うまくいかない事を知りながら北方領土交渉を演じた官邸官僚
2019年 03月 26日
みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>
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うまくいかない事を知りながら
北方領土交渉を演じた官邸官僚
「天木 直人の公式ブログ」
2019年3月25日より転載
まず、次の文章をお読みいただきたい。
「日本人は勘違いしている。経済協力と引き換えに領土交渉なんてあり得ない。経済協力は今や量も深さも中国の方が上。ロシアは日本無しでも困らない」
これはプーチン大統領側近が日本政府関係にささやいた言葉であるという。
そして、その日本政府関係者はこうも語って深いため息をついたという。
「経済力がないのに経済で取引できるという国民的錯覚がある。日本は自己認識を誤っているというロシアの指摘は正しい」と。
以上は、きょう3月25日の毎日新聞「風知草」で、特別編集委員の山田孝男記者が書いているエピソードだ。
日本政府関係者と言うのは山田記者と旧知の間柄であるというからおそらく官邸官僚だろう。
つまり安倍首相の北方領土交渉ははじめからうまくいかない事がわかっていたのだ。
わかっていながら経済協力を先行させていたのだ。
もちろん、その官邸官僚と「旧知の間柄」である山田孝男記者もその事を知っていた。
知っていながら、交渉が真っ最中の時は決して書こうとしなかった。
すべてが行き詰まってしまった今ごろになってこんな話を書いている。
しかもである。
この日本政府関係者の言葉の中にはごまかしがある。
それは、「国民的錯覚」という言葉を使って、その誤りを国民に押しつけているところだ。
認識が間違っていたのは国民ではない。
安倍首相と一体になった官邸官僚なのだ。
その官邸官僚が山田孝男記者に深いため息をついて北方領土交渉の実態をばらしたのだ。
しかし、このエピソードをばらしたけれど、山田孝男記者は決して安倍首相を批判しない。
国民の認識が誤りだという官邸官僚の言葉をそのまま使っている。
歯切れの悪い暴露記事である(了)
*****
トランプ大統領が生き残り
安倍首相が4選を目指す
「天木 直人の公式ブログ」
2019年3月25日より転載
NHKの早朝ニュースが第一報を流した。
バー司法長官が24日、明らかにしたと。
モラー特別検察官は報告書の中で、2016年の米大統領選に対するロシア介入疑惑について、ロシアとの共謀の証拠はないとしたと。
このバー司法長官の発表を受けてトランプ大統領は高らかに勝利宣言した。
大統領の疑惑を追及して来た事は国辱物だ、とまで言って。
なにもかも、トランプ大統領のシナリオ通りの展開だ。
バノン元大統領補佐官が予言した通り、危機を乗り越えたトランプ大統領は再選を確実にするだろう。
安倍首相は大喜びだ。
何としても4選を重ねる必要がある。
そう自分に言い聞かせ、ますます嘘を重ねて実績作りに励むだろう。
誰かがそれを阻止しなければいけない。
それは、野党共闘による政権交代などでは決してない。
自民党の良識派が中心となって起きる緊急批判的な挙国一致の安倍降ろししかない。
そして安倍降ろしは、安倍4選阻止ではなく、参院選後に直ちに起きる3選の任期途中で起きる待ったなしの安倍降ろしでなくてはいけない(了)
*****
桜田五輪相に
「9条自衛隊明記」改憲を宣伝させるお粗末さ
「天木 直人の公式ブログ」
2019年3月25日より転載
きょうの毎日新聞が一段の小さな記事で報じた。
桜田五輪相がきのう3月24日、千葉県柏市の集会で次のように改憲を訴えたという。
「安定した政権を存続させ、何とか安倍内閣の下で憲法改正をしたい」と。
「せめて9条への自衛隊明記だけは実施したい」と。
毎日のこの記事によれば、この集会は改憲への国民の機運を高めたい自民党本部の要請で開催されたもので、桜田大臣は地元の衆院小選挙区支部長として、主催団体の共同発起人に名を連ねたという。
あまりの大胆不敵でお粗末な安倍自民党本部の態度には笑うしかない。
なにしろ桜田五輪相は、国会答弁で事実誤認の答弁を繰り返し、自らの知識の無さを暴露した大臣失格の笑いものだ。
いつ大臣を止めても不思議でない政治家だ。
きのうの集会でも、東日本大災害に関し、「まだ国道とか交通、東北自動車道も健全に動いてからよかった・・・」などという事実誤認の発言をくり返したらしい。
あの時各地で国道、県道が寸断されてたというのにである。
ことほど左様に桜田大臣は、何も知らない、分かっていない人物である。
よりによって、その、何もわかっていない桜田五輪相を、安倍自民党本部は地元の改憲集会の共同発起人にさせて、改憲の必要性を訴えさせているのだ。
「国会で十分な議論をして改正をするのが良い」と言って審議に応じない野党を批判させているのだ。
野党も舐められたものだ。
桜田五輪相は自民党の改憲案を読んだことがあるというのか。
百歩譲って読んだことがあるとしても、理解しているのか。
そもそも安倍首相の唱える9条自衛隊明記の改憲案のデタラメぶりを知っているのか。
すべてにおいて、そうでないに違いない。
その証拠に、もしこれら一つでもわかっていれば恥ずかしくて安倍改憲を人様に訴えることなど出来ないはずだ。
野党も、国民も、舐められたものだ。
桜田五輪相の発言に怒るのは、今、この発言に対してをおいて他にない。
もっとも怒る前に笑ってしまう。
それが安倍自民党の狙いであるのかもしれない。
桜田五輪相の役割分担かも知れない(了)
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うまくいかない事を知りながら
