スキーにはまっています。


by 幸田 晋

カテゴリ:女性解放( 39 )

「杉田発言に黙ってはいられなかった」

政治学者が
自分はレズビアンだと明かした理由


石戸諭 | 記者 / ノンフィクションライター

9/22(土) 9:00より一部

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidosatoru/20180922-00097820/

 「これは杉田水脈・衆院議員だけの問題ではない。彼女を国会議員として当選させている日本の政治、社会の問題なのだと言いたい」

 岡野八代・同志社大教授は静かに、しかし怒りで口を震わしながら、言葉を絞り出した。専門は政治思想、特にフェミニズム理論だ。

 彼女は杉田氏の論考に抗議するために、レズビアンであることを公表した。「カムアウトをしないと、幾度も自分で決めてきたのに」である。なぜ告白するに至ったのか。政治学者であり、問題の当事者である彼女はこの問題をどう捉えているのかを聞いた。

今回だけは言わないといけない

 最初に私と岡野さんの関係を書いておきたい。私は大学時代、彼女のゼミに所属して、卒業論文を書いた。

 彼女は当時、立命館大の教員で、カナダから帰国したばかり。政治思想をベースに国内のフェミニズム理論の最先端を走っていた。明るく、快活な性格で学生からも人気があった。

 彼女は「新潮45」に掲載された杉田氏の論考に抗議するために同性愛者であることを公表するとともに、論壇誌「世界」10月号に「差別発言と、政治的文脈の重要性」という杉田発言を批判する論考を発表した。

 《私はいままでレズビアンであると明かしたことなかった。それは私の研究が「レズビアン」だから、そう考えるんだと思ってほしくないから。特別視されることが嫌だった。

 異性愛者が何を書いても、異性愛であることを注目されることはないのに、レズビアンだったら、そこが注目される。

 確かにまったく研究に影響がないとは言わない。私の人生にずっとついて回ってきて、差別も偏見の目にもさらされてきたから、考えには影響があるだろうと思う。

 でも、私にとっては私のアイディンティティの一部であって全てではないんだよね。

 政治に関わる発言をするときは、その文脈に応じて立場を明らかにしているけど、その文脈と関係のない属性とは、切り離して発言の中身、書いていることの中身だけで判断してほしいと思っている。

 レズビアンであると言ったら、私の過去の発言や論考がすべて特別視されるものになっていくのかも、という恐れから自由になれない。

 フェミニストだからといってすべての人が受け入れてくれるわけではない。言わないだけで、差別まではいかないけど偏見を持っている人だっているよ。だからずっと黙ってきた。

 でも、今回だけは言わないといけないと思った。》

「制度で生きづらさは救える。杉田氏擁護は明らかに間違っている」

 彼女は大学教員として、何度もカムアウトすべきではなかったかと思ったこと。学生たちが性的少数者であることを明かして、サークルなどを作っているのに、「あえてカムアウトしない」と決めた自分にずっと罪悪感があったと明かしている。

《今回、言わないといけないと思ったのは、罪悪感からだけではないんだ。

 杉田議員の論考が明らかに差別発言であることが認識されていないこと。本当に議論しなければいけないのは、家族観の問題であること。

それは私が研究してきた分野だから発言しないといけないと思ったことが大きい。

 杉田議員は制度で生きづらさを救うことはないと書いている。政治は生きづらさを救えないという擁護論もある。

 これは明らかに間違っている。家族制度は政治的な問題で、異性の両親に子供がいるという規範的な家族があり、彼らのために制度が組み立てられいる。

 私はフランスやイギリスで同性婚をした人たちの話を聞く機会があったけど、広い意味で婚姻という制度が認められているからこそ、彼女たちは差別に対して、「差別する側がおかしい」「自分たちにも権利がある」と堂々と反論できると言っていた。

