スキーにはまっています。


by 幸田 晋

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福島第1原発 
苦渋の90人放置 
南西4キロの双葉病院

毎日新聞
4月26日(火)2時35分配信より


 東京電力福島第1原発
の南西約4キロにある双葉病院
(福島県大熊町)の患者らが、

原発事故を受けた
避難中や避難後に死亡した問題で、

死者は患者ら約440人中約45人
に上る見通しであることが分かった。

県は病院に一時90人が放置された
点などを調査しているが、

災害で医療機関や施設の
患者ら全員の緊急避難が困難になる
事態は国も想定しておらず、

今後も同様の問題が起きる恐れがある。

避難の経緯で何があったのか。

【藤田剛、茶谷亮、蓬田正志】


 ◇バスで6時間

 県などによると、同病院には東日本大震災発生当時、約340人の入院患者がおり、近くにある系列の介護老人保健施設にも約100人の入所者がいた。津波などの被害はなかったが、電気や水道は使えなくなった。

 震災翌日の3月12日、原発の10キロ圏内に避難指示が出された。病院と施設の自力歩行できる患者ら209人と多くの職員が避難したが、寝たきりの患者らはできない。鈴木市郎院長によると同日、県へ救助を要請した。

 14日早朝。被ばくの有無を調べるスクリーニング検査の会場となっている福島県南相馬市の保健福祉事務所に官邸からファクスが届いた。「要救助者リスト」の中に双葉病院の名があった。

 ほどなく、陸上自衛隊が救出した同病院の患者ら約130人がバスで到着。大半が寝たきりや認知症の高齢者で、具合も悪そうだった。同行の病院職員はおらずカルテもない。副所長の笹原賢司医師(45)は不安を覚えつつスクリーニングをした。午後2時、患者らはバスでいわき市の避難所に向かった。

 いわき市までの直線距離は約70キロだが、バスは途中にある原発を避けて大きく迂回(うかい)。いわき光洋高校に着いたのは約6時間後で、田代公啓校長はがくぜんとした。車中で2人が死亡し、他の患者の多くも点滴を外して失禁していた。同校に医療設備はなく、患者の名も分からなかった。

 体育館にシートや畳を敷き、校内の机を担架にして2時間がかりで患者を運び込んだ。同校に応援に来ていた看護師はカーテンを裁断してオムツにした。15日未明、2人が息絶えた。「助けてください」。校長は地元FMで支援を求めた。

 ◇3日間絶食

 鈴木院長によると、そのころ病院には患者ら約90人と院長ら病院職員4人、警察官、自衛官が残っていた。原発事故は深刻化し、陸自も救出に来ない。自衛官は原発の爆発後、「戻らなければいけない」と病院を離れたという。15日午前1時ごろには警察官から「逃げるしかない」と言われ、患者を残して隣の川内村に避難。同6時にも爆発音があり、警察官から「戻るのはあきらめた方がいい」と諭されたという。県警幹部の一人は「最初の救出の後、自衛隊がまた来るという話があったので待っていたが、来なかった(から退避した)と聞いている」と話した。

 一方、原発近くのオフサイトセンターでは陸自の幹部が焦っていた。救出担当部隊から「双葉病院にはまだお年寄りがいる」と連絡があったのに、行政の職員は「県警から避難は完了したと聞いている」の一点張りだったからだ。15日午前に病院に行くと、院内各所に寝たきりの患者がおり、異臭に包まれていた。幹部は「少なくとも患者一人一人の名前が分かり、カルテがあれば、もっと救える命があったはず」と話す。

 陸自に救出された約90人は同県伊達市や福島市の避難所に向かったが、その前後に計10人が死亡。福島赤十字病院によると、患者は3日間何も食べられずに脱水症状を起こしていた。

 ◇冷え切る体

 いわき光洋高校の患者らはその後、会津地方の病院などを目指した。うち21人が乗ったバスは15日に県立会津総合病院に到着。多くの人の体は冷え切っており、看護師の一人は「危ない人がいる」と叫んだ。同日夜以降、死亡する人が相次ぎ、4月11日までに計6人が亡くなった。

