「政治的意図感じさせる」年金名寄せ作業
2007年 07月 27日
テレビ朝日系より [27日1時17分更新]
宙に浮いた年金記録問題で、実際の名寄せ作業がまったく手つかずに
なっていることが、年金業務の監視委員会の視察で分かりました。
メンバーは「政治的意図を感じさせる」と強く批判しています。
年金監視委員会・葛西敬之委員長:「これだけ大きな問題の対処の
姿勢としては、非常に不自然で怠慢であると感じた。
ポリティカル(政治的)な意図があるのかどうかということを感じさせる対応だった」
視察したメンバーは、社会保険庁から「まだ指示がないため、
何もしていない」、「実際の作業は来月半ばごろから始まる」と説明を受けました。
メンバーは、「来年3月までに5000万件の名寄せ作業を終わらせる」という
安倍総理大臣が発表した対応策の実現性に疑問を投げかけています。