スキーにはまっています。


by 幸田 晋

トランプ大統領の対中強硬姿勢は大統領選のためだと書いた朝日

みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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トランプ大統領の
対中強硬姿勢は
大統領選のためだと書いた朝日


「天木 直人の公式ブログ」  
2019年5月12日より転載


 私は5月9日のメルマガ第346号で、トランプの対中関税25%引き上げはバイデン潰しであると書いた。

 それから二日たって、きょう5月11日の朝日は、ワシントン発土佐茂生記者の記事でこう報じている。
 
 ・・・トランプ氏と同様、労働者層の取り込みを狙う民主党のジョー・バイデン前副大統領が「中国は競争相手ではない」と発言すると、トランプ氏は「中国がごねたのは、バイデンや弱虫の民主党と交渉したいからだ」と攻撃。大統領選で一騎打ちとなる可能性があるバイデン氏との違いを際立たせるため、対中強硬姿勢に転じた可能性がある・・・

 まさしく、私の書いた通りだ。

 私でも朝日の記者は務まるという事である(了)

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予測がつかなくなったトランプの迷走と安倍外交の危うさ

「天木 直人の公式ブログ」  2019年5月12日

 二正面作戦だけでも同時に出来ないと言われているのに、いまや三正面作戦だ。

 つまり、トランプ大統領の米国は、北朝鮮とイランに加え、中国に対しても対決辞さずの強硬姿勢に出ている。

 外交の常識では考えられない強硬さだ。

 なぜトランプ大統領は急にここまで強行姿勢を取るようになったのか。

 それはロシア疑惑が晴れないからだ。

 強がりとは裏腹に、モラー特別検査官の報告書がトランプ大統領を追いつめつつあるからだ。

 ついにロシア疑惑を疑う世論のほうが、疑わない世論を上回るようになった。

 トランプ大統領の唯一の救いは、支持率が上昇していることだ。

 逆にいえば、支持率が下がれば、たちどころに危うくなる。

 そして、二年後の大統領選を控え、もし少しでも劣勢が伝えられるようになれば、再選が危うくなるばかりでなく、任期中の失脚すらあり得る。

 それだけは何としてでも避けたい違いない。

 つまり、これからのトランプ大統領の最優先課題は、大統領選に向けた優勢を保ち続けることだ。

 だからトランプ大統領の外交は、ますます予測不能な危ういものとなるだろう。

 そんなトランプ大統領に従属するしかない安倍・菅政権の外交は危うい。

 大げさにいうわけではないが、日本外交は戦後最大の試練の中にあるということだ。

 安倍外交は大ピンチなのだ。

 しかし、それを迎え撃つ野党には安倍外交に代る外交はない。

 安倍外交の矛盾や二枚舌を批判する事は出来ても、どうすればいいかを示せない。

 ここでもまた野党は安倍一強を指をくわえて見ているだけである。

 いまこそ新党憲法9条外交なのである(了)

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森・プーチン会談でも持ち出されていた
米軍基地問題の衝撃


「天木 直人の公式ブログ」  
2019年5月12日より転載


 河野・ラブロフ外相会談が行われ、あらためて北方領土問題の解決の難しさが浮き彫りになった。

 まだこんな不毛な交渉をやっているのか、と言う思いだ。

 しかし私がここで書くのはその事ではない。

 安倍北方領土外交が決定的に頓挫したのは、プーチン大統領が北方領土に米軍基地を置かないと確約できるのか、という究極の問いかけをしたからだった。

 この問いかけを最初に受けたのは谷内正太郎安全保障局長だった。

 元外務官僚の谷内は、パブロフの犬のごとく、それは出来ない、とあっさりと答えたばっかりに、ロシア側はこれではダメだとなった。

 もし安倍首相がトランプとの信頼関係をうまく使ってトランプを説得し、よし、それでは米軍基地を置かないことにする、とプーチン大統領に約束出来ていれば、あるいは状況は全く違っていたものになっていたかもしれないが、今となってはすべて後の祭りだ。

 ところがである。

 この北方領土に米軍基地を置くか置かないかという懸案は、2001年のプーチン大統領と森喜朗首相との間でも、プーチン大統領から持ちかけられていたというのだ。

 「ヨシ、島を渡した後、米国が基地をつくらないといえるのか」と懸念を伝えたというのだ。

 きょう5月11日の日経新聞がそのことを教えてくれた。

 その時、プーチン大統領は、「ヨシ、これを見てくれ」と地球儀を上から示し、「ここが北極、そしてここがアラスカでここが米国。米国はこんなにもロシアのすぐ目の前にある脅威だ」と言ったというのだ。