 4人を受け入れた会津若松市内の老健施設でも、当初は看護師が「ばっちゃん、生きてっか」と呼びかけても反応がないほど衰弱していた。1カ月ほどして双葉病院の職員が訪れ、「見捨てたわけではない。連れて行けなかったんです」と原発事故の混乱を口にした。患者の一人は「では、なぜ今まで迎えに来なかった」と怒った。

 ◇みとられず

 4月6日、県警は双葉病院で患者4人の遺体を発見した。遺族の佐藤和彦さん(47)=富岡町=は福島署川俣分庁舎の駐車場で父久吾さん(87)の遺体と対面し、「誰にもみとられずに死んでいったのか」と涙が出た。

 父の行方を捜して避難先の東京から連日、避難所などを訪ねていた。署で会った鈴木院長が差し出した死亡診断書は「3月14日午前5時12分死亡、死因は肺がん」。「本当にがんだけが理由か。なぜ、院内に放置したのか」と尋ねたが、「すいません」と言うだけで詳しい説明はなかった。大半の職員が避難した後、父はどんな状況で死んだのか。佐藤さんは「真実が知りたい」と訴える。関係者によると、死者はこのほかにも相次ぎ、計約45人に上るという。

 ◇対策の想定外

 国は新潟県中越地震などで高齢者らの逃げ遅れが相次いだことを受け05年、自力で避難できない高齢者ら「災害時要援護者」の避難支援ガイドラインを策定、市町村に要援護者のリストアップや避難支援計画の作成を求めた。大熊町は09年4月に同計画を作った。

 だが、想定しているのは在宅の高齢者や障害者。病院や福祉施設の患者・入所者が一斉に施設外への避難を強いられたケースは異例で、「入院患者や入所者は施設で対応してもらうのが基本」(内閣府)だった。大熊町の担当者も「病院側と連絡が取れず、県や自衛隊とも情報共有できなかった。入院患者は想定外だった」と話す。

 双葉病院の鈴木市郎院長は3月17、21日の取材に「原発の爆発があり、病院に戻れなかった。患者を放置したわけではない」と話した。その後は病院関係者を通じ「内部で調査が終わってから話したい」としている。
by kuroki_kazuya | 2011-04-27 03:29 | 核 原子力 | Comments(0)
<節電>
日建連が25%削減方針 
具体的な数値目標設定は初

毎日新聞
4月27日(水)2時30分配信より


 夏の電力不足に対応するため、
大手ゼネコンなど計145社が加盟する
日本建設業連合会(日建連)は

26日、建設業界として
7~9月の最大消費電力の節減目標を

昨年同期比25%とする方針を固めた。


27日に公表する予定。

政府や日本経団連が
大口需要家に求めている
夏場の節電要請に応じたもので、

主要な業界団体の
具体的な数値目標が
明らかになったのは初めて。

 関係者によると、
27日開催の総会理事会
で決議される見通し。

「25%削減」を加盟各社の一律目標とし、
節電対象は事務所や建設現場、
工場など業務全般にわたる。

具体的な削減方法は各社ごとに任せる方向という。

 政府は当初、
大企業や工場など大口需要家

の節電目標を昨夏比25%削減
とすることを計画。
しかし、東電の供給力が上積みされたため、
現在は「15%減」に
緩和する方向で調整している。

これに対し日建連は
「節電意欲と効果を高めるためにも、
高い目標が必要」と判断した。

 
日建連は日本建設業団体連合会、

日本土木工業協会(土工協)、

建築業協会(建築協)の3団体が合併し

今年4月1日に発足。

初代会長には
野村哲也清水建設会長が選出される見込み。

【高橋昌紀】
by kuroki_kazuya | 2011-04-27 03:13 | 核 原子力 | Comments(0)
欧米のように
国全体で
サマータイム導入の
可能性はあるのか
緊急検証しました。

フジテレビ系(FNN)
4月27日(水)1時31分配信

夏場の電力需給の逼迫(ひっぱく)に、東京電力が苦慮しています。
節電対策として、各企業でサマータイム導入の動きが拡大していますが、欧米のように国全体で導入の可能性はあるのか、緊急検証しました。

