スキーにはまっています。


by 幸田 晋

カテゴリ:教育( 36 )

花粉症対策にも 

朝晩2回の鼻うがいで快眠度アップ


〈AERA〉

3/1(金) 16:00配信より一部

AERA dot.

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190227-00000035-sasahi-life

 誰しも経験したことがあるであろう“鼻づまり”。実は、鼻がつまっていることにより睡眠の質が低下し、QOLを損なうケースがあるという。これは大人でも子どもでも同様で、鼻のクリニック東京理事長で耳鼻科医の黄川田(きかわだ)徹医師は、特に子どもの場合は、睡眠の質が成長に影響するため深刻だと指摘する。

*  *  *
「小さなお子さんなら、夜間に何度も起きたり、寝起きや寝入りにぐずったりすることも多い。そうしたお子さんを診察すると、鼻腔が狭くなり、空気の通りが悪くなった典型的な鼻づまりがよく見つかります」(黄川田医師)

 憂慮すべきは、その多さだ。

「7割かそれ以上のお子さんに鼻の問題があるのではと考えています」(同)

・・・(途中略)

 これから到来する花粉症シーズン、一時的にでも鼻にトラブルを抱える人はさらに増える。もしも自分が夜間に鼻づまりを起こし、QOLを損なっているならどうすればよいか。手術しか改善の道はないのだろうか。

「鼻腔内を生理食塩水で洗浄する鼻うがいで、症状が改善する可能性は大いにあります。鼻の粘膜についた花粉やほこり、鼻汁を洗い流せば、炎症が起こりにくくなります。
当院では、
朝晩2回洗浄して
点鼻薬を使う治療を
4週間ほど行い、
効果を見ています」(黄川田医師)


 同院では、鼻うがいと点鼻薬の治療で、子どもでは約8割の患者の症状が改善したという。

・・・(途中略)

 そこで、花粉症対策も兼ねて、朝晩2回の鼻うがいを行ってみることにした。「特に劇的な変化は感じなかった」ものの、3週間ほどして、枕によだれがつくことがなくなり、口を閉じたまま目が覚めることに気づいた。寝起きも以前より若干よくなったと感じる。

「夜型人間だと諦めていたのに、ちょっと驚いています」(同)

 鼻づまりはばかにできない。睡眠はもちろん、仕事の効率や生活の質にまで影響する。改善したほうが、断然人生が豊かになるのだ。
by kuroki_kazuya | 2019-03-02 06:15 | 教育 | Comments(0)
日本発の「らせん高分子」 

ノーベル賞級の隠れた偉業


2/3(日) 15:02配信より一部

産経新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190203-00000517-san-sctch

 科学技術の進歩に貢献した人物に贈られる日本国際賞の今年の受賞者に、微小な分子がらせん階段のように連なった「らせん高分子」を開発した名古屋大の岡本佳男(よしお)特別招へい教授(78)が選ばれた。約40年前から医薬品などの製造現場で広く使われている世界的な業績で、ノーベル賞に匹敵するともいわれ、評価は遅すぎたとの声も上がっている。

■世界中の研究者が恩恵

 日本国際賞は毎年4月の授賞式に天皇・皇后両陛下がご臨席し、賞金5000万円が贈られる権威ある賞だ。審査委員長を務めた浅島誠東京大名誉教授は岡本さんについて「科学のみならず周辺領域にも大きなインパクトを与えた卓越した発見。製薬関係をはじめ、世界中の研究者の誰もが当たり前のように恩恵を受けている」とたたえた。

 らせん高分子は、自然界ではDNA(デオキシリボ核酸)やタンパク質などが知られるが、人工的に作ろうとするとすぐに壊れてしまって合成は困難だった。

 これに対して岡本さんは、大阪大の助手だった1979年、試行錯誤の末に豆の抽出物である「スパルテイン」を用いるなどして安定的な合成に成功。しかも、らせんには右巻きと左巻きがあるが、その作り分けも実現した。これは世界初の成果だった。

・・・(途中略)

■有機化合物の「左右」を分離

 人工的に合成したらせん高分子が持っていたのは、さまざまな有機化合物を“左右に分離する”能力だ。

 医薬品などで私たちの暮らしを支えている有機化合物は、構成する成分が同じでも、右手と左手のように対称的な2種類の立体構造を持つ場合がある。まるで鏡に映したように左右対称なので「鏡像体」とも呼ばれ、人体に与える影響が左右で大きく異なるものがある。

・・・(途中略)

