安倍4選を騒ぎ立てる事こそ打倒安倍政権の最善策である
2019年 03月 22日
みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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安倍4選を騒ぎ立てる事こそ
打倒安倍政権の最善策である
「天木 直人の公式ブログ」
2019年3月21日より転載
二階幹事長が安倍4選もあり得ると繰り返し発言した事により、安倍4選に関する憶測が絶えない。
私はこれを歓迎する。
願わくば、今後とも何かにつけてこの話が政局の中心になってもらいたいと思う。
なぜか。
それは、この話が国民的関心になればなるほど、安倍首相は追い込まれると思うからだ。
ひょっとして二階幹事長は、安倍首相を追い込むために、安倍4選を言いふらしたのではないかと思えるほどだ。
なぜ安倍首相は困るのか。
それはズバリ、本音を衝かれたからだ。
そして、それを言い出したタイミングが早すぎたからだ。
まず本音を衝かれた点に関しては、きょう発売の週刊文春(3月28日号)で飯島勲氏が見事に私が言い当てた通りの事を書いている。
つまりプーチン大統領任期は2024年5月まである。再選後のトランプ大統領の任期は2025年1月だ。しかし安倍首相の3選後の任期は2021年9月までしかない。4選とは言わないまでも、2024年まで安倍首相にやってもらわないと、北方領土問題も拉致問題も困ることになる。他に誰が解決できるというのか、と。
まさしくこれが安倍首相の本音なのだ。
しかし、今そんな事を騒がれたら安倍首相は困る。
なにしろ、安倍4選は悪夢だと考えるこの国の約半数の国民が激怒するからだ。
そうなれば来るべき選挙に負ける。
だから安倍首相は、国会でも、きのうの日本商工会総会でも、4選は「正真正銘」無い、と強く否定して見せるしかないのだ。
しかし、ここまで強く、繰り返し否定すれば、さすがの嘘つき安倍でも、今度ばかりは嘘はつかないだろうと皆が思う。
そう思われた時点でレームダックになる。
おりから景気後退が隠しようがないほどはっきりして来た。
そしてトランプ大統領は議会に対する報告書を公表し、そこには来るべき日本との貿易交渉が、サービスも含めた包括的な二国間自由貿易協定(FTA)作りであると明記されている。
議会へ提出した報告書だからウソはない。
安倍政権がわざわざ物品貿易協定(TAG)とごまかしている事こそがウソだったのだ。
経済も外交も、安倍首相が2024年まで首相をやるためには、残された期間に結果を出さなくてはいけない。
しかし、このままではどう考えても成果は出せない。
成果が出せなくては4選はしたくても出来ない。
特に景気回復は最大の難関だ。
きょうの日経(「大機小機」)ははっきり書いている。
「景気が落ち込めば、政治的な前提はすべて吹っ飛ぶ。4選の是非は景気にかかっている」と。
かくて安倍首相は4選のジレンマに悩み続け、その結果4選をあきらめざるをえなくなるだろう。
少しでもあきらめたと察知されたの時点でレームダックは始まる。
レームダックが始まれば一気に加速する。
そうなったら後継者などたちどころに現れて来る。
二階幹事長の4選発言は、本人の意向がどこにあったか知らないが、安倍首相にとっては致命的な発言だったということだ。
私は安倍4選騒動が今後とも騒がれ続ける事を歓迎する(了)
*****
野党は安倍政権の
改元文書保存5年延長を許してはいけない
「天木 直人の公式ブログ」
2019年3月21日より転載
私は「この国は神の国ではないのか」と題して何度も書いた。
その意図は、天皇制を賛美する事でも否定する事でもない。
ましてや森喜朗(もり よしろう)元首相を擁護するためではない。
われわれ国民は、あまりにも天皇制について知らないままに過ごして来たのではないかと問うているのだ。
憲法が定める天皇制について、その象徴の意味するところや、政経分離について、疑問をつき詰める事をしないまま受け入れて来たのではないかと問うているのだ。
天皇の政治的関与を禁止する憲法違反を敢えておかしてまでも、あのお言葉を述べられた天皇陛下の覚悟に正面から向かわないまま、われわれ国民は新元号の時代に移行していいのかと問うているのである。
そして、その事は、とりもなおさず、安倍政権が突如として言い出した改元文書の公開先送りを、その真意が明らかにされないまま、メディアがそれを追認し、国民が何の疑問もなく受け入れるような事があってはならないと主張する事に直結する。
ただでさえ安倍政権によって情報公開が逆戻りさせられつつある世の中である。
戦前と戦後を共に生きられた昭和天皇からいまの平成天皇に移行した時の経緯を記した公文書こそ、いま平成から新元号に移行するいま、公開されなくてどうするのだ、と思う。
その公開を、規則を曲げてまで恣意的に延期する事こそ、安倍政権が、天皇制を国民から隠して密室化しようとしている反国民的態度のあらわれではないのか。
いまこそ野党は、天皇制に関するそれぞれの政党の立場を超えて、主権在民の民主主義の観点から、改元に関する内部の議論を含めた経緯のすべてを情報公開するよう安倍政権に求める時だと思う。
しかし、この点に関しては、メディアも野党も沈黙したままだ。
それでいいのだろうか(了)