原発事故がもたらす、莫大(ばくだい)なコスト。
それは、日本の経済活動にも、じわじわと波及し始めている。
東京・港区にある森永乳業は、震災2週間後の3月下旬から、企業版サマータイムを導入し、始業、終業時間をともに1時間早めた。
午後4時半のチャイムと同時に、社員たちはデスクワークをやめ、帰宅の途に就いた。
担当者は「(電気が真っ暗でまだ外は日も出ているが?)ほかの会社はまだ働いてますので、多少、違和感はありますけれども」と話した。
夏場の電力供給が危ぶまれる中、節電対策として、にわかに注目されるサマータイム。
通常、午前9時から午後5時までの勤務時間を1時間前倒しすることで、エアコンや照明の使用量を減らし、夏のピーク時の電力消費を抑制するのが狙いとなっている。
エレベーターを使わず階段を使う社員たち。
社員は「少しでも節電につながればと思ってます」、「(最初はつらくなかったか?)そうですね、でも少しでも運動になれば」と話した。
担当者は「メリハリつけて働けるような形になっていくとか、そういう意味では、非常に良かったんじゃないかなと思います」と話した。
政府が求める夏場の平日午前10時から午後9時までの使用電力の大幅削減。
大手スーパー「イオン」でも、6月をめどにサマータイムの導入を検討している。
イオンの各店舗では午前9時に開店し、午後11時に閉店していた営業時間を、1~2時間程度前倒しにすることで、節電に努めるという。
利用者は「子どもをここの駅に送っていくので、午前8時からだと非常にありがたいですね。帰りに寄れるかもしれないので。朝のうちに済ませられるので」と話した。
さらに、パナソニックも実施を検討しているほか、ソニーや、東証なども導入予定で、幅広い業種で実施の動きが出ている。
しかし、これらサマータイムの導入は、企業単独の活動にほかならない。
欧米諸国で浸透しているサマータイムは、国の標準時自体を1時間程度進めるもの。
石原都知事らは官邸を訪れ、サマータイム制度の導入など、夏の節電対策についての具体案を、政府に提言した。
石原都知事が「全部やればいいんだよ、全部やれば、できるんだから、政府の責任で」と話した。
高まるサマータイム待望論。その一方で、打ち切りとなってしまった「サマータイム」もある。
2004年から行われた「北海道サマータイム」。
北海道の民間企業や官公庁、中には金融機関も参加し、省エネ、そして経済効果を図った。
しかし、時計の針を変えず勤務時間を1時間程度早める北海道サマータイムは、省エネ効果はあまり得られず、実施する企業が減少、2010年に打ち切りとなった。
全国一律のサマータイム導入について、枝野官房長官は「全体としての、時計の針自体を動かしてしまうということだと、相当なコストがかかることも間違いありません。それぞれの企業なり、業界、業種ごとに、最も効果的なものをそれぞれにご判断いただく方が、現実的であるし、効果的である、影響も少ない」と述べた。
街の声人からもさまざまな声が聞かれた。
賛成派の人は「基本的には賛成なんですけど、自分自身、早起きできるかどうかはすごく不安ですね」、「サマータイムは大賛成。早くから飲めますよね。7時まで、安い店いっぱいありますから」と話した。
反対派の人は「サービス残業とか今もしているので、どっちみち変わらない、そういう制度ができても、変わらない。仕事が全部お客さまあっての営業で、仕事なので。そこの時間帯があわなくなったら、仕事として成り立たなくなる」と話した。
by kuroki_kazuya | 2011-04-27 03:00 | 地震 大災害 | Comments(0)
今、大事なのは事実と向き合うことだ 
吉岡 忍×金平茂紀 (1)


4月25日(月)14時57分配信より

月刊『創』2011年5・6月合併号より


吉岡 忍●48年生まれ。『墜落の夏』『M/世界の憂鬱な先端』など多くのノンフィクション作品を発表。日本ペンクラブ常務理事。BPO放送倫理検証委員会委員長代行も務める。

金平茂紀●53年生まれ。77年TBS入社。94~02年「NEWS23」担当デスク。04年ボーン上田賞受賞。05年報道局長。08年アメリカ総局長。10年帰国して「報道特集」キャスターに。


◆被災現場で目にした驚くべき光景◆


【吉岡】僕は今回、東北道ではなくて、新潟・山形・仙台を経由して石巻に入り、その途中で町や田園が津波にのみ込まれた名取川付近の被害を見たのですが、とても不思議な感じを受けました。僕は阪神大震災の時にも当日現地に入ったのですが、今回のような被害は見たことがない、全く違う光景でした。

