スキーにはまっています。


by 幸田 晋

カテゴリ:憲法( 731 )

シナイ自衛官派遣
閣議決定
 

停戦監視

安保法の新任務初適用


東京新聞 2019年4月2日 夕刊より一部

https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201904/CK2019040202000285.html

 政府は二日の閣議で、エジプト・シナイ半島でイスラエル、エジプト両国軍の停戦を監視する「多国籍軍・監視団(MFO)」の司令部要員として、自衛官二人を派遣する実施計画を決定した。
派遣期間は
今月十九日~十一月三十日まで。

安全保障関連法に基づく
新任務「国際連携平和安全活動」の
初適用となる。
 
(上野実輝彦)

・・・(途中略)

 安保法は、国連平和維持活動(PKO)参加五原則を満たした上で、国や国際機関の要請があれば、国連が統括しない多国籍軍の活動に自衛隊を派遣できるとした。政府には、国際貢献への積極姿勢をアピールする狙いがある。

 ただ、イスラエルとエジプトは現在、シナイ半島の過激派組織の掃討作戦を協力して展開。
既に停戦監視が形骸化しつつある中、
MFOに自衛官を派遣するのは
、安保法運用の実績を作るためだとの指摘もある。

by kuroki_kazuya | 2019-04-03 06:38 | 憲法 | Comments(0)
日本国憲法を擬人化した

一人芝居「憲法くん」
もとにしたドキュメンタリー公開


2/12(火) 13:00配信より一部

映画ナタリー

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000038-nataliee-movi

芸人・松元ヒロによる日本国憲法を擬人化した一人芝居「憲法くん」をもとにしたドキュメンタリー「誰がために憲法はある」が、4月27日より東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開される。

松元が20年以上にわたり演じ続ける「憲法くん」は、日本国憲法の大切さをユーモアを交えて伝えるもの。「誰がために憲法はある」では原爆の悲劇を伝える朗読劇を毎年全国で行ってきた女優の渡辺美佐子に焦点が当てられる。2019年に朗読劇の幕を閉じることを発表した渡辺と仲間たちの思いを映し出すドキュメンタリーパートと、渡辺が“憲法くん”を演じる演劇パートで構成された。

監督は原発事故のあった福島の農家を追った「大地を受け継ぐ」を発表し、「止められるか、俺たちを」の脚本家としても知られる井上淳一。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2019-02-13 06:45 | 憲法 | Comments(0)
「9条には
『超近代』の理想が含まれている」

梅原猛さん語録


1/14(月) 13:42配信より一部

毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190114-00000022-mai-soci

 日本古代史への大胆な仮説や「森の文化」の復権を唱え、日本文化や現代文明の在り方を問い続けてきた哲学者で文化勲章受章者、国際日本文化研究センター顧問の梅原猛(うめはら・たけし)さんが12日、肺炎のため京都市の自宅で亡くなった。93歳。葬儀は近親者のみで15日に営む。後日、お別れの会を開く予定。

 梅原猛さんの語録は以下の通り。

・・・(途中略)

 「(九条の会の発起人に名を連ねたことについて)政治の流れがうんと右に行っているので、歯止めとして9条を守る必要があるという意思表示をしたかった。私は日本の憲法や9条には、国家絶対主義を克服する『超近代』の理想が含まれていると思う」(2004年、毎日新聞の取材に)

 「(1944年12月の名古屋大空襲の経験について)私が入るはずの防空壕(ごう)に爆弾が直撃して大勢の中学生が座ったまま死にました。死骸が吹き飛ばされて屋根の鉄骨の上に引っかかっているのを見て、深く戦争を憎みました」(08年、毎日新聞の取材に)

 (東京電力福島第1原発事故を受けて)「我々人類が原発なしでいかに生きていけるか、それが問われる事態になった。目をそらしてはいけない。今からでも遅くはない。むやみにエネルギーを使わない文明を考えないとあかん」(11年、毎日新聞の取材に)

