ヨウ素剤服用、6割止まり 福島・三春町9歳以下調査
2019年 01月 13日
6割止まり
福島・三春町
9歳以下調査
東京新聞 2019年1月12日 夕刊より一部
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019011202000269.html
福島県平田村のひらた中央病院と京都大、福島県立医大の研究グループは十日、同病院で記者会見し、東京電力福島第一原発事故後、甲状腺被ばくを防ぐため同県三春町が配布し、内服を指示した安定ヨウ素剤を実際に服用したのは、当時ゼロ~九歳だった子どもの63・5%にとどまったとの調査結果を発表した。
・・・(途中略)
服用しなかった理由は「安全性への不安」が最多(46・7%)。同病院の西川佳孝内科医は「(服用者は)少ないと感じている」とし、「効果や副作用、内服方法を保護者や子どもに十分に説明することが大切だ」と指摘した。
調査は二〇一七年、三春町の小中学生を対象とした甲状腺検診時に実施し、受診した千百七十九人のうち九百六十一人の保護者が回答した。
・・・(後略)