 津波が襲ってこなかったところは、「ここは被災地か」と思うぐらい、破壊の痕跡がなかったんです。もちろん亀裂が入ったり、水・電気・ガスがないといった被害はありますが、津波に襲われた部分とそうでない部分が、はっきりと分かれていました。

 現地はリアス式海岸で、起伏が大きい地域です。同じ町の中でも壊滅状態のところと、いまにも営業できるんじゃないかと思えるような形で喫茶店の建物が残っているようなところが、すぐ近くにありました。

 神戸の町は瓦礫だらけでしたが、今回津波被害を受けた中には、流されて瓦礫もないような町もありました。これまでカトリーナ被害を受けたニューオリンズ、スマトラ島、台湾など、多くの被災地を見てきましたが、どれとも違う異常な印象を受けました。

 これだけ広範囲が壊滅状態な、惨憺たる現状を見たときに、メディア自身が何をどう報道したら良いのかと、戸惑ったと思います。だから、地震直後のメディア報道については、あまり批判する気はありません。災害報道の場数を踏んでいても関係なかった。地元メディアにしてみれば、彼ら自身が被災者であったこともあります。

 今回は「想定外」という言葉が、いろいろなところで使われました。被災者にとってみれば今回の被害は完全に想定外だったと思います。津波の「想定」が何だったかというと、1960年のチリ津波でした。当時の津波の高さは約5メートル。しかも、チリ津波を体験した人に聞いた話だと、今回に比べるとずいぶんマイルドなものだったようです。何度も大波が来ては引いていったという形で、津波が全く引かなかった今回とは違いました。

 今回の場合、波はもちろん一つ一つは引くのですが、震源地が近かったので、次から次へとぐいぐい押し寄せて来て、その結果全く引いて行かないという状況でした。波はリアス式海岸で狭められるので、太平洋岸に来た時点での波の高さと、内陸・湾に入ってきたときの波の高さは極端に変わります。太平洋岸では10から15メートルと言われていますが、内陸に入ると20から30メートル近くまで上がりました。防潮堤をはじめ、港湾施設、波止場、漁業関係の施設など、最大で5メートルの津波を想定していた対策施設は、一つも役に立ちませんでした。

【金平】僕の行った宮城県南三陸町は、明治三陸、昭和、チリ地震と3度の大津波を経験していて、防潮堤と防波堤、水門など、津波対策のモデル都市になっていた場所でしたが、これらの設備は機能しませんでした。津波は揺れから1時間以内という早さでやってきて、しかもその破壊力は圧倒的でした。人間が想定するということ自体の限界を感じました。地震・原発を含めて今後について言えば、人間の想定の限界に対して、僕らはもっと謙虚になるべきだと思いました。

 大津波警報も何度も修正されましたが、第一報では、岩手3メートル、宮城6メートル、福島3メートルです。マグニチュードも最初は7・9と言われていましたが、最終的には9・0まで、4回修正されました。どうしてこうなってしまったのか。


◆人間の作り上げた秩序が破壊された◆


【吉岡】ものすごい数の被災者がいることは間違いありませんが、内訳を見ていくと、私の想像より漁業関係者の被害は少なかったようです。多くの漁師はすでに沖に出ていて、港に停泊していた船は案外少なかった。それに比べると漁業関係でない、いわゆる一般住民の被害が多かったと聞きました。

【金平】無傷なところと、壊滅的なところとの差が激しいというのは、僕も感じました。南三陸町ではそれまでの経験から、学校は全て高台に建設していました。一方で役所は下にありました。漁業の町だから現場に近いところじゃないとまずいということだったのですが、消防署、病院、警察、町役場、防災対策本部のビルも津波にやられてしまいました。避難を呼びかけるアナウンスをしていた女性も流されました。ビルの2階にある放送室は、「想定」であれば大丈夫のはずでした。有名な話になりましたが、町長は防災対策本部ビルの屋上の鉄塔にすがりついてやっと助かりました。

「(船頭多くして)船、山に上る」というのは、ありえない結果をきたすという比喩ですが、取材に入って山から道を下りていくと、山間部にある民家の屋根に漁船が乗っていました。表現は難しいんですが、超現実主義的というか「ありえない・とんでもないことがおきている」と戦慄しました。下に降りるにしたがって、脈絡のないモノが塊になって堆積していました。「津波は、洗濯機に色々なものを入れて撹拌するのと同じような状態になる」と言われていますが、その通りでしょう。

