スキーにはまっています。


by 幸田 晋

カテゴリ:裁判( 163 )

「起訴すべきだった」

=画期的と遺族側弁護士
―日航ジャンボ機墜落


8/12(日) 6:35配信より一部

時事通信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180812-00000002-jij-soci

 遺族組織「8・12連絡会」顧問の海渡雄一弁護士の話 供述調書を見たことはないし、一人一人の供述も聞いたことがない。

 全容が明らかになったのは画期的だ。予見可能性をうかがわせる供述もあり、重要だ。この供述を見ても、検察審査会が不起訴不当と議決した2人について、検察は起訴すべきだった。

 当時の検察審査会には、強制起訴の制度がなく、捜査資料や供述内容が世の中に出ないまま闇に葬られた。これをいつか世に出せないかと思っていた。それをやってくれたことになる。

・・・(途中略)

 日航機墜落事故も関係者を起訴し、
裁判所で審理すべきだった。
個人の責任追及はできなくても、
(供述の報道で)何が起きたかを
明らかにする意味は大きい。

by kuroki_kazuya | 2018-08-13 06:55 | 裁判 | Comments(0)
大飯判決 

福井地裁元裁判長インタビュー 

原発差し止め「迷いなし」


東京新聞 2018年8月7日 夕刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018080802000251.html

 関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止め訴訟で、二〇一四年の一審・福井地裁判決で運転差し止めを命じた裁判長の樋口英明氏(65)が本紙のインタビューに応じ、原発訴訟に対する思いを語った。訴訟は今年七月、名古屋高裁金沢支部で住民側の逆転敗訴が確定。樋口元裁判長は「国の問題だから黙っておくわけにはいかない」と述べ、原子力規制委員会の判断とは別に、司法が自ら原発の危険性を見極めて判断すべきだとの考えを強調した。

 差し止め判決を書くのに迷いはなかった。勇気ある判決と言われるが、こんな危険なものを動かす方がものすごい勇気だ。判決理由の最初に書いたが、多数の人格権や生活基盤、命にかかわることには、危険や被害の大きさに見合った安全性は当たり前のことだ。

 福井地裁で原発訴訟の審理に入る前は「あれだけの被害を及ぼすのだから、それなりに丈夫にできているだろう」と思っていた。だが、全く非常識なくらい、弱い。住宅メーカーは四〇〇〇ガル(ガルは揺れの強さを示す単位)に耐えられる家を建てている。大飯原発の想定は当時七〇〇ガルで、東京電力柏崎刈羽原発の三分の一ほど。根拠をただすと「ここでは強い地震はきませんから」とのことだった。

 つまり、唯一の根拠は「今後何十年の間にここには何ガル以上の地震は来ません」という予知。だが、一〇〇〇ガルを超える地震は国内で頻発している。良識と理性があれば簡単に答えが出るはずだ。

 福島第一原発事故前は、原子力行政への強い信頼があったが、事故後はゼロになった。事故を受けた新規制基準が合理的なのか、危険性に着目しないといけない。「合理的」という言葉を「つじつまが合っている」という意味で使っている人は多いが、専門家がやっているから合っているに決まっている。控訴審判決は「つじつまが合っている」というだけで判断しているが、そうした発想では、司法が規制委の判断を権威づけるだけの役割になる。

 もう二度と事故を起こさない内容になっているのか。それを厳しい目で見極め、合理性や科学の意味を自ら考えないといけない。「3・11」は戦後最大の出来事だったのだから、その前後で同じ姿勢では済まされない。国民を守れるか。それを判断するのは裁判所の最も大きな役割だ。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-08-09 06:35 | 裁判 | Comments(0)
諫早開門「無効」 

確定判決を覆す不思議


東京新聞 【社説】 2018年8月1日より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018080102000167.html

 誰もが不思議に思う。長崎県の諫早湾干拓事業を巡り、開門命令の確定判決を覆し、福岡高裁は国側の請求を認め、命令を無効とした。
確定判決を履行しない
国の姿勢こそ
問題なのではないか。