 これで生きづらさはずいぶんと軽減されるでしょう。

 日本ではどうか。異性同士の婚姻には手厚い法的保護がなされているのに、同性カップルにはまったく法的な保護がない。

 制度に組み込まれていないことに生きづらさに要因があるなら、軽減することは政治の務めではないのか。同性婚を「容認」できないと書く、杉田発言は、異性婚と同等の権利を求めてきた人を不当に貶める意見なんだ。

 制度に組み込まれている人たちから「救えない」とは言われたくない。》

 「制度があれば認識は変わる」と岡野さんは強調する。彼女は理想的には婚姻制度ではない、別の制度があればいいと考えている。

《例えば、同性のカップルが結婚式をあげても親が祝福しないことが多い。私も自分の経験上、よく知っている。

 なぜかといえば「正式な結婚ではない」と考えているからなんだよ。これが法的に同性婚が認められていれば、考えは変わるでしょう。

 理想を言えば、私は現状の婚姻制度を批判しているから、婚姻ではない形でも、家族としてのつながりが尊重される権利が認められればいいと思う。

 でも、政治的な妥協として同性婚が認められ、異性婚だけに認められている手厚い権利が手に入るなら、まずはいい。それで間違いなく、生きづらい人は減るよ。》

なぜ杉田発言は悪質な差別なのか?

 岡野さんは政治思想家なので、家族や差別という概念にこだわる。彼女は「差別」を語る時に、何よりも重視するのは文脈だ。

 どのような政治状況で、彼女の発言がでてきたのか。杉田氏は安倍首相が引き上げた人材であること、杉田氏の家族観は自民党の改憲草案にあらわれた価値観と同じであること----。

《なんでも安倍政権批判に結びつけるなという声があるのは知っている。でも、杉田発言を放置しているのは、差別を放置するのと同じことであるという認識を政権が持っていないということではないのか。

 私は杉田発言を「個人的な意見」として放置して、議員辞職をせよという声すら上がってこないのが安倍政権であり、自民党政権の本質的な問題だと考えている。

 何度もいうけど、私は今まで、レズビアンとして声を上げようと思ってこなかった。その点ではあえて、自分を押し殺して生きてきた。

  でも、私たちが「生産性がない人間」であり、権利すら必要ないと国会議員が公然と書くのは明らかに悪質な差別であると言いたい。法制度を動かせる権力を持っている国会議員にそんなことを言われたくないんだ。》

自分がカムアウトしたのが正しかったかわからない

 ここまで一気に話した後、ふっと一息つく。彼女は「自分がカムアウトしたことが正しかったか今でもわからない」と言った。

 彼女の生活圏から遠い人たちは彼女の勇気を称賛した。しかし、彼女の生活に関わる近しい人たちのなかには、戸惑いやわだかまりが残っているのもまた事実だ。

《これは私的な問題ではないんだ。レズビアンであるということは、私だけの問題ではなく、私と周囲の関係性の問題。公表することで関係性に変化がでてくるのは当然のことで、私はその変化を引き受けないといけない。

 杉田氏も杉田氏を擁護する異性愛者はそんなことでは悩まないでしょ。普段から結婚や恋愛の話題をしても何にも思わないでしょ。それも婚姻という制度があって、手厚い保護があるって当たり前のように思っているからだよね。

 私は異性婚というシステムに組み込まれずに、その外にいると思って生きてきた。だから、一人でも生きていけるような仕事についたし、若い頃悩まされた自分について考えなくてもいいように、政治思想史を選んで勉強してきた。

 私自身は、いまさら生きづらさを誰かにわかってほしいと思わないし、周囲にわかれとも言わない。考え方が違うから、いまのLGBTの運動にあまり関わろうとも思わない。

 できるなら公表しないで生活していたかったと思うよ。もちろん、それがすっきりした生活だとも、いえないけど。

 ただでさえ、政治的発言をしたら女性であるというだけでいろいろ誹謗中傷の対象になるのに、さらにレズビアンでしょ。差別される属性が増えるんだよ。》

「悪質な差別が許されない社会になってほしい」

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-09-24 06:25 | 女性解放 | Comments(0)
新潮社社長
「常識逸脱した偏見」
 