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2019-01-15 06:45 | 憲法 | Comments(0)
さいたま市、
9条俳句掲載へ 

作者「諦めず闘って良かった」


東京新聞 2018年12月26日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018122602000143.html

 憲法九条を詠んだ俳句の公民館だよりへの掲載を巡り、作者の女性(78)がさいたま市に句の掲載と損害賠償を求めた訴訟で、市の賠償を命じた判決が確定したことを受け、同市は二十五日、一転して俳句を掲載する意向を示した。判決では掲載義務はないとしたが、記者会見した細田真由美教育長は「司法判断を踏まえ、作者の気持ちに配慮した」と説明した。 (藤原哲也)

 女性は「一審判決が出た直後に決断してくれればなお良かったが、小さなことでも訴えて諦めずに闘うことで結果が出たことは非常に良かった」とのコメントを出した。

 細田教育長は会見で、作者の人格的利益を侵害したとする判決確定部分について「真摯(しんし)に受け止め、謝罪する」と語った。九条俳句の掲載時期は「できるだけ早く」としている。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-12-27 06:25 | 憲法 | Comments(0)
国家権力=ライオン、
憲法=ライオンの檻
 

ぬいぐるみ使った講演
全国で人気


東京新聞 2018年12月6日 夕刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018120602000266.html

 国家権力が「ライオン」なら、ライオンが暴れないように枠をはめる「檻(おり)」が憲法-。広島市の弁護士楾(はんどう)大樹さん(43)が、動物のぬいぐるみを手に憲法を分かりやすく解説する講演が人気だ。二〇一五年から全国で約二百二十回登壇してきた。楾さんは「安倍政権下のここ五、六年、安全保障関連法の成立や改憲の動きなど問題が多い。最低限憲法の初歩を伝えたい」と訴える。 (山本哲正)

 「ライオンを契約書で縛る。これが立憲主義。檻の範囲で政治をしてくれれば私たちは安心して暮らせます」。今月一日、埼玉県上尾市で講演した楾さんは、小学生の親子ら約五十人を前に、檻に見立てたかごをライオンのぬいぐるみにかぶせてみせた。

 ぬいぐるみを使った講演を始めたきっかけは一三年、改憲発議の要件を過半数に下げる「九六条改憲」議論に危機感を抱いたからだ。SNSや講演で立憲主義の大切さを説いたものの、「難しいことを分かりやすく話すのは難しい」。悩んでいたある日、ふと「檻の中のライオン」が頭に浮かんだ。「これで語ると憲法や時事が一通り分かる」と喜んだ。

 九六条改憲は「ライオンが自分の入れられた檻を軟らかくしたいと言ってる」「気を付けていないとライオンは檻の外に出たがる」。講演で実践すると笑いが起きた。こうしたたとえ話で構成した憲法入門書「檻の中のライオン~憲法がわかる46のおはなし~」(かもがわ出版)を一六年に出版した。初版は三千部だったが、簡明な内容が評判を呼んで現在十一刷約一万六千部に達する。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-12-07 06:25 | 憲法 | Comments(0)
それでも「改憲」したいですか?

(上)(石田純一)


11/15(木) 6:15配信より一部

デイリー新潮

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181115-00551807-shincho-ent

石田純一の「これだけ言わせて!」 第11回

 連続3選された安倍晋三総理は、これで悲願の憲法改正に一歩近づいた、と思っていることだろう。しかし、総理は現行の日本国憲法を、連合国軍の占領下においてGHQの草案に基づいて制定された、つまり押しつけられたものだと批判するが、日本国憲法よりもすぐれた憲法をつくる能力が、はたして今日の日本の政治家にあるのだろうか。

 いまの憲法が制定された経緯を振り返っておこう。

 当初、日本側から出された改正案は、大日本帝国憲法に多少手を入れたにすぎないものだった。帝国議会に提出され、圧倒的多数で可決されたが、国民のことをいまだに「臣民」と呼ぶようなものだったのだ。そこで示されたのがGHQによる草案だった。

