スキーにはまっています。


by 幸田 晋

細野豪志、長島昭久、馬淵澄夫議員の復活を望む朝日の政治記者

みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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細野豪志、長島昭久、馬淵澄夫議員の
復活を望む朝日の政治記者


「天木 直人の公式ブログ」  
2019年3月3日より転載


 きょう3月3日の朝日新聞に、この国の政治と政治記者の正体を見る思いの記事を見つけた。

 曽我豪という名の編集委員が「日曜に想う」と題する政治論評で細野豪志、長島昭久、馬淵澄夫の三人の国会議員について書いている。

 いずれも、2017年10月の衆院選直前に小池百合子の希望の党に入った後、小池百合子の失速で行き場のなくなった旧民主党議員だ。

 細野豪志議員についてはいまさら書くまでもないだろう。

 長島昭久議員は、選挙期間中に小池百合子を自らのポスターから削除して当選したまではよかったが、細野豪志議員のように自民党入りに成功せず、保守新勢力を目指す地域政党との小会派に甘んじている。

 落選した馬淵澄夫議員は、もはや国会議員に返り咲く事は難しいと思われていたのに、思いもかけない同僚議員(樽床議員)の補選転出のおかげで繰り上げ当選し、自分でも認めているように、棚かららぼた餅で国会に戻ることの出来た議員だ。

 三人とも、はじめから自民党の政治家になるべき議員であるが、選挙枠がないから民主党議員になったような議員だ。

 当然ながら、野党共闘にはなじまない議員たちだ。

 つまり、自民党でもなく、野党でもない、いまの政治の中では、まるで役立たずの議員たちだ。

 ところが曽我豪編集委員はこの三人に次のようにエールを送っている。

 「確かな再興の道が見えないなら、世間がそう簡単に彼らを認めるはずもない。だが同時に世評ほどあてにならないものはない。民主党政権誕生の前夜、政策の実現性や政権担当能力の練度を十分に問う事なしに『一度やらせてみたらいい』と言った論者は少なくなかった」と。

 「ムキになって『悪夢』を否定するよりも、次は悪夢にならないと世間に思わせるよう政策と能力を磨く方がよほど現実的な解決策であろう」と。

 そしこう締めくくっている。

 「馬淵氏58歳、長島氏57歳、細野氏47歳。人生100年時代と人は言う。あの挫折と彷徨がけがの功名だったと後々言えるだけの時間はある」と。

 とんでもない応援記事だ。

 この曽我豪という政治記者は、安倍首相と食事を重ねる朝日の政治記者だ。

 こんな政治記者が朝日新聞の政治担当の編集委員である。

 朝日の正体見たりである(了)

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参院における予算審議に
期待する朝日の社説の大いなる欺瞞


「天木 直人の公式ブログ」  
2019年3月3日より転載


 朝日批判のついでに、もうひとつ朝日批判を書きたい。

 好き好んで朝日批判をしているのではない。

 あまりにも偽善的な朝日だから批判せざるを得ないのだ。

 今度は社説である。

 きょう3月3日の朝日の社説は次のように来週から始まる参院での予算審議に期待を寄せている。

 衆院で出来なかった統計不正問題の究明を参院で引き続き行う事は重要であると。

 しかし同時に山積する内政・外交の諸問題についても議論を深めてもらいたいとして次のような問題を列挙している。

 すなわち、ポイント還元などの消費税増税対策

      少子高齢化への対応

      4月から始まる外国人労働者受け入れ拡大問題

      辺野古移設問題

      日ロ平和条約交渉

      物別れに終わった米朝会談と朝鮮半島情勢
                          などなど

 朝日は本気でそう書いているのか。

 とてもそうは思えない。

 統計不正問題の究明だけでも時間が足りないのに、どうやったらこんなに多くの重要政策についてまともな議論が出来るというのか。

 衆院で通過させた予算案を、安倍自公政権が参院で修正するとでもいうのか。

 それよりもなによりも、衆院で予算案が通過した時点で、政治家たちは一斉に選挙に向けた政局に走る。

 朝日の政治記者がそれを知らないはずがない。

 見ているがいい。

 朝日の政治記事も政局がらみの記事ばかりになる。

 それにもかかわらず、朝日の社説はこう締めくくっている。

 「参院は、衆院で可決された予算案や法案を再度審議し、必要があれば修正する『再考の府』と呼ばれる。その名にふさわしい役割を果たせるか、与野党双方がその責任を負っている」と。

 一般国民が政治の内情を知らないからといって、あまりにも読者をバカにした朝日の社説である(了) 

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by kuroki_kazuya | 2019-03-04 06:05 | 日本の今後