北方領土交渉を演じた官邸官僚
「天木 直人の公式ブログ」
2019年3月25日より転載
まず、次の文章をお読みいただきたい。
「日本人は勘違いしている。経済協力と引き換えに領土交渉なんてあり得ない。経済協力は今や量も深さも中国の方が上。ロシアは日本無しでも困らない」
これはプーチン大統領側近が日本政府関係にささやいた言葉であるという。
そして、その日本政府関係者はこうも語って深いため息をついたという。
「経済力がないのに経済で取引できるという国民的錯覚がある。日本は自己認識を誤っているというロシアの指摘は正しい」と。
以上は、きょう3月25日の毎日新聞「風知草」で、特別編集委員の山田孝男記者が書いているエピソードだ。
日本政府関係者と言うのは山田記者と旧知の間柄であるというからおそらく官邸官僚だろう。
つまり安倍首相の北方領土交渉ははじめからうまくいかない事がわかっていたのだ。
わかっていながら経済協力を先行させていたのだ。
もちろん、その官邸官僚と「旧知の間柄」である山田孝男記者もその事を知っていた。
知っていながら、交渉が真っ最中の時は決して書こうとしなかった。
すべてが行き詰まってしまった今ごろになってこんな話を書いている。
しかもである。
この日本政府関係者の言葉の中にはごまかしがある。
それは、「国民的錯覚」という言葉を使って、その誤りを国民に押しつけているところだ。
認識が間違っていたのは国民ではない。
安倍首相と一体になった官邸官僚なのだ。
その官邸官僚が山田孝男記者に深いため息をついて北方領土交渉の実態をばらしたのだ。
しかし、このエピソードをばらしたけれど、山田孝男記者は決して安倍首相を批判しない。
国民の認識が誤りだという官邸官僚の言葉をそのまま使っている。
歯切れの悪い暴露記事である(了)
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トランプ大統領が生き残り
安倍首相が4選を目指す
「天木 直人の公式ブログ」
2019年3月25日より転載
NHKの早朝ニュースが第一報を流した。
バー司法長官が24日、明らかにしたと。
モラー特別検察官は報告書の中で、2016年の米大統領選に対するロシア介入疑惑について、ロシアとの共謀の証拠はないとしたと。
このバー司法長官の発表を受けてトランプ大統領は高らかに勝利宣言した。
大統領の疑惑を追及して来た事は国辱物だ、とまで言って。
なにもかも、トランプ大統領のシナリオ通りの展開だ。
バノン元大統領補佐官が予言した通り、危機を乗り越えたトランプ大統領は再選を確実にするだろう。
安倍首相は大喜びだ。
何としても4選を重ねる必要がある。
そう自分に言い聞かせ、ますます嘘を重ねて実績作りに励むだろう。
誰かがそれを阻止しなければいけない。
それは、野党共闘による政権交代などでは決してない。
自民党の良識派が中心となって起きる緊急批判的な挙国一致の安倍降ろししかない。
そして安倍降ろしは、安倍4選阻止ではなく、参院選後に直ちに起きる3選の任期途中で起きる待ったなしの安倍降ろしでなくてはいけない(了)
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桜田五輪相に
「9条自衛隊明記」改憲を宣伝させるお粗末さ
「天木 直人の公式ブログ」
2019年3月25日より転載
きょうの毎日新聞が一段の小さな記事で報じた。
桜田五輪相がきのう3月24日、千葉県柏市の集会で次のように改憲を訴えたという。
「安定した政権を存続させ、何とか安倍内閣の下で憲法改正をしたい」と。
「せめて9条への自衛隊明記だけは実施したい」と。
毎日のこの記事によれば、この集会は改憲への国民の機運を高めたい自民党本部の要請で開催されたもので、桜田大臣は地元の衆院小選挙区支部長として、主催団体の共同発起人に名を連ねたという。
あまりの大胆不敵でお粗末な安倍自民党本部の態度には笑うしかない。
なにしろ桜田五輪相は、国会答弁で事実誤認の答弁を繰り返し、自らの知識の無さを暴露した大臣失格の笑いものだ。
いつ大臣を止めても不思議でない政治家だ。
きのうの集会でも、東日本大災害に関し、「まだ国道とか交通、東北自動車道も健全に動いてからよかった・・・」などという事実誤認の発言をくり返したらしい。
あの時各地で国道、県道が寸断されてたというのにである。
ことほど左様に桜田大臣は、何も知らない、分かっていない人物である。
よりによって、その、何もわかっていない桜田五輪相を、安倍自民党本部は地元の改憲集会の共同発起人にさせて、改憲の必要性を訴えさせているのだ。
「国会で十分な議論をして改正をするのが良い」と言って審議に応じない野党を批判させているのだ。
野党も舐められたものだ。
桜田五輪相は自民党の改憲案を読んだことがあるというのか。
百歩譲って読んだことがあるとしても、理解しているのか。
そもそも安倍首相の唱える9条自衛隊明記の改憲案のデタラメぶりを知っているのか。
すべてにおいて、そうでないに違いない。
その証拠に、もしこれら一つでもわかっていれば恥ずかしくて安倍改憲を人様に訴えることなど出来ないはずだ。
野党も、国民も、舐められたものだ。
桜田五輪相の発言に怒るのは、今、この発言に対してをおいて他にない。
もっとも怒る前に笑ってしまう。
それが安倍自民党の狙いであるのかもしれない。
桜田五輪相の役割分担かも知れない(了)
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by kuroki_kazuya
| 2019-03-26 06:05
| 日本の今後