 20年近くも前に、すでにプーチン大統領は同じ問題を提起していたのだ。

 それにもかかわらず、外務省は北方領土返還交渉におけるこの最大の問題について正面から議論することなく、安倍首相はあの時の森首相と同じように、日本を信じてもらうしかないと、あいまいな返事しか言えなかったのだ。

 しかも、プーチン大統領は森喜朗が好きだから交渉を続けてきたが、ウクライナ問題の制裁に賛成した安倍首相にプーチン大統領は激怒したというのだ。

 この日経新聞の記事が教えてくれたこと。

 それは、そもそも、森・プーチン外交で取り返せなかったものを、安倍・プーチン外交で取り返せるはずがなかったのだ。

 「北方領土問題解決で衆参ダブル選挙だ」という政治記事は、メディアがつくりだした世迷いごとだったのである(了)

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マハティール首相 

あなたまでもか


「天木 直人の公式ブログ」  
2019年5月12日より転載


 私の長い外交官人生において、ブッシュ大統領(父)やアラファトやマンデラなど、国際政治を動かすプレーヤーと直接あって言葉を交わす機会に恵まれたことはよかった。

 マレーシアのマハティール首相もそのうちのひとりだ。

 その中でも特にマハティール首相は、米国のパレスチナ政策に一貫して批判的であり、そしてあのイラク攻撃を止められなかった国連のアナン事務局長を、その責任を取って即刻辞任すべきだと発言するなど、私にとってもっとも尊敬する指導者だ。

 そのマハティール首相が90歳を超えて再びマレーシアの首相に返り咲き、マレーシアの憲法に日本の憲法9条を取り入れると発言したことは私を勇気づけてくれた。

 それにとどまらず、世界の国々は憲法9条を取り入れよと提唱して私を驚かせた。

 ますます私はマハティール首相のフアンになった。

 ところが、きょう5月11日の朝日と日経が、それぞれ「マハティール首相 苦境」(朝日)、「マハティール氏 いばらの道」と、奇しくも同じような記事を掲載した。

 すなわち、きのう5月10日で首相に返り咲いて丸一年経ったが、ここにきて、支持率が激減しているというのだ。

 財政再建が思うように進まないとか、成長戦略が見えてこないとか、マレー民族優遇政策を見直そうとしたからだとか、様々な理由が挙げられている。

 しかし、私が残念に思ったのは、朝日と日経が共通してこう書いていたところだ。

 マハティール首相は、今度の政界復帰に際しては、かつて自ら追放したアヌワール元副首相と和解し、アヌワール元副首相と組んで選挙に勝利し、そして今度こそ2年でアヌワール元副首相に首相の座を禅譲すると公約していた。

 私はそれを高く評価した。

 ところが、ここにきてマハティール首相は任期について言葉を濁すようになってきたという。

 あと3年やるか2年やるかわからないと言い出したという。

 そんな事を言うようではおしまいだ。

 今度こそアヌワール元副首相との約束を反故にしてはいけない。

 権力につけば、マハティール首相と言えども、その権力を手放し難いのか。

 マハティール首相 あなたまでもか

 そういう思いで私は朝日と日経の記事を読んだのである(了)

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マハティール首相 

あなたまでもか(読者からの投稿)


「天木 直人の公式ブログ」  
2019年5月12日より転載


 標記のブログを書いたら読者から次のような投稿をいただいた。

 こちらの方が正確だと思いたい。

 当然のことながら記者が書くものは記者の思い入れが入る。

 それを差し引いて読む必要があるということだ。

 マハティールについては、当初中国に対して警戒心が強く、一帯一路について批判的だという印象の記事が多かった。

 しかし、マハティールは融資条件を交渉して最後は一帯一路のプロジェクトを受け入れた。

 一帯一路を受け入れる事はマレーシアにとってもいい事だが、負担を少しでも少なくしたいと言う事だ。

 私は1990年にマレーシアに勤務していたとき、当時首相だったマハティールは日本の円借款の条件を見直す事を要求し、担当官の私は困った事を覚えている。

 すべてはマレーシアのためだ。

 やはりマハティールは健在だと言う事である。

 誤解をしなくてよかった。

 何としてでももう一度マハティールに会って、任期延長の報道記事の事や、日本憲法9条を取り入れると語った事について話して見たい。

 投稿してくれた読者に感謝したい(了)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44599890Z00C19A5FF2000/

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by kuroki_kazuya | 2019-05-12 06:05 | 日本の今後 | Comments(0)