 このように、鏡像体は医薬品や飲食品などの分野で重要な役割を持つが、左右の分離は難しかった。それが、らせん高分子を使うことで簡単に分けられるようになったのだ。

 左右の分離装置は「カラム」と呼ばれ、化学品メーカー「ダイセル」(大阪)を通じて82年に商品化された。カラムは筒状で内部にらせん高分子が詰め込まれ、左右を分けたい化合物を流し込むと時間差をつけて別々に出てくる。今では世界中で使われている。

 らせん高分子の合成からわずか3年での実用化は、驚くべき早さだ。岡本さんは「研究室の教授を通じ、ダイセルの社長とつながりがあったから」と振り返る。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2019-02-04 06:25 | 教育 | Comments(0)
<青い空白い雲>
"買春"新潟県知事のような「学歴バカ」が
日本をダメにする!


〈サンデー毎日〉

mainichibooks.com 5/10(木) 12:01配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180510-00000001-sundaym-soci

 ◇牧太郎の青い空白い雲/668

GW(ゴールデンウイーク)も終わり世間がすっかり忘れてしまった「買春で新潟県知事を辞職した米山隆一さん」のことを書いておきたい。「学歴バカの悲劇」を伝えたいのだ。

 米山さんの実家は養豚農家。幼い時から家業を手伝いながら、新潟県湯之谷村立井口小学校に通った。外で遊ぶより本を読むのが好きな少年。でも、児童数が少なかったこともあって、全員が春と秋は陸上部、夏は水泳部、冬はノルディックスキー部に所属。スポーツ少年でもあった。

 ところが、周囲から「秀才」と言われ、新潟大学教育学部附属長岡中学校に入学してから、なぜか「受験勉強」に夢中になる。高校は遠く離れた兵庫県の名門・灘高。1986年、東京大学教養学部理科三類、つまり医学部に合格。「日本で一番入試が難しい学部」に合格するのが彼の目的だった。

 東大医学部を卒業し医師免許を取得すると、今度は東大大学院経済学系研究科に入学する。目的は司法試験にチャレンジすること。97年10月に司法試験に合格(後に、弁護士登録)。東大大学院医学系研究科に入学して、博士を目指していた。ハーバード大学附属のマサチューセッツ総合病院に研究員として渡米。何やら「輝ける学歴」を手に入れるのが唯一の「目的」になった。

・・・(途中略)

 でも諦めない。これを皮切りに国政選挙で4連敗。勝つために、所属政党を自民→日本維新の会→民進と次々に変える。新潟県知事選では「社民・自由・共産推薦」。原発再稼働反対運動を味方に勝利した。

 米山さんは「輝く学歴」を背景に、権力者になることが目的だったのだろうか?

・・・(途中略)

 受験勉強だけが得意な人がいる。しかし、それだけで「役に立たない人」もいる。

 同じ頃、財務省の事務次官が(天下り寸前だというのに)女性記者へのセクハラで、その後の人生を棒に振った。この人も受験勉強が上手で権力を握った口だろう。

 大きな声では言えないが、「役に立たない」という意味では、財務官僚より始末が悪いのが、外務官僚である。

 かつて、東大在学中に外交官試験に合格した「東大中退組」が偉そうにしていた。すべてが「試験の結果」。ともかく「受験上手」が幅を利かせた。
でも、彼らは役に立たない。
大使館勤務になっても情報収集活動が下手で、
ただパーティーばかりしている。
税金泥棒の外交官がうじゃうじゃしている


 外務省は米大統領選で「ヒラリー圧勝!」と予測して赤っ恥。今、朝鮮半島の南北統一が加速する中で、外務省は「独自の情報」を持っていないから役に立たない。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-05-11 06:25 | 教育 | Comments(0)
安倍政権による
「道徳の教科化」はここがダメ! 

前川氏、
安倍首相の「お膝元」で教育改革を批判


HARBOR BUSINESS Online 5/5(土) 16:00配信より一部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180505-00165077-hbolz-soci

 前川喜平・前文科事務次官が、4月14日に安倍晋三首相の選挙区(山口4区)である下関市で講演、安倍政権がすすめる「教育改革」を批判した。前川氏は講演で「道徳の教科化」(2018年度から移行措置期間、2020年度から小学校で完全実施)についての疑問を呈示。教科書に載っている有名な話を紹介したうえで、「自己犠牲が正しいとする結論を押しつけてはいけない」と批判したのだ。