 僕は水が引いた後の痕跡しか見ていないのですが、ありとあらゆるものがぐちゃぐちゃに残されていました。鮮明に覚えている光景は、タコの死骸のすぐ隣に女性向けの綺麗なスカーフやブラジャーがあって、漁網があって、ウキがあった。そういう序列で、泥まみれになって並んでいたんです。人間が作りあげてきた秩序が壊されたと感じました。

【吉岡】どんな優秀な画家、例えばダリですら想像できない組み合わせですね。その横に車がひっくり返って屋根の上に登っていて、牡蛎が散乱し、わかめもつながってはためいていた。見たことがない光景で、言葉になりませんでした。

【金平】表現のしようがないですね。

【吉岡】想定とは何なのでしょう。僕らは町をつくろう、企業をつくろう、産業を起こそうとするとき、ある種の想定をします。社会の連続性、想定のうえで、家族、町、都市、国をつくってきたわけですよね。

 少し話が飛躍しますが、「絶対安全・安心だ」といって原子力を推進してきた東京電力や官僚たちは「想定外」と言ってはいけないと思っています。その文脈で使って良い言葉ではありません。

 ですが、町づくりをしてきた人たち、商店街、漁師、水産加工をしてきた人たちは「想定外」という言葉を使って良いと思います。

【金平】防災課の人たちなんかは、最後まで一生懸命やっていて、南三陸町の被災者の中にも「行政は全く悪くない。僕らのためにやってくれている」という人がいました。

【吉岡】今回、地域行政・地方行政について「想定外はけしからん」とは言えないと思います。でも、だからといってこのままで良いわけではない。

 問われているのは別のところです。津波が来たら逃げるしかない。地震が来たら避難するしかないということをきちんと想定できていたかどうかです。町が壊れるのは想定外かもしれないが、津波が来たときに逃げるというのを正しい形で想定していたかということです。「命を守る」「そのために逃げる」。このことは言い続けていかなければならないと思います。 .
by kuroki_kazuya | 2011-04-27 02:10 | 地震 大災害 | Comments(0)
3月 企業の生産、
震災直撃 
トヨタ・ホンダ、62%減

産経新聞
4月26日(火)7時56分配信より

 国内自動車大手8社が25日に発表した3月の国内生産(含む軽自動車)は、38万7567台で前年同月比57.5%減と大幅に落ち込んだ。東日本大震災による部品調達難で、各社の工場が操業停止に追い込まれたためで、トヨタ自動車、ホンダ、スズキなどは、月間生産台数で過去最低を記録した。

                   ◇

 トヨタの3月の生産台数は同62・7%減の12万9491台で、昭和51年1月の統計公表以来、ホンダも同62・9%減の3万4754台で、平成9年11月の統計公表以来、過去最低。スズキ、富士重工業も軒並み最低だった。

 日産自動車、マツダ、ダイハツ工業は3月として過去最低になり、三菱自動車以外を除き、記録的な落ち込みになった。

 トヨタの約20万台、日産の約5万5千台など、震災の影響による3月の減産規模は8社合計で、46万5千台に及んだ。

 自動車生産は4月以降も縮小が続き、トヨタ、日産が18日から、ホンダも11日から、国内全工場での生産を再開しているものの、部品調達問題が全面的には解消されず、稼働率は5割程度だ。4月上旬まではほとんどの工場が休止しているため、「4月も、当初の計画に対して6割程度の減産になる」(大手幹部)可能性が高い。

 さらに、各社は北米やアジア各国の海外工場でも、非稼働日を設定するなど、減産に乗り出している。需要が再び増加している米国や、依然高水準での販売増を記録する中国で、日系各社の供給が抑えられることになり、シェア低下などの悪影響が懸念されている。 一方、電子情報技術産業協会(JEITA)が25日発表した薄型テレビなど民生用電子機器の3月の国内出荷額は、前年同月比24・3%減の2792億円と前年実績を大きく下回った。

