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by 幸田 晋

志賀原発事故 即発臨界か

局所的に「即発臨界」か 志賀原発1号機事故

 北陸電力志賀原子力発電所1号機(石川県志賀町赤住)の臨界事故隠しで、
八年前に起きた事故当時、制御棒が抜けたスピードなどの条件を厳しく設定して解析
した場合、局所的に、核分裂が急激に進む「即発臨界」の状態だった可能性があること
が十一日、日本原子力技術協会(東京、石川迪夫理事長)の解析などで分かった。

即発臨界は最悪の場合、水蒸気爆発に
つながる恐れもあり、
原技協は解析結果に関する情報を
電力各社で共有化してゆく考えだ


 北電は「当社では二通りの条件設定を行い、解析を行った。
条件設定の違いにより、解析結果が異なるため、実際に即発臨界に至っていたかは
不明」としている。

 原技協の解析によると、制御棒三本の抜けたスピードや順番を最も深刻な条件に
設定した場合、制御棒が抜けた部分の燃料の温度が約百五十度に達していたと
みられる。この状態では即発臨界になっていると考えられるが、
燃料が溶け出す条件の約三千二百度は下回っていた。

 即発臨界は、百万分の一秒単位で核分裂が進むため、
人間の制御を超えた状態になる。

このため、通常、原発の運転開始時は、
即発臨界にならないよう時間をかけて
安定した臨界状態にもっていく。

 八年前の事故の場合は、水の温度が上昇すると核分裂反応が落ち着く
自己制御性などが働き、スクラム信号が発信された約十五秒後には、
出力は定格値の1パーセントを下回り、燃料の破損などはなかった。

 石川理事長は「(昭和六十一年に爆発事故を起こした)チェルノブイリ原発の状態と
はまったく違う、ごく小規模の事象」としている。

 宮崎慶次大阪大名誉教授(原子炉工学)は「厳しい条件でみれば
即発臨界の可能性は否定できない。燃料が溶ければ、水蒸気爆発につながり、多量の放射能を含んだガスなどが噴き出す可能性もある」と指摘している。
2007年04月11日北日本新聞より
by kuroki_kazuya | 2007-04-12 04:10 | 環境 | Comments(0)