米政権のサウジ原発輸出計画、違法の疑い 下院が報告書
2019年 02月 21日
サウジ原発輸出計画、
違法の疑い
下院が報告書
2/20(水) 11:59配信より一部
産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190220-00000527-san-n_ame
【ワシントン=住井亨介】米下院の監視・改革委員会は19日、サウジアラビアへの原発技術の輸出計画が議会の審査を受けず、核拡散防止などを目的とした法律に違反する疑いのあるままトランプ政権内で推進されてきたとする報告書を発表した。
政権内の複数の内部告発者から
証言があったという。
報告書は、計画が「現在も進められている」としている。
報告書によると、計画は、トランプ政権が発足した当時に国家安全保障問題担当の大統領補佐官だったフリン被告(虚偽供述などで罪を認める)が顧問を務めていた会社を傘下に持つエネルギー関連企業が持ち込んだもので、サウジに「数十基の原発」を建設するものだったという。
当初はフリン被告が主導したが、2017年2月の辞任後は、同被告が起用した国家安全保障会議(NSC)の中東担当上級部長だったデレク・ハービー氏が中心となって推進。フリン被告の後を継いだマクマスター氏も中止を求めたが、撤回されなかった。
・・・(後略)