・・・(途中略)

 だから、漁業者は堤防の開門を求めて提訴した。ところが干拓地では既に農家が野菜などを栽培していた。国と営農者は閉門を求める。利害が対立したが、二〇一〇年には福岡高裁の開門命令が確定判決となった。

 むろん、国は判決に従うべきである。だが、それを拒み続けて、開門することはなかった。さらに営農者側が海水流入を懸念して訴訟を起こし、長崎地裁が開門差し止めを命じる判決を出した。司法の「ねじれ」が起きたわけだ。

・・・(途中略)

 なぜ確定判決に従わなくてもよかったのか。高裁判決の核心となったのは漁業権の消滅だった。確定判決当時の共同漁業権の存続期間は十年であり、一三年に消滅したという考え方を採った。請求異議といって、特別の事情変更があれば判決の効力を失わせうる法理がある。漁業権そのものがない、それを前提にすると確定判決を覆せるという理屈だ。

 だが、本当に代々、
有明海で漁業を営んできた人々に
根本となる権利がないのか。

高裁判断は
あくまで形式論に基づいていないか。

当時の権利が消滅と言われ
驚いているのは漁業者たちだ。

失望と怒りを口にしている。
当然である。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-08-02 06:25 | 裁判 | Comments(0)
<大飯原発訴訟>
住民側、
運転差し止め控訴審の上告断念


7/17(火) 11:09配信より一部

毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180717-00000035-mai-soci

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを周辺住民らが求めた訴訟で、住民側は17日、福井地裁の差し止め判決を棄却した名古屋高裁金沢支部の控訴審判決について、上告しないと発表した。関電側も上告しない方針で、判決が確定する。

 4日の高裁支部判決は、3、4号機の危険性は社会通念上無視しうる程度まで管理されており、住民らの人格権を侵害する具体的危険性はないとして、1審判決を覆していた。東京電力福島第1原発事故後に起こされた運転差し止め訴訟では、初の高裁判決だった。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-07-18 06:54 | 裁判 | Comments(0)
<上関原発訴訟>
原告勝訴、
山口県に人件費など返還請求命令


7/11(水) 12:10配信より一部

毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180711-00000038-mai-soci

 ◇埋め立て免許延長申請の判断留保で生じた人件費巡り山口地裁

 中国電力(広島市)が
山口県上関町で進める
上関原発の建設計画を巡り、
予定地の海面埋め立て免許の
延長申請の可否について
判断を違法に先送りしたとして、

計画反対派の住民が
県を相手取って判断留保で生じた
経費20万円の返還を
村岡嗣政(つぐまさ)知事らに
請求するよう求めた訴訟で、
山口地裁(福井美枝裁判長)は
11日、判断留保について
「裁量権の逸脱で違法」と認めたうえで
県側に240円の返還請求を命じた。


 福井裁判長は、延長後の埋め立て工事完了期限まで1年半を切っていた2013年3月以降は工事の完成が困難だったと指摘。これ以降の判断留保を違法とし、県側が中国電への補足説明を求める文書を発送した郵便費計240円を違法な支出と認定した。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-07-12 06:45 | 裁判 | Comments(0)
大飯原発控訴審 

司法は判断を放棄した


東京新聞 【社説】 2018年7月5日より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018070502000183.html

 住民の「人格権」を尊重し、関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを認めた一審の判断は、いともあっさり覆された。「原発の是非は政治に委ねる」という裁判所。一体誰のためにある? 

