スキーにはまっています。


by 幸田 晋

読者からの投稿を共有したい(ガルブレイスの軍拡批判)

みなさま、時間のアル時に
是非、「天木 直人の公式ブログ」へ
お出で頂きたい。と、思います。<<KK>>

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読者からの投稿を共有したい
(ガルブレイスの軍拡批判)


「天木 直人の公式ブログ」  
2019年6月17日より転載


 15日のブログで「米国内に存在する大量の兵器墓場の空中写真の衝撃」を配信したら、読者のひとりから、かつて同様の光景を目にした事があるといって、次の動画の紹介を受けた。

 https://www.youtube.com/watch?v=c7WCOepX2bo

 この動画は、リベラルで革新的な思想を持ち続けた米国の経済学者ガルブレイスが作成した1977年の"The Age of Uncertainty"であり、英国で13回のBBCテレビドキュメンタリーになったものである。

 この動画を紹介してくれた読者に感謝するとともに、他の読者と要求したい。

 長い動画だから時間のある時に見てもらいたいが、上記URLの39分30秒あたりからobsolete fighter planesの「墓場」が延々と映し出されている。

 ガルブレイスは米国の資本主義と戦い続けたが、同時にまた米国の軍需産業とも戦っていたのだ。

 米ソの冷戦が激しかった時につくられた動画だが、冷戦が終わって30年経っても米国の軍需産業は揺ぎ無いということだ。

 そして米国はいまや中国と覇権争いを本気で始めようとしている。

 ガルブレイスが生きていたらどう思うだろう。

 この動画で私が最も注目したところは、ほとんど終わりの部分で日本に言及しているところだ。

 ガルブレイスはドイツと並んで敗戦国の日本を例に挙げ、軍需産業なくして経済発展に成功した国であると称賛している。

 当時の日本はそう受け止められていたのだ。

 それから半世紀あまりたって、いまや日本は米国の軍需産業の片棒を担がされている国になった。

 ガルブレイスが生きていたらどう思うだろう(了)

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アジア相互協力信頼醸成会議に
日本が不在の衝撃


「天木 直人の公式ブログ」  
2019年6月17日より転載


 きのう16日の各紙が一段の小さな記事で報じていた。

 しかし、この記事は衝撃的な記事だ。

 すなわち、15日、タジキスタンの首都ドゥシャンベでアジアと周辺地域の安全保障問題を協議するアジア相互協力信頼醸成会議(CICA)が始まったという。

 この会議は中国とロシアなど27カ国と地域が参加するものであるがその中にはインドや韓国も含まれているという。

 ところが、その参加国の中に日本は含まれていないのだ。

 この種の多国間会議で日本が含まれていないなどということは、私のこれまでの外務省の経験から言って考えられない事だ。

 どんな多国間会議でも必ず日本は参加しようとしてきたからだ。

 そう思っていたら、日本は米国と並んでオブザーバー参加だと書かれていた。

 日米韓同盟の韓国でさえ正式な参加国になっているというのにである。

 これは衝撃的だ。

 しかし、もっと衝撃的なくだりがあった。

 「米国への対抗姿勢で一致する中・ロは、日米同盟を念頭に、あらたなアジアの安全保障秩序の構築を狙う」と書かれていた(16日毎日)。

 「アジアの安全はアジア人民が守らなければならない」と習近平主席が米国はずしの姿勢を鮮明にしたと書かれていた(同)

 イランのロウハニ大統領を前にして習近平主席は、「保護主義に頼らず、あらゆる国の発展を保護する」と述べたという。

 これは日米包囲網ではないのか。

 日本の安全保障にとって最重要の日米同盟のはずが、その日米同盟が、日本をあたかも米国と同一視されて、アジアからも引き離され、敵視されるようになったということだ。

 これほどの外交失敗はない。

 もはや日米同盟は最重要な同盟関係ではなく、日本を滅ぼす間違った同盟関係になってしまったという事である。

 国際情勢はたえず変わる。

 各国はたえす興隆、衰退する。

 安倍首相の後の首相は、誰がなったとしても、時間をかけてもいいから、日米同盟一辺倒から、自主、自立した日本外交に舵を切らなければいけないということである(了)

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by kuroki_kazuya | 2019-06-18 06:05 | 日本の今後 | Comments(0)