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by 幸田 晋

中国、国防費7.5%増で海空軍重視 米に対抗し軍拡競争現実味

中国、国防費7.5%増で
海空軍重視 

米に対抗し軍拡競争現実味


東京新聞 2019年3月6日 朝刊より一部

https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201903/CK2019030602000131.html

 中国の2019年予算案の国防費は前年比7.5%増となる約1兆1900億元(約19兆8000億円)に上った。中国は経済だけでなく、軍事でも米国に対抗する姿勢を鮮明にしており、国防費の伸び率が経済成長率を上回る傾向が続く。人民解放軍は、国土防衛を主目的とする陸軍中心の軍隊から、地球規模で戦力を運用できる軍隊に変貌しつつある。中国を起点とする軍拡競争が現実味を帯びてきた。 (北京・中沢穣)

◆「防御的」

 中国の国防費は〇七年に日本の防衛費を抜き、十年余りで日本の防衛費(一九年度予算案は五兆二千五百七十四億円)の四倍近くまで膨れた。

・・・(途中略)

 人民解放軍の質的な変化に周辺国は警戒感を強める。トランプ米大統領は、中国の中距離ミサイル開発を理由の一つに挙げて中距離核戦力(INF)廃棄条約からの脱退を表明した。日本も中国を念頭に護衛艦「いずも」型を改修する「事実上の空母化」を打ち出し、インドも空母建造を進めている。

 「この(大航海時代以来の)五百年間で初めて、東洋は西洋と並ぶ兵器を手にした。中国の軍事技術は長足の進歩を遂げており、しかもまだ始まったばかりだ」。金教授は中国を取り巻く軍事バランスが変化しつつあると指摘。「この傾向が続けば、米国も(中国周辺での)立場を再考せざるを得なくなるだろう」と、米国のプレゼンスが縮小する可能性を示唆した。
by kuroki_kazuya | 2019-03-07 06:44 | 軍事