 「福島原発事故の深刻な被害の現状に照らし、原発そのものを廃止・禁止することは大いに可能であろうが、その当否を巡る判断はもはや司法の役割を超え、政治的な判断に委ねられるべきだ」と名古屋高裁金沢支部。結局は判断の放棄であろう。

 福島の悲惨な現状を認めた上で、判断を放棄するのであれば、「司法の役割」とは何なのか。

 二〇一四年の福井地裁判決は、憲法一三条の幸福追求権などに基づく人格権を重んじて「具体的危険性が万が一でもあれば、差し止めが認められるのは当然だ」と言いきった。

 福島原発事故のあと、初めて原発の運転差し止めを認めた画期的な判断だった。

 高裁はこれを「内在的な危険があるからといって、それ自体で人格権を侵害するということはできない」と一蹴した。

 内在する危険に対して
予防を求める権利は認められない
ということか。

あまりにも不可解だ。


 控訴審では、耐震設計の目安となる揺れの強さ(基準地震動)の妥当性、すなわち、原発がどれほどの揺れに耐えられるかが、最大の争点とされていた。

 元原子力規制委員長代理で
地震学者の島崎邦彦東大名誉教授は
法廷で
「基準地震動は過小評価の可能性があり、
大変な欠陥がある」と証言した。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-07-06 06:58 | 裁判 | Comments(0)
社説:

大飯原発控訴審 

住民の不安膨らむ判決


7/5(木) 21:17配信より一部

京都新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180705-00000067-kyt-l26

 関西電力大飯3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを周辺住民らが求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁金沢支部は、差し止めを認めた福井地裁判決を取り消した。
 住民側の逆転敗訴である。
 判決は原子力規制委員会が定めた新規制基準を「最新の科学的、専門的知見を反映した」と評価、「危険性は社会通念上無視できる程度まで管理・統制されている」とし、2基が新基準に適合するとした規制委の判断を追認した。

・・・(途中略)

 すでに営業運転していることをふまえ、関電側の主張を追認したかのようにみえる。
 気になるのは、「福島原発事故に照らし、原子力発電そのものを廃止することは可能だろうが、その判断は司法の役割を超えており、政治的な判断に委ねられるべき」と述べていることだ。
 原告の主張を退ける判断をしておきながら、原子力発電の存廃について深入りを避けようとするのはなぜなのか。
司法の役割を放棄した
と思われても仕方ない。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-07-06 06:45 | 裁判 | Comments(0)
<大飯原発控訴審>
差し止め取り消し
 

「危険性無視しうる」


7/4(水) 22:06配信より一部

毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180704-00000098-mai-soci

 ◇3、4号機 名古屋高裁金沢支部が住民側逆転敗訴の判決

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを周辺住民らが求めた訴訟の控訴審で、名古屋高裁金沢支部は4日、差し止めを命じた2014年5月の1審・福井地裁判決を取り消し、住民側逆転敗訴の判決を言い渡した。内藤正之裁判長は「原発の危険性は社会通念上、無視しうる程度にまで管理・統制されている」と述べた。東京電力福島第1原発事故以降に起こされた運転差し止め訴訟で、高裁判決は初めて。

 判決はまず、生命を守り生活を維持する人格権について、「原発の運転に伴う本質的・内在的な危険があるからといって侵害するということはできない」と指摘。「具体的な危険性が万が一でもあるかが、差し止め判断の対象となる」とした1審の判断を覆した。

 その上で、危険性を判断する基準として、「(原発の)設備が想定される自然災害等の事象に耐えられるだけの十分な機能を有し、かつ重大な事故の発生を防ぐために必要な措置が講じられているか否か」と明示。今春に再稼働した3、4号機の審査で使われた新規制基準や、この基準に適合しているとした原子力規制委の判断について不合理な点はないとした。

 また、控訴審で元原子力規制委員長代理の島崎邦彦・東大名誉教授が「大飯原発の基準地震動の算出のために関電が使った計算式は、揺れの想定を過小評価している」と証言したことにも言及。「対象となる活断層の断層面積は、詳細な調査を踏まえて保守的に大きく設定されており、基準地震動が過小とはいえない」と結論付けた。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-07-05 06:45 | 裁判 | Comments(0)
大間原発建設差し止め訴訟

函館地裁住民の訴え棄却

「具体的危険性はない」との判決に
原告団は控訴を検討


北海道ニュースUHB 3/19(月) 20:35配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180319-00000009-hokkaibunv-hok