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是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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安倍4選を騒ぎ立てる事こそ
打倒安倍政権の最善策である
「天木 直人の公式ブログ」
2019年3月21日より転載
二階幹事長が安倍4選もあり得ると繰り返し発言した事により、安倍4選に関する憶測が絶えない。
私はこれを歓迎する。
願わくば、今後とも何かにつけてこの話が政局の中心になってもらいたいと思う。
なぜか。
それは、この話が国民的関心になればなるほど、安倍首相は追い込まれると思うからだ。
ひょっとして二階幹事長は、安倍首相を追い込むために、安倍4選を言いふらしたのではないかと思えるほどだ。
なぜ安倍首相は困るのか。
それはズバリ、本音を衝かれたからだ。
そして、それを言い出したタイミングが早すぎたからだ。
まず本音を衝かれた点に関しては、きょう発売の週刊文春(3月28日号)で飯島勲氏が見事に私が言い当てた通りの事を書いている。
つまりプーチン大統領任期は2024年5月まである。再選後のトランプ大統領の任期は2025年1月だ。しかし安倍首相の3選後の任期は2021年9月までしかない。4選とは言わないまでも、2024年まで安倍首相にやってもらわないと、北方領土問題も拉致問題も困ることになる。他に誰が解決できるというのか、と。
まさしくこれが安倍首相の本音なのだ。
しかし、今そんな事を騒がれたら安倍首相は困る。
なにしろ、安倍4選は悪夢だと考えるこの国の約半数の国民が激怒するからだ。
そうなれば来るべき選挙に負ける。
だから安倍首相は、国会でも、きのうの日本商工会総会でも、4選は「正真正銘」無い、と強く否定して見せるしかないのだ。
しかし、ここまで強く、繰り返し否定すれば、さすがの嘘つき安倍でも、今度ばかりは嘘はつかないだろうと皆が思う。
そう思われた時点でレームダックになる。
おりから景気後退が隠しようがないほどはっきりして来た。
そしてトランプ大統領は議会に対する報告書を公表し、そこには来るべき日本との貿易交渉が、サービスも含めた包括的な二国間自由貿易協定(FTA)作りであると明記されている。
議会へ提出した報告書だからウソはない。
安倍政権がわざわざ物品貿易協定(TAG)とごまかしている事こそがウソだったのだ。
経済も外交も、安倍首相が2024年まで首相をやるためには、残された期間に結果を出さなくてはいけない。
しかし、このままではどう考えても成果は出せない。
成果が出せなくては4選はしたくても出来ない。
特に景気回復は最大の難関だ。
きょうの日経(「大機小機」)ははっきり書いている。
「景気が落ち込めば、政治的な前提はすべて吹っ飛ぶ。4選の是非は景気にかかっている」と。
かくて安倍首相は4選のジレンマに悩み続け、その結果4選をあきらめざるをえなくなるだろう。
少しでもあきらめたと察知されたの時点でレームダックは始まる。
レームダックが始まれば一気に加速する。
そうなったら後継者などたちどころに現れて来る。
二階幹事長の4選発言は、本人の意向がどこにあったか知らないが、安倍首相にとっては致命的な発言だったということだ。
私は安倍4選騒動が今後とも騒がれ続ける事を歓迎する(了)
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野党は安倍政権の
改元文書保存5年延長を許してはいけない
「天木 直人の公式ブログ」
2019年3月21日より転載
私は「この国は神の国ではないのか」と題して何度も書いた。
その意図は、天皇制を賛美する事でも否定する事でもない。
ましてや森喜朗(もり よしろう)元首相を擁護するためではない。
われわれ国民は、あまりにも天皇制について知らないままに過ごして来たのではないかと問うているのだ。
憲法が定める天皇制について、その象徴の意味するところや、政経分離について、疑問をつき詰める事をしないまま受け入れて来たのではないかと問うているのだ。
天皇の政治的関与を禁止する憲法違反を敢えておかしてまでも、あのお言葉を述べられた天皇陛下の覚悟に正面から向かわないまま、われわれ国民は新元号の時代に移行していいのかと問うているのである。
そして、その事は、とりもなおさず、安倍政権が突如として言い出した改元文書の公開先送りを、その真意が明らかにされないまま、メディアがそれを追認し、国民が何の疑問もなく受け入れるような事があってはならないと主張する事に直結する。
ただでさえ安倍政権によって情報公開が逆戻りさせられつつある世の中である。
戦前と戦後を共に生きられた昭和天皇からいまの平成天皇に移行した時の経緯を記した公文書こそ、いま平成から新元号に移行するいま、公開されなくてどうするのだ、と思う。
その公開を、規則を曲げてまで恣意的に延期する事こそ、安倍政権が、天皇制を国民から隠して密室化しようとしている反国民的態度のあらわれではないのか。
いまこそ野党は、天皇制に関するそれぞれの政党の立場を超えて、主権在民の民主主義の観点から、改元に関する内部の議論を含めた経緯のすべてを情報公開するよう安倍政権に求める時だと思う。
しかし、この点に関しては、メディアも野党も沈黙したままだ。
それでいいのだろうか(了)
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by kuroki_kazuya
| 2019-03-22 06:05
| 日本の今後