月刊誌特集でLGBTに


東京新聞 2018年9月21日 19時12分より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018092101001557.html

 新潮社は21日、性的少数者(LGBT)を巡る表現で批判を受けている月刊誌「新潮45」10月号の特集について「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられた」と、内容に問題があったことを認める佐藤隆信社長名の談話を発表した。謝罪の文言はなかった。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-09-22 06:35 | 女性解放 | Comments(0)
カースト制度の
最下層出身
 

日本で
研修生活送る女性が抱く夢


9/15(土) 12:20配信より一部

神戸新聞NEXT

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180915-00000007-kobenext-l28

 祖国に残る身分差別の根絶と女性の地位向上に尽くしたい-。そんな思いを胸に、日本で研修生活を送るネパール人女性がいる。サビナ・ビスンケ・ラムテルさん(20)。出自によって人を隔てるカースト制度の最下層出身だ。(小川 晶)

 「サルキは触るな」

 サビナさんが初めて差別を実感したのは、小学校に入った直後、同級生から投げ掛けられた言葉だった。祖母に尋ねると「私たちサルキは、他の人に触っちゃいけない身分なの」と言われた。

 ネパールで「サルキ」とは、かつて皮革製品を担っていた人たちを指す。鍛冶の「カミ」、縫製の「ダマイ」などとともに、最下層のカーストとされている。

 約20人のクラスメートの大半は、司祭の「バフン」、軍人や王族の「チェトリ」といった第1階層の子どもたち。サビナさんは「バフンやチェトリの家に入ってはいけない」と教えられた。レストランでも、彼らが普通に店に入る一方で、サルキは店側が認めない限り、外で食事をとる。

 2015年のネパール大地震では、サビナさんの暮らす集落も大きな被害を受けた。上位カーストの家は真っ先に建て替えられ、サルキは後回しにされた。

 ネパールの差別問題に取り組む伊丹市の市民グループ「サマンタ」共同代表の山本愛さん(45)によると、カースト制度は、隣接するインドから、民族の流入とともに持ち込まれた。サビナさんら丘陵地帯のヒンドゥー教徒▽北インド系のヒンドゥー教徒▽先住民族-の3グループが、別々のピラミッド型の身分階層を持ち、複雑に絡み合って社会を形作っている。

 1990年憲法で、法の下の平等が保障されたが、井戸の使い分けや公共の場への立ち入り、賃金格差など、差別は端々に残る。結婚が特に顕著で、異なるカースト同士で結ばれても、周囲の風当たりなどにより9割が離婚するとのデータがある。

 性差別も根強く、「女性が勉強する必要はない」との考え方が農村部を中心に広がる。男性はどこに行くのも自由だが、女性は外出すらままならない家庭もあるという。

 90年代以降、民主化の流れが進みつつあるが、サビナさんが実情を訴える。「身分差別の撤廃を主張するのは低いカーストの男性で、女性差別の問題に取り組むのは身分の高い女性。私たちのような最下層女性の声は届きにくい」

 今春、草の根の国際交流を続けるPHD協会(神戸市)の研修生に選ばれて来日した。1年間の予定で、日本語を学びながら、農業や保健衛生をテーマに実地研修を続けている。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-09-16 06:35 | 女性解放 | Comments(0)
新潟県知事選での
「女性知事いらない」応援演説、

花角英世候補も
与党関係者も問題意識なし


6/6(水) 16:00配信より一部

HARBOR BUSINESS Online

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180606-00167469-hbolz-soci

 世界最大級の東京電力「柏崎刈羽原発」再稼動だけでなく、安倍晋三首相の総裁選3選も左右するとして注目されている「新潟県知事選」(6月10日投開票)。与党側候補者の花角英世氏の街頭演説(5月31日・魚沼市)では、応援に駆けつけた地元の商工会長が「新潟県に女性の知事はいらないんです!」と発言し、「女性蔑視だ」との反発を招いている。しかし、この発言は花角氏本人のものではない。花角氏はこのことについてどういう見解を持っているのだろうか?

