スキーにはまっています。


by 幸田 晋

東京五輪までに韓国・北朝鮮との関係改善が必要になった安倍首相

みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。

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東京五輪までに韓国・北朝鮮との関係改善が
必要になった安倍首相


「天木 直人の公式ブログ」  
2019年2月16日より転載


 きょう2月16日の各紙が報じた。

 国際オリンピック委員会(IOC)は15日、東京五輪の4競技で南北合同チーム結成の方針で韓国・北朝鮮と合意したと。

 その協議の中には日本が重視する柔道も入っている。

 この合意によって、安倍首相は、その時までに、韓国及び北朝鮮との関係改善にこぎつける事が不可欠になった。

 もしこのまま日本が韓国・北朝鮮との関係を悪化させたままなら、両国は東京五輪をボイコットするという脅しをかけてくる可能性がある。

 ボイコットされたら、主催国日本の面目丸つぶれだ。

 ましてや憲法9条を持つ平和国家を世界に誇る日本だ。

 いくら他のすべての事がうまく言っても、南北合同チームが不参加のまま行われる五輪はそれだけで失敗となる。

 おまけにプーチンのロシアは選手の薬物汚染問題がまだ尾を引いている。

 米国との関係いかんでは、あるいは北方領土問題に対する日本の出方いかんでは、ロシアも悪乗りして東京五輪をボイコットすると言い出しかねない。

 プーチンなら言い出しかねない。

 原発事故はコントロールされているとまで強弁して招致した東京五輪だ。

 みずからブラジルまで出かけて行って、マリオの姿までして東京で会いましょうとパフォーマンスした安倍首相だ。

 東京五輪を自分の手で主催するために三選まで果たした安倍首相だ。

 東京五輪は絶対に成功させなくてはいけない。

 特に、韓国・北朝鮮との関係は改善しなければいけない。

 安倍首相は、どんなに不愉快でも、韓国・北朝鮮との関係をこれ以上悪化させられないのだ。

 私が、「それでも天皇謝罪発言は大きな問題にならないと思う」理由がここにある(了)

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トランプ大統領のノーベル平和賞受賞を
推薦していた安倍首相


「天木 直人の公式ブログ」  
2019年2月16日より転載


 今朝7時のNHKニュースが、笑い話のような、しかし、衝撃的なニュースを流した。

 なんとトランプ大統領が、昨年のノーベル平和賞受賞に際して、安倍首相がトランプ大統領を推薦する書簡をノーベル平和委員会に出していた事を伝える書簡を安倍首相からもらっていた事を誇らしげに暴露したのだ。

 記者会見でそうトランプ大統領が語っている映像が流されていたから、これはフェイクニュースではない。

 NHKのスクープ報道でもない。

 もはや世界中に知れわたった事実だ。

 しかもである。

 その理由としてトランプ大統領は語っていた。

 昨年6月の米朝首脳会談で北朝鮮との和解が出来た。

 これで日本に北朝鮮からのミサイルが飛んでくる危険性がなくなった。

 ありがとうと、その感謝を込めて、安倍首相は私をノーベル平和賞受賞に推薦したと伝えて来たと語っているのだ。

 これはものすごい暴露だ。

 さすがはトランプ大統領だ。

 外交儀礼もへったくれもなく、自分の宣伝なら何でもしゃべってしまうのだ。

 国会はこのNHKのニュースを徹底追及すべきだ。

 そして、その推薦状を国民に公開する事を求めるべきだ。

 そうすれば安倍外交の欺瞞が一瞬にして明らかになる。

 安倍首相は、米朝首脳会談の成功を日本の安全保障にとって良かったと大歓迎していたのだ。

 ならばなぜ、安倍首相は米朝会談の足を引っ張るような事ばかりしてきたのか。

 今からでも遅くない。

 安倍首相は公言すべきだ。

 日本は2月末に行われる2回目の米朝首脳会談の成功を日本の安全保障の為にも期待すると。

 米朝首脳会談で朝鮮戦争の終結宣言が実現し、本格的に朝鮮半島の和平が実現されるなら、それは日本の安全保障にとっても歓迎すべき事であることを安倍首相はいますぐ公言すべきだ。

 そして、今年こそ、それを実現したトランプ大統領はノーベル平和賞に値すると、もう一度推薦状を出すべきだ。

 安倍外交を揺るがすトランプ大統領の笑ってしまうような衝撃的な暴露発言だ。

 それを真っ先に報じたNHKは殊勲だ。

 はたして、他のメディアはこのトランプ大統領の暴露発言をどう後追い報道するだろうか。

 今朝一番のビッグニュースである(了)