 この前川氏の講演会に対して、下関市教育委員会は「前川氏への応援ととられかねない」として後援を断った。それに対して、下関市の隣の北九州市では、同日に行われた前川氏講演会の後援を受け入れた。両市の正反対の対応が報じられた後、下関市講演への参加希望者が急増。講演会場は当初は400人収容の中ホールだったが、急遽1400人収容の大ホールに変更、約1500人が参加した。そこで前川氏はこんな話をした。

◆多様な考えを知った上で、自分自身の考えをつくるべき

前川:(これから導入される)道徳の教科書に載っている話に「手品師の話」というのがあります。こんな話です。

 腕は悪くはないのだけれども売れない手品師がいて、いつかは大劇場で沢山のお客さんの前で演じたいと思っていた。ある日、道を歩いていると、寂しそうにしている少年に出会った。彼は父親が亡くなり、母親が働きに出ていて、一人ぼっちだという。手品師は少年を喜ばせてあげようと手品を見せたら、その子がすごく喜んだ。「明日も見せてくれる?」と言うので「ああ、いいとも」と約束したわけです。

 ところがその日、家に帰ってみると、電話がかかってきた。

「明日、大劇場で手品をやってほしい。明日出る予定の芸人が病気になって、突然出られなくなった」と。手品師にビッグチャンスが訪れた。

 でも劇場に行けば、子供とした約束が果せなくなってしまう。そういうジレンマを抱えた手品師は、劇場に行くのを断って少年の元に行き、たった一人のために手品をする。

 こういう話なのです。「約束を破らなかった手品師は、誠実ですばらしい人ですね」という話として紹介されているのです。しかし、本当にこれでいいのですか?

 この前、名古屋市の中学校で私が講演をする前に、校長先生がこの手品師の話をしたのです。その校長先生は電話がかかってきた場面で話を止め、生徒の意見を聞きました。そうしたら生徒たちの意見は「劇場に行く」と「約束を守る」という意見にわかれたのです。

 その後、議論をしていったら「その少年を劇場に連れていけばいいじゃないか」という意見も出てきた。そうやって議論をすることが大切なんです。先生が最後まで読んでしまって、生徒が「約束を守ることが正しい」ということだけを覚えてしまうのは良くない。

 いろいろな考えがあることを知ったうえで、自分自身の考えをつくりあげていくことが大切なのです。4月から使われる道徳の教科書も、先生たちがこうした題材をうまく使ってくれればいいのですが……。

・・・(途中略)

 戦前は「修身」と呼ばれる、
社会が“こうあるべき”と考える人間像を教え込む授業があった。
この「修身」は軍国主義とのかかわりなどから批判され、
戦後は停止された。

その後1955年から
「道徳」の時間が設けられるようになったが、
人間の生き方に正解はなく、
他の教科のように数値的な評価はつけられないことなどを理由に、
これまでは教科にはなってこなかった


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-05-06 06:35 | 教育 | Comments(0)
都内公立中学 
教諭68%過労死ライン
 

部活影響、全国調査上回る


東京新聞 2017年11月10日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017111002000118.html

 東京都教育委員会は九日、公立中学校教員の七割近くが、過労死ラインとされる週六十時間超の在校となっている、との調査結果を公表した。小学校や高校の教員も三割以上が過労死ラインに達している。都教委はこうした教員をゼロにすることを目標に掲げ、働き方改革の計画を来年二月までにつくる。

 都教委は六~七月、公立百五校の教員を対象に勤務の実態調査を実施。文部科学省が昨年秋に行った全国調査では、六十時間超は中学57・7%、小学校33・5%で、今回の都教委調査はいずれも上回っている。

都教委によると、
週六十時間超の教員(教諭)は
中学68・2%、
特別支援学校43・5%、
小学校37・4%、
高校31・9%

中学では土日の部活動に充てる時間が多いことが影響し、全国調査を上回ったとみられる。

 副校長は特別支援学校86・7%、小学校84・6%、中学78・6%、高校58・3%に上った。教員以上に多忙ぶりがうかがえ、平日は都教委や国などのさまざまな調査への対応に一時間以上かかっていた。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2017-11-11 06:48 | 教育 | Comments(0)
君が代訴訟、
東京都に賠償命令 

不起立で再雇用拒否は違法


東京新聞 2015年5月25日 17時05分より一部

 東京都立高校の元教職員22人が、卒業式や入学式で君が代斉唱時に起立して歌わなかったことを理由に再雇用されなかったのは違法として、1人当たり520万~1300万円の損害賠償を都に求めた訴訟の判決で、東京地裁は25日、「都教育委員会は裁量権を逸脱、乱用した」として、全員にそれぞれ200万円超の賠償を命じた。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2015-05-26 06:15 | 教育 | Comments(0)
週のはじめに考える 