◆「女性知事いらない発言」への見解について花角氏を直撃

 そこで6月2日、街宣車に乗り込む直前の花角氏に声をかけた。しかし、すぐにスタッフがブロックして筆者をさえぎる。そのまま街宣車の助手席に乗り込んだ花角氏に向かって、窓越しに「女性知事いらない発言についてどう思いますか」と声をかけ続けると、花角氏はようやく「覚えていない」と答えた。

 翌3日には『朝日新聞』新潟版が「魚沼の商工会長『女性知事は必要ない』」と銘打った記事を出し、さらに騒動は広がった。さすがに新聞で報じられれば、花角氏の記憶も蘇るだろうと思い筆者は再度直撃した。

――「女性知事いらない発言」についてはどう思いますか。

花角氏:誰の発言ですか。私、知らないのですよ。

――魚沼市の商工会長が5月31日に隣で話していましたよね。『朝日新聞』が報道しています。

花角氏:報道を見せてください。

――隣で聞かれていて、何も思わなかったのですか。

花角氏:「女性とか男性とかは関係がない。能力がある人こそ大切だ」とおっしゃったのではないですか。

 ここで星野伊佐夫県議(県連常任顧問)らスタッフが間に入って質問を遮った。花角氏の記憶は戻らないどころか、その脳内では応援演説内容の改竄が行われているようだった。

 さらに6月5日、3度目の直撃。車の窓越しに質問すると、『朝日新聞』の記事を読んだことは認めたものの、「女性知事いらない発言」の見解については窓を閉められ回答を拒否されてしまった。

◆花角氏応援の娘さんの反応は……?

 実際の演説の内容は、今回の女性差別発言をいち早くツイッターで紹介した、フリーライターの畠山理仁氏が公開した動画を見れば一目瞭然だ。花角氏のすぐ隣で商工会長は、次のように訴えていた。

「花角さん、経験もの凄く豊かです。副知事時代から商工会をすごく応援をしてくれています。新潟県には女性の知事は必要がない。経験豊かな花角さん、一つ、よろしくお願いしまして応援にさせていただきます」

 この時、隣で聞いていた元新潟県知事の泉田裕彦衆院議員(新潟5区)は苦笑しながら首を傾げたのに対し、花角氏は参加者に向かって一礼をするだけ。訂正や釈明をすることはなく、「花角氏も泉田氏もそのまま立ち去ってしまいました」(畠山氏)という。

 これと対照的な反応をしたのが、「応援にかけつけた」と話す花角氏の娘さんだ。6月2日の新潟市内での街宣で「むすめ」というタスキをかけて、道行く車に手を振っていた娘さんに声をかけた。

「女性知事は新潟にいらない」発言を訂正するなり、「自分の考えとは違う」と説明するなりしたほうがいいのではないか、と聞くと「そうですね」とその必要性を認め、「ちょっと方法は考えさせていただきます。ありがとうございます」と簡潔だが明瞭な答えが返ってきた。

◆現場の与党側関係者も、「女性知事いらない発言」に問題意識なし

 花角陣営に入っている選挙プランナー、三浦博史氏の得意技は、候補者の娘を露出させることだ。辺野古新基地建設容認へと変節をした仲井眞弘多・元沖縄県知事の選挙でも、年齢差のある相手候補に対抗すべく、タスキ姿の娘を登場させた。高齢の仲井真氏と娘が並ぶことで平均年齢を下げ、相手候補との年齢差をあまり感じさせないようにするという印象操作だ。

 今回の新潟県知事選でも「新潟初の女性知事を」とアピールする相手陣営の強調点(違い)を薄める狙いなのだろう。しかし“娘登場作戦”で見た目の若さや女性露出度をアップさせるだけで、娘さんのような若い女性の真っ当な感覚を取り入れる姿勢は皆無だった。