 東日本大震災以降、建設中の原発に対する初の司法判断が下されました。

 青森県の大間原発の建設差し止めなどを求め、北海道函館市の住民団体が、国などを相手に起こした裁判で、3月19日、函館地裁は、訴えを退けました。

 原告団:「不当だ!」

 8年越しの裁判。市民らが対岸の原発に"NO"を突き付けた裁判。思いが届くことはありませんでした。

 函館から津軽海峡を挟んで、最短23キロの位置で建設中の青森県大間原発をめぐっては、2010年、函館市民らが「安全性が不十分だ」などとして、国と事業者である電源開発を相手取り、建設差し止めを求めて函館地裁に提訴していました。

 裁判では、津軽海峡の活断層の有無、ウランとプルトニウムの混合燃料のみを使う世界初のフルモックス発電の安全性や原子力規制委員会の新規制基準の妥当性などが争われていました。

 19日の判決で、函館地裁の浅岡千香子裁判長は、「原子力規制委員会の安全審査の途中であり、さらに新規制基準は不合理なものとは言えないため具体的な危険性があるとは言えない」として、原告の訴えを棄却しました。

 大間原発訴訟原告団 竹田とし子代表:「バカにしている、本当にひどい判決でした。本当に残念。ごめんなさいもうしゃべれません。悔しくて悔しくて…」

・・・(途中略)

 市民らと同様に自治体としての差し止め訴訟を起こしている函館市の工藤市長は「大変残念に思います。判決の詳細を確認し市の裁判に活かしていきたい」とコメント。

・・・(途中略)

 今後、原告側は控訴する方針です。
by kuroki_kazuya | 2018-03-20 06:43 | 裁判 | Comments(0)
<原発避難訴訟>
「国に責任」判決相次ぐ

「津波予見できた」


毎日新聞 3/16(金) 21:51配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180316-00000144-mai-soci

 全国で約30件が争われている原発避難者の集団訴訟で、16日の東京地裁判決は改めて国の責任を厳しく問う内容となった。国が被告に含まれる訴訟で出された5件の判決のうち、4件が国を免責しなかったことになる。賠償額については東京電力のみを相手取った1件を加えた6件全てで、東電の既払い額からの上積みが認められた。原告らは東電と国の責任に関する法的議論は決着がついたとして、救済策拡充を求める動きを本格化させるが、国は控訴するとみられ、全面解決への道筋は見通せない。【伊藤直孝、近松仁太郎】

 原告側は各地の訴訟で「国は福島第1原発への巨大津波を予見できたのに、東電に津波対策を命じるなどの規制権限を行使せず事故を招いた」と主張。国側は(1)東電に対して津波対策を命じる規制権限はなかった(2)巨大津波襲来は予見できなかった(3)仮に東電に津波対策を命じても事故は防げなかった--と反論する。

 (1)については、国の賠償責任を唯一否定した昨年9月の千葉地裁を含む5地裁の判決が全て「規制権限があった」と認定。(2)についても、5地裁の判決は全て、政府機関が福島沖に巨大津波が起きうると予測した2002年の「長期評価」を引き合いに「襲来は予見できた」と結論付けた。規制権限の不行使が違法となる時期について、16日の判決は、原発の新耐震基準が策定された06年の年末以降と認定。前日(15日)の京都地裁判決とほぼ同じ判断となった。

 (3)については、昨年3月の前橋地裁判決は「電源の高所配置」、同10月の福島地裁判決は「建屋の水密化」、東京地裁判決は、より簡易な「全電源喪失を想定したバッテリー設置とマニュアル策定」を行っていれば、被害を防止か軽減できたとした。

 原発事故に詳しい海渡雄一弁護士は
「16日の判決は先行判決を参照しつつ、
集大成的な判断をしようとしたことがうかがえる。
司法判断は、
国の責任を認める方向に集約されつつある」
と分析している


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-03-17 06:53 | 裁判 | Comments(0)