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by 幸田 晋

原発

原発:県内の電力量、減少 美浜3号機停止の影響大--昨年の稼働実績 /福井
1月13日13時1分配信 毎日新聞 報道


 ◇4番目に低い水準
 昨年1年間の福井県内原発での発電電力量は対前年比0・08%減の749億キロ
ワット時で、15基体制となった93年以来、過去4番目に低い水準にとどまったことが、
県が12日にまとめた稼働実績でわかった。04年8月の死傷事故以来、停止している
美浜原発3号機(10日再起動)の影響が大きく響いた。
 95年12月のナトリウム漏れ火災事故以来、停止中の高速増殖炉「もんじゅ」と、廃炉
に向け準備中の新型転換炉「ふげん」を除く、県内原発13基の昨年度1年間の運転実績
をまとめた。

 設備利用率は、いずれの原発も期間中に定期検査にかかったため、100%以下となり、
県内平均は前年と同じ75・8%。最も高かったのは大飯1号機の97・2%、最も低かった
のは美浜3号機の1・4%(試験起動分)だった。
 また、安全協定に基づき事業者から県に報告されたトラブルは計11件。うち発電停止が
4件、出力抑制が3件だった。特に敦賀2号機は、7月の流量調整弁故障や10月の冷却器
細管減肉により、調整運転中に2度停止しており、設備利用率は64・4%まで落ちた。
 全国の原発発電量に占める県内の比率は24・7%。原発立地道県の中では最も高
かったが、前年(26・0%)より低減。ここ最近で25%を割り込んだのは、敦賀2号機の
1次冷却水漏れ事故などで23・6%にまで低減した99年以来となった。【兵頭和行】
by kuroki_kazuya | 2007-01-14 03:10 | 日誌