 6月2日の花角氏直撃の後、現場にいた三浦氏に「女性知事いらない発言」について聞くと、「有権者とのコミュニケーションを妨害しないでください」とだけ答え、発言については何も答えなかった。さらに『朝日新聞』の記事が出た6月3日、長岡市での街宣に同行していた柄沢正三幹事長(自民党県議)や星野伊佐夫県議にも同じ質問をしたが、「朝日の記事は読んでいない」と答えた。

 街宣の現場で多くの関係者に「女性知事いらない発言」について聞いてみたが、問題意識を持っていたのは(筆者が聞いた限りでは)花角氏の娘さんただ一人だけだった。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-06-07 06:25 | 女性解放 | Comments(0)
セクハラ容認許さない 

麻生氏「罪ない」に全国で抗議


東京新聞 2018年5月8日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201805/CK2018050802000140.html

 福田淳一前財務次官のセクハラ問題を巡り、「セクハラ罪という罪はない」などと発言した麻生太郎財務相の辞任を求める抗議行動が七日夜、東京・霞が関の財務省前や札幌市など全国五カ所で行われた。集まった人々は「発言は悲しかった」「セクハラが許されない社会に変えたい」などと訴えた。

■財務省前

 財務省前では、冷たい風雨の中、プラカードを手にした数十人が集まった。女性差別問題に詳しい研究者や弁護士、ジャーナリストらが呼び掛けた。「財務省によるセクハラ認定を、省のトップが否定した。大臣として不適格だ」「反省して辞任を」などと沿道から声を上げた。

 エッセイストでタレントの小島慶子さんは
マイクを握り、「テレビ朝日の女性記者だけでなく、
セクハラ被害に遭った大勢の女性に共感して参加した。
男性も性体験がないことをからかわれたり、
職場でパワハラを受けたりする人もいる。
身の回りの全てのハラスメントに
『もうやめよう』と呼び掛けたい」と語った


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-05-09 06:25 | 女性解放 | Comments(0)
「セクハラ罪ない」発言に抗議 

各地で女性ら一斉に


東京新聞 2018年5月7日 19時45分より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018050701002176.html

 女性記者へのセクハラを報じられ財務事務次官を辞任した福田淳一氏について、麻生太郎財務相が「『セクハラ罪』という罪はない」と発言したことを巡り、女性団体関係者らが7日、東京・霞が関の財務省前や札幌、京都市内に集まり、一斉に抗議の声を上げた。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-05-08 06:35 | 女性解放 | Comments(0)
ノーベル文学賞の
発表が見送られた 

セクハラ構図はいずこも同じ 

腐敗を生む秘密主義と特権階級


木村正人 在英国際ジャーナリスト 5/4(金) 18:40より一部

https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20180504-00084827/

1901年以来、最大の危機

[ロンドン発]ノーベル文学賞を選ぶスウェーデン・アカデミー(定員18人)が4日、性的スキャンダルに端を発したアカデミー自身の混乱を収拾できないため、今年のノーベル文学賞を来年のノーベル文学賞と合わせて授与すると発表しました。

ノーベル文学賞は第一次大戦と第二次大戦のため6回発表が見送られたことがありますが、該当者がなかったのは1935年の1度きり。フランスの詩人シュリ・プリュドム(1839~1907年)に初授賞された1901年以来、ノーベル文学賞は最大の危機に陥っています。

スウェーデン・アカデミーは発表見送りの理由について「社会の信頼の失った」ことを挙げています。
しかしアカデミーでは
会員の夫による性的スキャンダルを
ウヤムヤにして既得権の維持を図る守旧派と、
腐敗を一掃しようとする
サラ・ダニウス前事務局長(56)ら改革派が
激しく対立していました。

決めようと思っても決められない

現地からの報道によると
暫定的に事務局長を務めている
アンデルス・ オルソン氏(68)はこう話したそうです


「アカデミーで活動している会員はもちろん、長期的で大胆な改革が求められていることを知っています。次のノーベル文学賞を発表するまでに信頼を取り戻す時間が必要です。この決定は過去とそして未来のノーベル文学賞受賞者、ノーベル財団、大衆への敬意から下されたものです」