 それはたしかに、わずか1週間で書かれたものだったが、自由な気風と善意にあふれていた。GHQの起草委員会には、法曹界の重鎮から若手のエリート、リベラルな司法や行政関係者、大学教授まで、気鋭のメンバーが集められていた。そこでは、憲法は最高法規だから将来にわたって、この自由で民主的な根幹は変更できないようにしよう、という意見も出された。だが、そんなふうにしたら将来の日本が困るから、未来の日本は未来の日本人に任せようということで、憲法を自己否定する自由さえ認められたのだ。また、当時はアメリカやフランスでも完全には認められていなかった男女同権がいち早く取り入れられた。

 こうして定められた日本国憲法に対し、改憲を主張する自民党サイドが訴えてきたのは主に次の2点である。一つは、改憲されない期間が世界でも最長だ、ということ。もう一つは、制定されてから時間が経過し、時代に合わなくなってきている、ということ。

 誤解のないように強調しておくが、僕は改憲すべきではない、と頑なに訴えているわけではない。いまの憲法を、本当の意味でさらに改良できるなら、それに越したことはないだろう。問題は、改悪にならないか、ということなのだ。実際、自民党は60年近くも、憲法改正を訴えてきながら、2012年にようやく示されたその改憲案は、はっきり言って、無教養と不見識があふれんばかりのシロモノだった。永年人類が希求してようやく獲得した基本的な人権、自由や平等を制限し、復古調というか懐古的な、統制の取れた社会や国家像を目指すモノ。残念ながら、欧米をはじめとする立憲主義の近代国家と、もはや価値観を共有しない、国民が(権力に)縛られるモノ。

 一例として、日本国憲法第13条を挙げよう。そこには、

〈すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする〉

 と書かれている。一方、自民党の改憲案では、こう改められている。

〈全て国民は、人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公益及び公の秩序に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大限に尊重されなければならない〉

〈公共の福祉〉と〈公の秩序〉は、似ているようでまったく違う。前者は、相手にケガを負わせるような“人権の衝突”のことを指すが、後者は“秩序”のことだ。要するに、時の権力が「君のいまの発言はみんなの秩序を乱した」と判断すれば、国民の権利は制限されるということだ。また、日本国憲法における「個人」は「人」と改められている。「個人の尊重」という理念を弱めようというのだろう。

 自民党の改憲案は、人権よりも国や社会、公益や秩序を上位に位置づけようという姿勢が、終始一貫しているのである。(次回に続く)

石田純一(いしだ・じゅんいち)
1954年生まれ。東京都出身。ドラマ・バラエティを中心に幅広く活動中。妻でプロゴルファーの東尾理子さんとの間には、12年に誕生した理汰郎くんと2人の女児がいる。元プロ野球選手の東尾修さんは義父にあたる。

2018年11月15日 掲載

・・・(途中略)


それでも「改憲」したいですか?(下)(石田純一)


12/3(月) 6:15配信

デイリー新潮

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181203-00552656-shincho-ent

石田純一の「これだけ言わせて!」 第13回

 改憲を主張する人たちは、日本国憲法は制定されてから時間が経過し、時代に合わなくなっている、と主張する。たしかに、そういう面を“改良”できるなら、それに越したことはない。なにがなんでも改憲すべきでない、と頑なに訴えるのはどうかと思う。

 だが、少なくとも2012年に示された自民党案を見るかぎり、それは“改悪”でしかない。日本国憲法では、人類が長い年月をかけて努力し、ようやく獲得した基本的人権、自由や平等が保障されている。ところが自民党案は、いま国民が当たり前に享受している権利を制限し、国家や社会の秩序の維持を優先しようとしているのだ。

 この論考の(上)と(中)を読んでいない方は、ぜひ目を通していただきたいが、まずは話を先に進めたい。あまりにも危険な“改悪”に驚きを禁じ得ないのが、日本国憲法第99条を改めた自民党案である。いまの第99条の条文は、