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最後まで天皇陛下をいじめ通した
安倍首相は許せない

「天木 直人の公式ブログ」  
2019年2月16日より転載


 私は2月24日に行われる天皇在位30年記念式典は取りやめるべきだと思っている。

 間違いなくそれは天皇陛下の気持ちにそぐわないものであるからだ。

 かつて 2013年4月28日に安倍首相は、憲政記念館でサンフランシスコ講和条約発効の日を記念して「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」を行った事があった。

 しかしその同じ日に沖縄では、宜野湾市の海浜公園において、「4.28『屈辱の日』がってぃんならん(許せない)沖縄大会」が開催された。

 すなわち沖縄にとっては、その日は日本から切り離されて米軍の統治下に置かれた屈辱的な日であるのだ。

 沖縄が悲しみ、怒る日にあわせて祝賀式典を行い、最後は万歳三唱までさせた。

 あの時の天皇陛下の戸惑った表情を今私は思い起こす。

 今度の天皇在位30年記念式典もまさしくそのようなものになる。

 いずれも自らの支援団体である日本会議の意向に沿ったものだ。

 日本会議の意向を天皇の意向より優先する首相など、この国の首相にとどめていいと言うのか。

 しかも、天皇在位以30年記念式典を企画・閣議決定した時と今では更なる情勢の変化がある。

 すなわち戦犯の子息である天皇陛下の謝罪を求めた韓国との間で、いま日本は底の見えない日韓関係の悪化の中にある。

 一番心を痛めておられるのは天皇陛下に違いない。

 そんな時に天皇陛下の在位30年式典など天皇皇后両陛下を苦しめるだけだ。

 天皇陛下は自ら反対の意思を表明できない。

 これは安倍首相の究極の天皇陛下いじめだ。

 最後の最後まで天皇陛下をいじめ通した安倍首相を国民は許していいのか。

 いまこそメディアはそう国民に問いかけるべきである(了)

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「天皇在位30年記念行事」の政府広報を
ひとり掲載した東京新聞

「天木 直人の公式ブログ」  
2019年2月16日より転載


 2月24日は沖縄で辺野古移設の賛否を問う県民投票が行われる日である。

 しかしその日は同時に天皇在位30年を祝う式典が行われる日である。

 その事を新聞報道の小さな記事で知った私は、その日の2月5日のメルマガ第87号で書いた。

 なぜメディアは天皇在位30年式典の事を大きく報じないのかと。

 辺野古移設の是非を問う住民投票と同じ日に祝賀式典を行うのは天皇を悲しませるだけではないかと。

 ところが、それ以来、沖縄住民投票に関する記事は毎日のように報じられるのに、天皇在位30年記念式典に関する記事は皆無だ。

 ましてや、私のように、天皇在位式典に疑義を持つ識者の意見はどこを探しても見当たらなかった。

 そう思っていたら、きょう2月16日の東京新聞が大きく報じた。

 祝賀式典の正式名称は政府主催による「天皇陛下御在位30年慶祝行事」であると。

 天皇皇后両陛下の御臨席のもと、各界の皆様が出席して、東京・国立劇場で2月24日の午後2時から執り行われると。

 なんと、沖縄の住民投票が行われているその真っ最中に、そしてその結果を皆が固唾を飲んで見守ってる真っ最中に、祝賀式典が行われるのだ。

 しかし、私が驚いたのは、その内容ではない。

 この東京新聞の記事が、東京新聞の取材記事ではなく、安倍政権の下で税金を使って行われた政府広報だったことだ。

 それに気づいて他の主要紙を見比べてみると、この政府広報を掲載したのは東京新聞だけである。

 他の大手紙はなぜ掲載しなかったのか。

 明日の新聞で掲載するのだろうか。

 それとも内閣府は東京新聞だけに広告を出したのか。

 あるいは東京新聞への広告を先行させて様子を見たのか。

 東京新聞は広告依頼を内閣府から受けた時、他紙にも広告を依頼したかどうか、確かめなかったのか。

 いずれにしても、きょうの東京新聞だけがひとり天皇在位30年記念の政府広報を大きく掲載した。
 
 政府広報を掲載するなとは言わない。

 広告収入も新聞社にとって重要な収入源だ。

 しかし、その前に東京新聞がする事がある。

 すなわち天皇在位30年記念式典について、取材報道し、その適否について社の意見を書くべきだ。

 天皇在位30年記念式典の政府広報を、ひとり今朝の紙面で掲載した東京新聞の真意を私は訝しく思う(了)

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by kuroki_kazuya | 2019-02-17 06:05 | 日本の今後