しかし性的スキャンダルへの対応をめぐり会員の辞任や活動停止が相次ぎました。活動できる会員が意思決定に最低限必要な12人を下回り、10人になったため、残った会員で今年のノーベル文学賞を決めようと思っても決められない状態に陥ってしまったのが現状です。

守旧派は今年も例年通り、ノーベル文学賞を発表して伝統を守ろうと主張しましたが、改革派はとても発表できる状況ではないと応じなかったようです。

秘密主義の厚いベールに覆われた選考過程

ノーベル文学賞の選考過程は受賞の翌年1月から50年間門外不出とされています。

「川端康成とノーベル文学賞―スウェーデン・アカデミー所蔵の選考資料をめぐって」(大木ひさよ著)によると選考は約1年かけて行われるそうです。選考過程で情報が外部に漏れないように、徹底した秘密主義が敷かれ、決定に至るまでの議論や審査は極秘に行われます。

発表前年の9月以降

ノーベル委員会が世界各国の作家協会会長、大学の文学・言語学の研究者・教授、過去のノーベル文学賞受賞者、スウェーデン・アカデミー会員に推薦状の依頼を600~700通送付

翌年2月1日

それまでに送られてきた推薦状をもとに300~350人と言われる候補者リストを作成

5月末ごろ

ノーベル委員会が第一選考を行い、15~20人の最終審査リストを作成

不正がないか厳重に調査。候補作をスウェーデン語、英語、フランス語、ドイツ語などに翻訳。スウェーデン・アカデミー会員が候補作家全員の作品を読み考察を重ねる

9月中旬

第1回選考会議。その後、数回の会議を経て最終候補を絞る

10月

ノーベル文学賞発表

女性18人の告発が発端

昨年11月、地元の主要紙ダーゲンス・ニュヘテルが、アカデミー会員の女流詩人カタリーナ・フロステンソン氏(65)の夫でフランス出身の文学サロン監督ジャン・クロード・アルノー氏(71)が過去20年にわたり会員や会員の妻、娘ら計18人に性的暴行を加えていたことをスクープしました。

実名と顔を出した4人を含む18人が後ろ姿や手で顔を隠した写真を掲載して、○○を強制されて頭部を押さえつけられ恐怖のあまり嘔吐したり、彼氏と一緒にいるのにいきなり股間に手を入れられて弄られたりした様子を克明に告発したのです。

こうした性的暴行は
アカデミーの施設だけでなく、
ノーベル賞晩餐会で半ば公然と行われていました


スウェーデン・アカデミーは年50近くの賞を授与しており、大手出版社、王立ドラマ劇場、王立音楽アカデミー、王立美術アカデミーとも強い絆を持っています。

アルノー氏は
スウェーデン・アカデミーなどの資金で
運営する自らの文学サロンで講演会や読書会、演奏会、舞踏会を
仕切る文化界の最高実力者でした。
性行為を拒否した女性を「干してやる」と脅していたそうです


アルノー氏は
年12万6000スウェーデン・クローナ(162万円)の活動資金をアカデミーから提供されていました。
文学サロンには妻のフロステンソン氏も参画しており、利害相反が浮き彫りになりました。

アルノー氏は
アカデミーがパリに所有するアパートメント(住宅)の管理を任され、維持管理費を受け取っていました。
住宅に自分の表札をかけて私物化し、セクハラに使用するなど、やりたい放題でした。


賭け屋疑惑まで浮上

さらにはアルノー氏が
発表の瞬間まで門外不出とされるノーベル文学賞受賞者7人の名前を
事前に漏らしていた疑いまで浮上


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-05-05 06:45 | 女性解放 | Comments(0)
セクハラ問題、
上層部と財務省の
ナアナアにテレ朝局員も憤り


NEWS ポストセブン 4/27(金) 16:00配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180427-00000014-pseven-soci