〈天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ〉

 というものだ。つまり、憲法が権力を縛っている。ところが、このテーマを扱った自民党案の第102条には、まず〈1項〉として、

〈全て国民は、この憲法を尊重しなければならない〉

と書かれ、続いて〈2項〉として、とってつけたようにこう書かれている。

〈国会議員、国務大臣、裁判官その他の公務員は、この憲法を擁護する義務を負う〉

 要するに、自民党案は、憲法が権力でなく国民を縛ろうというのだ。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-12-04 06:45 | 憲法 | Comments(0)
<特集ワイド>

喜劇で描く「9条改憲は滑稽」 

中村敦夫さん


11/25(日) 10:00配信より一部

毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181125-00000014-mai-soci

 ◇新作「流行性官房長官」

 俳優、作家、脚本家など多くの肩書を持つ中村敦夫さん(78)が新作喜劇の台本を発表した。題名は「流行性官房長官-憲法に関する特別談話-」。首相の懐刀とも女房役とも言われる官房長官が主人公だ。改憲を目指す安倍晋三政権を思い起こさせるタイトルだが、9条改憲がいかに滑稽(こっけい)か、劇場で立体的に示すのが狙いという。【沢田石洋史】

 舞台は東京・永田町ではなく、なぜか東京湾の倉庫街。地下3階に設定された記者会見場には、ギターを抱えた歌手が椅子に座り、一筋のライトを浴びている。歌手が「長官のテーマ」を奏でる中、分厚いノートを小脇に抱えた官房長官が登場し、記者たちを前に口を開く。この官房長官、方言で自分のことを「わだし」と言い、「~でガス」と話す語尾に特徴がある。劇中、実在する政治家の名前は出てこない。

 <これより、官房長官として、超特別記者会見を始めるでガス。定例会見とは異なり、官邸から遠く離れた東京湾、(中略)極秘の談話室で展開する重大発表でガス。一年に、二度はあっても三度なしという……ハアハアー、ハクション!>

 流行性感冒(インフルエンザ)にひっかけた「流行性官房長官」は、今秋発売された本「憲法についていま私が考えること」(日本ペンクラブ編、角川書店)に収められている。作家、評論家、詩人ら44人が寄稿した。その多くは評論やエッセーだが、中村さんはなぜ喜劇を書いたのか。

 「安倍さんの目指す改憲にリアリティーがないからです。自衛隊を憲法に書き込まないと『かわいそうだ』との趣旨の発言をしていますが、それならば領海を守る海上保安庁や、国内治安にあたる警察や消防も憲法に明記されていないから、かわいそうだ。日本の防衛問題を考える上で、本質的な議論が行われていない。この滑稽さを浮き彫りにするには、喜劇が最もふさわしいと考えました」

 官房長官は、政権に忖度(そんたく)する記者だけを集めて会見し、「ポンちゃん」のあだ名を持つ首相が、なぜ改憲を目指しているかをレクチャーする。

 <さて、本日のテーマは、日本国憲法でガス(ギターがジャジャジャーン)。久しぶりに超でっかい話になる。私個人は正直言って、この問題はややこしくて嫌いでガス。いくら議論したって、落としどころがないからでガス。それなのに、ポンちゃんが「改正! 改正!」って叫ぶもんだから、とんでもない騒ぎになっちまったんでガス>

 この官房長官、一種の「護憲派」なのか、改憲の必要は全くないと説明する。なぜなら、改憲の目的が既に達成されているとの主張を持っているからだ。日米安保条約の違憲性が争われた「砂川事件」の最高裁判決(1959年)を引き合いに出す。

 <その理由は、「条約のように高度の政治性をもつものは、裁判所の違憲立法審査権には原則としてなじまず、内閣と国会の判断にゆだねるべき」ってことだった。君ら、ここは重大だ。この瞬間に、日本の司法界は、強大な権限を自ら投げ捨てたんだからな>