教育は空爆より強し


東京新聞 【社説】 2014年10月26日より一部

イスラム国が恐れるものとは空爆より教育なのかもしれません。
とりわけ女性への教育。

過激主義はおかしいと考えさせることこそが最大の敵なのです。

思い出してもみてください。
二年前の十月、パキスタンで起きたことを。
学校帰りのバスの中で、マララ・ユスフザイさんが、
乗り込んできたタリバン運動の男たちに頭めがけて銃撃されたのです。

その時まだ十五歳の少女。
ただしほかの子と違って、子どもたちに教育を、学校へ行こう、とネットで発信していました。

だが、それだけのことでなぜタリバンは襲わねばならなかったのか。

殺そうとまでしたのか。

◆タリバンの怖いもの

それは、タリバンにとって、教育こそが自分たちの存在を、将来を危うくするからです。

マララさんがノーベル平和賞に決まる少し前、
米紙(ニューヨーク・タイムズ国際版)に著名な政治コラムニスト、ニコラス・クリストフ氏が書いていました。

コラムの題は「過激主義者たちが私たちに教え得るもの」。

ちょうどイスラム国がイラクのモスルに侵攻し、
その地の女性運動家サミラ・アル・ヌアイミさんを拷問の末、公開処刑した直後でした。

タリバン同様、イスラム国も女性の教育と権利を恐れたのです。
彼女は拷問でも意志を変えなかったのでしょう。

 コラムの要点は、

・過激主義者たちは戦闘のため短期的に武器を使うが、長期的には西欧の教育と闘い、女性に権利を与えないようにする。なぜなら女性が読み書きできず、無学のまま抑圧しておくことが過激主義の増殖に役立つ。

・イスラム国攻撃に使う米国の軍事費は、少なくとも年間二十四億ドル。またその数倍か。それなのにオバマ政権は公約でもあった二十億ドルの世界向け教育基金をいまだ支出していない。

・少女への教育は少年への教育より効果的。出産する子どもの数が減り、将来テロリストになりやすい若者の過剰な増加を防ぐ。

・シリア内戦で、トルコ、ヨルダン、レバノンに脱出した難民は約三百万人。今はその子どもたちへの教育の好機である。

クリストフ氏は
コラムニストらしく米国よりもイスラム国の方が
よほど教育の効果を知っているじゃないか、と皮肉ったのです。

空爆の効果を否定しないが、教育の力を忘れるな、というのです。

◆女性指導者はどこに

教育の効果というと、気の長そうな話に聞こえるが、
米国などの軍事行動でイスラム国を壊滅させるには早くて三年、長ければ十年以上ともいわれます。

しかしもしその十年の間、子どもらに教育の機会がないのなら、
少年は学ばずに成人となり、銃を構えるテロリスト兵士になっているのかもしれない。
その意味で教育はじつは即効的なのです。

もちろん教育を受ければテロリストにならないということでもない。

過去の日本赤軍、またアルカイダのビンラディンやザワヒリ容疑者は大学教育を受けている。

しかし知識や自分で考える力はテロを退けようとするはずです。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2014-10-27 06:15 | 教育 | Comments(0)
教育改革 
強まる政治関与 
監視が必要だ


愛媛新聞 社説 2014年06月16日(月)より一部

安倍晋三首相が
強い意欲を示す教育改革が、
猛スピードで進められている。

 
改革の方向性を打ち出すために
政府が設置した教育再生実行会議は、
義務教育の5歳児への前倒し検討や
3~5歳児の教育無償化、
小中学校の9年間のカリキュラムを
弾力的に運用できる
小中一貫校の創設などを、
来月提言する。

 
現行制度を大きく変える
動きにもかかわらず、
あまりに性急で、
改革ありきの感が否めない。


学校教育の何が問題で、どうしたいのか、目指したい将来像が見えない。

教育の中身の議論を置き去りに、
明確なビジョンのないまま制度の形を変えるなら、
混乱を生むだけだろう。

丁寧な理由説明や現場の実態を踏まえた慎重な論議を求めたい。
 
義務教育開始を1年前倒しすることに関しては、
1年生が授業中に立ち歩いたり、
勝手に行動したりする「小1プロブレム」の解消が念頭にあるとされるが、
入学を早めて机に向かわせればよいというものでもなかろう。
 
