんなことが許されるのは米国だけだ。

 そんな国こそ憲法9条の精神とは最も遠い国である。

 そんな米国との軍事同盟を最優先する国が日本であり、それを
当たり前にした小泉―安倍時代の「失われた20年」なのである。

 それを取り戻すのは容易な事ではない。

 ほとんど不可能に見える。

 すくなくとも、今の政治家の顔ぶれを見る限り、それを成し遂
げようとする政治家は皆無だ。

 憲法9条が主役になる政党が必要である理由がここにある(了)

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始まる前から失敗に終わる事が目に見えている
日韓局長協議


「天木 直人の公式ブログ」  
2018年12月24日より転載


 つくづく河野外相はダメな外相だと思う。

 もっとも、彼を任命し、彼を使っている安倍首相にすべての責任がある。

 安倍首相の使い走りをするしかない河野外相を批判するのは酷かもしれ
ない。

 それにしても、根本的に間違った外交だ。

 きょう12月24日からソウルで始まる日韓外務省局長協議の事である。

 議題は、徴用工問題と韓国のレーダー照射問題であるという。

 こんな重要な政治問題を、局長級の協議に委ねてどうする。

 まさに河野外相自からが韓国外相と話し合うべき問題だ。

 いや、安倍首相が文在寅大統領と話し合って政治決着する問題だ。

 すなわち、安倍首相は徴用工問題では文在寅大統領に、あの請求権協定
の合意に従って、韓国政府が徴用工に補償することを求め、その政治決断
に対し、日本は官民を挙げて協力すると伝えるのだ。

 そして、レーザー照射問題では、こんなことで二国間関係を悪化させる
愚を避け、韓国軍当局の不注意だったという謝罪を受け入れ、二度と起き
ないような善後策を合意すればいいだけの話だ。

 日韓双方の政治決断のないままに、局長同志で話っても決着できるはず
がない。

 が強硬姿勢の応酬となり、不毛な結果に終わることは目に見えている。

 もっとも、それが安倍首相や河野外相の思惑だとしたら何をかいわんやだ。

 安倍政権には外交が存在しないと言う事である。

 まともな仕事ができないのだから、月給を返せ、ということである(了)

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噴飯物の
天皇誕生を祝う読売と産経の社説


「天木 直人の公式ブログ」  
2018年12月24日より転載


 天皇陛下の誕生日であったきのう12月23日の読売と産経が、「平
成天皇最後の誕生日を祝いたい」(読売)、「平成振り返り感謝したい」
(産経)という見出しの社説を、それぞれ掲げた。

 そこに書かれている事は、日本の平和と安寧のために尽くされた天皇
陛下に対する敬意であり、感謝であり、最後の誕生日をこころから祝福
したいという思いだ。

 それはいい。

 ひとしく国民が思ったことだ。

 しかし、それで終わっている。

 そこまで天皇陛下の尽力を褒めたたえ、感謝し、そして85歳の誕生日
をつつがなく迎えられた天皇陛下を祝福するのなら、どうして最後にひと
こと付け加えなかったのか。

 その天皇陛下の願いに逆らって、日本の平和を危うくすることばかり繰
り返し、国民の生活を苦しくする政策ばかり続け、そして国民を分断して
しまった安倍首相を、逆臣だと批判し、猛省を求めなかったのか。

 そうしなかった読売、産経こそ、逆臣の新聞社だ。

 天皇陛下を崇拝する振りをしながら、天皇陛下は政治に関与するな、た
だ祈っていればいいのだ、心で思っているのだ。

 昔なら右翼から天誅を受けてもおかしくない新聞社である(了)

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by kuroki_kazuya | 2018-12-25 06:05 | 日本の今後