 なぜ最高裁が「三権分立」の原則を崩したのか。官房長官は「判検交流」制度について解説する。裁判官が法務省に出向し、行政訴訟で国側の代理人を務めることによって、行政と裁判所の間で癒着が生じるというものだ。正気と狂気を併せ持つ官房長官。<三権分立は空中分解し、裁判所も検察も内閣の言いなりになった。大日本帝国、万歳! 君らもやれ! 万歳!>と声を張り上げると、ギターを持った歌手が続けて言う。

 <あーあー驚いた、あーあー知らなんだ、危ねえぞこれ、どうすんだこれ!>

 官房長官と歌手の掛け合いで約25分の芝居が進行する。

 ◇永田町での日々 喜劇そのもの

 72年にテレビで始まった時代劇「木枯し紋次郎」でブレークした中村さん。スターの座をなげうって、98年から6年間、参院議員を務めた。永田町での日々は喜劇そのものだったと振り返る。例えば、在職時に著した本「国会物語 たったひとりの正規軍」に、こんなエピソードが載っている。当選後初めて参院本会議場に入り、議長を選ぶ際、中村さんが議員バッジを「権威主義のシンボル」とみなして胸につけなかった場面だ。

 <私が(採決用の)投票箱に近づいた時、にわかに会場が騒がしくなった。中央の自民党席が私を指差して大声で野次(やじ)っている。よく聞いてみると、「バッジをつけろ!」「つけねえ奴(やつ)は出てゆけ!」「気取ってんじゃねえ!」。中には、興奮して歯をむき出し、顔を真っ赤にしている者もいる。私は一瞬、自分が猿の惑星に舞い降りたのではないかと錯覚した(一部略、以下同)>

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-11-26 06:54 | 憲法 | Comments(0)
「憲法改正しても
脅威は払拭できない」理由と

「都合よく使うな」という
自衛隊員の本音


11/11(日) 11:00配信より一部

週刊女性PRIME

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181111-00013738-jprime-soci

 憲法改正へ強い意欲を示す安倍首相。さまざまな改憲案が浮上するなかで、最も有力視されているのが自民党の改憲に関する条文イメージ(たたき台)にも盛り込まれた、憲法9条に自衛隊の存在を書き込むという案だ。

 首相は9条改正について「国防の根幹」と述べて必要性を強調、前のめりの姿勢を見せている。しかし一方で、自衛隊の存在を明記する改憲をしても、「自衛隊の任務や権限に変更が生じるものではない」とも強調する。本当だろうか?

改憲を待たず自衛隊の役割や任務が変わった

 自衛隊の実情をよく知る元陸上自衛隊レンジャー隊員、井筒高雄さんはこう話す。

「第2次安倍政権が発足した2012年以来、改憲を待つまでもなく、すでに自衛隊の役割や任務は大きく変わっています。それも、戦後の歴代政権が議論を積み上げ、折衝を重ねて出した“専守防衛”のラインを大きく踏み越えて、議論を尽くすこともなく集団的自衛権を認めてしまった。首相が目指す憲法改正は、その総仕上げです」

 集団的自衛権の行使容認を閣議決定したのは'14年。自国が攻められていなくても、アメリカのように日本と親密な他国が攻撃されたとき、日本も一緒になって戦えると憲法解釈を変えた。

「それから1年後には安全保障関連法を成立させた。集団的自衛権を容認するということは、自衛隊が海外での実戦任務に就くということ。法に基づくプロセスをとばして、議論を尽くすこともなく数の力で押し切るという、本来とるべきやり方とは正反対の方法で推し進めたわけです」

 安保法ができたことで、自衛隊には「駆けつけ警護」「宿営地の共同防護」という新たな任務が加わった。

「つまり、日本の自衛隊が海外の軍隊と一緒になって、武器を使って陣地を守るということ。どうみても交戦で、憲法に抵触しますし、隊員の危険度は格段に上がりました」

 最前線に立たされる現場の隊員たちは、こうした変化をどう受け止めているのだろうか?