 財務省の福田淳一事務次官によるセクハラ問題。福田次官は、自宅近くのバーに女性記者を呼び出し、「おっぱい触っていい?」などとセクハラ発言を繰り返した。『週刊新潮』(4月19日号)が報じ、音声テープを公開すると、テレビ朝日はセクハラを受けたのは自社の女性社員Aさんであると公表した。

 Aさんは、この音声をテレビで流したいと、上司である50代の女性管理職のBさんに掛け合った。しかし、Bさんは放送できないとの判断を下した。

 政治部出身のBさんはかつてテレ朝の看板番組『報道ステーション』のプロデューサーを務めていた。

「気骨があり有能な女性として評判でした。『報ステ』では原発再稼働の批判や慰安婦問題の検証など、政権の方針と違う内容が目立って安倍政権から目の敵にされていました。その後、担当プロデューサーだったBさんは番組を外され、経済部に異動しました。事実上の更迭でした」(Bさんを知る関係者)

 権力の恐ろしさを誰より知るBさんだからこそ、部下の局内での告発にGOを出せなかった。

 Aさんの告発が掲載された『週刊新潮』は大きな反響を呼び、「犯人探し」が始まった。局は緊急会見を開いたが、そこで展開されたのは、あたかもAさんが悪者であるかのような“謝罪会見”だった。テレビ朝日の篠塚浩取締役報道局長は「当社社員が、取材活動で得た情報を、第三者に渡したことは報道機関として不適切な行為であり、当社として遺憾に思っています」と述べた。

 これには、特にテレビ朝日の若手の社員たちが大きなショックを受けたという。

「財務省に抗議して『責任を取ってください』と訴える会見だと思っていたら、まるで違っていた。記者が新潮にテープを持ち込まざるを得なかった状況を説明して社として全力で守るのではなく、『Aがすごく悪いことをしてすみません』と平謝りする内容だった。局の上層部は財務省に一応の抗議はしたものの、結局ナアナアのやり取りが続き、現場の社員はみんな憤っているといいます」(メディア関係者)

 本来なら「Aは勇気ある行動をした。彼女をそこまで追い込んだ会社にすべての責任がある」と主張すべきなのに、政権の意向を忖度し、あげくは被害者に罪をなすりつけた。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-04-28 06:28 | 女性解放 | Comments(0)
妊娠報告後の解雇無効判決 
東京地裁、


かばん製造会社


東京新聞 2016年3月22日 18時33分より一部

 東京都台東区のかばん製造会社「ネギシ」で働いていた中国籍の何尭さん(32)が、妊娠を伝えた後に解雇されたのは無効だとして地位確認などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は22日、解雇を無効と判断し、請求を全面的に認めた。解雇以降の賃金の支払いも命じた。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2016-03-24 06:35 | 女性解放 | Comments(0)
<日本航空>
妊娠で休職命令

…客室乗務員が
無効訴え提訴


毎日新聞 6月16日(火)19時6分配信より一部

妊娠による地上職への勤務を認めず休職を命じたのは、
男女雇用機会均等法などに違反するとして、
日本航空の客室乗務員、神野(じんの)知子さん(40)が
16日、同社を相手取り、
休職命令の無効と未払い賃金など338万円の支払いを求め東京地裁に提訴した。

神野さんは
「妊娠による不利益な取り扱い。
マタニティーハラスメントだ」と訴えている。


訴状などによると、同社は規定で客室乗務員が妊娠した場合、母体保護から乗務資格を停止している。
そのため産前地上勤務制度を設けており、産前休暇まで地上勤務を選択できる。
希望者がこの制度を利用してきたが、
2008年に「会社が認める場合」とただし書きが付き、利用に制限がついた。

神野さんは昨年8月に妊娠が分かり、
会社に産前地上勤務を申請。
しかし会社から「ポストがない」と拒否され、翌9月5日に休職を命じられた。
休職中は無給となるため、
アルバイトを許可するよう求めたがこれも認められなかった。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2015-06-17 06:25 | 女性解放 | Comments(0)