中学に上がると学校生活に適応できない子が増える
「中1ギャップ」も同じで、
6・3・3制をどう組み替えても
教育内容を見直さない限り問題は起こり得る。

一貫校の設置や学年の区切りは地域に任せるとされるが、
地域によってバラバラなシステムでは、転校による不都合も起きる。
 
財源も問題だ。
義務教育は憲法で無償と定めている。
幼児教育無償化も含め、巨額の財政支出をどうするのか。
 
教育には長期的な視点が欠かせない。

その時々の政治の思惑やパフォーマンスによって
小手先で制度をいじることは断じて認められない。

監視が必要だ。地方の教育行政に関しても同様である。
 
教育委員会制度を60年ぶりに大転換する
改正地方教育行政法が成立し、
教育に関する自治体首長の権限が強化された。

首長は
教育委員会と協議する総合教育会議を主宰し、
教育の指針となる大綱に、
教育委員会が同意しない事項も盛ることができる。

教育委員会のトップとなる教育長も首長が任命する。
 
教育委員会に権限がある
教科書採択や全国学力テストの結果公表の方針にも、
首長が踏み込むことが可能になる。

教育委員会の形骸化を防ぐためにも、
子どもたちを第一に現場の声を反映する
体制づくりを急がなければならない。


・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2014-06-17 06:15 | 教育 | Comments(0)
教科書是正要求 
目に余る
国の強権ぶり


北海道新聞 社説 2014年4月19日より一部

保守色の濃い中学校公民教科書を何としても使わせる。
教育への介入を強める安倍晋三政権の
意思の反映と受け止めざるを得ない。


文部科学省は、
教科書採択をめぐる国の是正要求に従わない
沖縄県竹富町の教育長を上京させ、
経緯を厳しく問いただした。

教育の自由や自主性、多様性を侵害する政治的圧力に等しい。
文科省はただちに介入をやめ、是正要求を取り下げるべきだ。


沖縄の小さな町の教育長を国が東京に呼びつける。何とも異様な光景である。

竹富町は周辺の1市2町でつくる教科書採択地区協議会の選んだ教科書を採用せず、
別の出版社の教科書を使い続けてきた。

沖縄県が抱える
米軍基地負担問題への記述が不足し、
内容がふさわしくないと判断したからだ。


町の独自行動は、同一教科書の使用を定めた教科書無償措置法に反する、
というのが文科省の言い分である。

だが、
地方教育行政法は、
教科書の選定権限を市町村教委に与えており、
二つの法は矛盾する。
単独採択を一概に違法とする
文科省の論理が通らないのは明らかだ。


文科省は教育長に対し、協議会の決めた教科書に変え、
現在使っている教科書を副教材とすれば問題は解消されると提案したが、
教育長は、
子どもをだますことになる
として難色を示した。


政府の意向に異議を唱えた
竹富町の姿勢を支持したい。



・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2014-04-20 06:26 | 教育 | Comments(0)
教委の改革 
統制強化の
見当違い


信濃毎日新聞 社説 2014年04月17日(木)より一部

教育委員会制度は、
戦前の反省から
教育の政治的中立性を保つために
首長から独立して設けられた。


それを大きく転換する地方教育行政法改正案が衆院で審議入りした。

自民・公明の与党合意を基にした政府案は、
自治体の首長の権限を強化する内容だ。

これでは教育の中立性を損なう恐れがあるのに、

民主と維新の両党が
共同で提出した「対案」は、
教委そのものを廃止するなど、
政府案に輪をかけて
首長権限を強くするものだ。


最大野党が
政府案にブレーキをかけないのでは、
翼賛と言われても仕方がない。


教委設立の理念を生かし、充実させていく対案を示すべきではないのか。


・・・(中略)


維新は昨年の参院選でも「教育行政に対する責任を明確にするため」として、教委の廃止を訴えていた。

民主も責任の明確化を掲げたが「政治からの中立性を確保しつつ」と条件付きだった。

なぜ、
制度廃止にまで踏み込んだのか不可解だ。


確かに、教委は形骸化が指摘されてきた。
一方で、活性化の取り組みも各地で行われている。
代表例が福岡県春日市教委だ。
教育委員が学校に直接出向いて課題や要望を聞く「出前トーク」は、
「現場の声が教委に届きやすくなり、問題が起きても素早い対応につながる」と、
学校関係者に評価されている。

教育現場が
生き生きするにはどうすればいいのか。
その観点から教委の議論を深めたい。

by kuroki_kazuya | 2014-04-18 06:36 | 教育 | Comments(0)