「自衛隊は基本的にイエスしか言えない組織。すでに海外での実戦任務は織り込みずみです。山岳や市街地での演習、実戦訓練もしている。でも、本音では行きたくないし、死にたくない。軍隊ではないので軍事裁判を受けられず、殺人罪に問われるかもしれない。死んだとき、どんな補償を受けられるのかもわからない。隊員は不安に思っています」

 少子化や人手不足の影響も加わり、主力隊員となる「自衛官候補生」は、4年連続の定員割れ。井筒さんは、これに安保法や改憲への動きが拍車をかけたとみている。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-11-12 06:25 | 憲法 | Comments(0)
<弁護士会の集い>

改憲主題、
京都府が共催断る


11/7(水) 22:27配信より一部

毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000128-mai-soci

 京都弁護士会が18日に京都市で開く「憲法と人権を考える集い」について、京都府が例年続けてきた共催を断ったことが分かった。今回は改憲がテーマで、自民党の改憲案に批判的な憲法学者の講演を理由に府は「政治的な中立性を担保できない」と説明。京都市など府内の市町村も相次いで後援を断る事態に発展した。同弁護士会は「多様な意見を紹介し、中立性は保つ。憲法を考える機会を広く提供するのは行政の役割」と訴えている。

 弁護士会によると、集いは1971年に始まり今年48回目。府は毎年共催し、府内の全26市町村も後援してきた。ただ、2014年に集団的自衛権をテーマとした際は、府は共催ではなく後援にとどめた経緯がある。

 今年は同志社大(京都市上京区)を会場に開催。第1部で府内の高校生が改憲問題について調べたり、議論したりしたことを発表し、第2部で憲法学者の木村草太・首都大学東京教授が「憲法の未来」と題して講演する。

 弁護士会が府に木村教授が自民党の改憲案を取り上げると説明したところ、府は木村教授が同党の改憲案に批判的なことから共催に難色を示した。府人権啓発推進室によると、審査基準に「政治的な内容を含まない」という規定があり、「内容は否定しないが基準に抵触すると判断した」という。

 府の判断を受け、宇治市や舞鶴市がいったん決めた後援を撤回するなど次々と市町村が追随。後援は南丹市、京丹波、大山崎両町の3市町にとどまった。南丹市は「憲法について学ぶ良い機会だと考えた」としている。

・・・(後略)
by kuroki_kazuya | 2018-11-08 06:38 | 憲法 | Comments(0)
「国民投票CM規制」なぜ浮上 

「資金の差が結果左右」
「改憲論議の呼び水に」


東京新聞 2018年11月7日 朝刊より一部

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201811/CK2018110702000151.html

 改憲を問う国民投票の際に賛成、反対の両陣営が流すテレビCMの規制が、改憲論議の焦点に浮上しています。資金力の差が投票結果を左右することを懸念する国民民主党は、政党によるCMを禁止する国民投票法改正案をまとめました。国会での改憲論議の呼び水にしたい与党からは、CM規制の議論に前向きな声も出ています。現状をまとめました。 (清水俊介)

 Q 国民投票と一般の選挙はどう違うの。

 A 改憲への賛成、反対の投票を呼びかける「国民投票運動」は、公職選挙法で定められた選挙運動のような、運動費用の上限やポスター・ビラ枚数の制限はありません。国民が規制に萎縮せず、自由に意見を戦わせて投票してもらうことを想定しています。

 Q テレビCMは。

 A 期日前投票が始まる投票の二週間前から、投票を呼びかけるテレビでのスポットCMが禁止されています。国民に冷静になってもらうために設けられた規制です。ただ「私は賛成です」といった意見表明のCMは可能です。

・・・(途中略)

 Q なぜなの。

 A 自民党は改憲論議を進める呼び水になると踏んでいます。国民投票法改正に関する議論に応じる姿勢を示して野党の警戒感を和らげ、衆参両院の憲法審査会で改憲論議を進める狙いです。公明党はこれまでも、改憲論議に野党も参加する必要性を訴えています。

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by kuroki_kazuya | 2018-11-08 06:28 | 憲法 | Comments(0)