 日本電機工業会(JEMA)が同日発表した白物家電の3月の国内出荷額も、同1・5%減の1729億円で10カ月ぶりのマイナス。3月末に終了した家電エコポイント制度の駆け込み需要が期待されたが、震災の影響で前年実績を下回った。
by kuroki_kazuya | 2011-04-26 08:00 | 資本 | Comments(0)
東電、
役員報酬最大5割削減発表 管理職は年俸の25%、一般社員2割
産経新聞
4月25日(月)19時8分配信より



 東京電力は25日、
すべての役員の報酬を40~50%、

管理職の年俸を約25%、

一般の社員の年収を約20%、

それぞれ削減すると発表した。

削減額は年間で計540億円となる。



役員の報酬削減の内訳は会長、社長、副社長、常務の取締役
計20人が報酬の50%、

執行役員29人は40%。

4月から当面の間削減する。

管理職以下は7月から実施する。

by kuroki_kazuya | 2011-04-26 07:06 | 核 原子力 | Comments(0)
東電、社長ら報酬50%削減…
新規採用も見送り

読売新聞
4月25日(月)21時36分配信より
 


東京電力は25日、
会長と社長、副社長、常務の
年間報酬を50%削減すると発表した。

 執行役員は40%、

管理職は25%、

一般従業員は20%

それぞれ削減する。

2012年4月入社を予定していた
約1100人の新規採用も見送る。

一連の人件費削減により、年540億円を捻出し、

福島第一原子力発電所の事故による
賠償金の支払いの原資としたい考えだ。
 

報酬や給与の減額は、
執行役員以上は4月支払い分から、

管理職以下は7月から行う。

社外取締役の報酬も減額する。

 東電の清水正孝社長は、

「被災した皆様への補償や、設備復旧等に
かかる諸費用の増加による
経営状況の大幅な悪化を踏まえ、
(人件費削減を)実施した」
とのコメントを発表した。

 東電労組は
「社会的にも極めて大きな影響を
及ぼしている現状を
組合員一人一人が重く受け止めた」
としている。

by kuroki_kazuya | 2011-04-26 07:00 | 核 原子力 | Comments(0)
<福島第1原発>
村の回復求め結束 
飯舘村で住民団体発足へ

毎日新聞
4月25日(月)2時43分配信より


 福島第1原発事故の影響で、全域が「計画的避難区域」に指定された福島県飯舘村の青年らが、村の環境回復と十分な補償を国や東電に求める住民団体を発足させる。26日午後6時半、村内で「愛する飯舘村を還せ!!村民決起集会」を開く。

 村には約6200人の住民がいたが、自主避難が相次ぎ、現在は約5000人に。さらに計画的避難区域の指定を受け、今後約1カ月をめどに全村避難をしなければならない。家や仕事を失うことへの怒りや今後の生活への不安が村民に広がっている。

 「負げねど飯舘」を合言葉に発足する団体の中心メンバーは、ラーメン店を経営する大井利裕さん(37)ら村の青年たち。大井さんが「住民が声を上げないと、小さな村は国の言いなりになる」と仲間を通じて呼び掛けると、すぐに約30人が集まった。

 避難先が分散した後も村民のつながりを維持していくことや土壌の汚染除去を国や東電に求めていくことが活動の柱になる。インターネットを通じ、村の窮状も発信していくという。

 大井さんは「ふるさとを奪われ、家族も仲間もバラバラにされてたまっか。住民の力を結集してうねりを作り、村を取り戻す」と力を込めた。【大場弘行】
by kuroki_kazuya | 2011-04-25 04:07 | 核 原子力 | Comments(0)
東電、
福島第一原発の
「汚染地図」初めて発表

読売新聞
4月24日(日)21時59分配信より

 東京電力は24日、福島第一原子力発電所内で、高レベルの放射性物質で汚染された場所を示した「汚染地図(サーベイマップ)」を初めて公表した。

 特に水素爆発を起こした1、3号機周辺は線量が毎時900ミリ・シーベルトのがれきが見つかるなど、爆発から1か月以上たった今も、長時間作業するには高過ぎる状態が続いていることが浮き彫りになった。

 汚染された場所での作業は難航が予想され、原子炉の安定化に向けた工程表は予定より遅れるとみる専門家が多い。しかし、東電は「撤去には半年以上かかるが、汚染地図の内容は工程表に織り込み済みで、遅れは出ない」としている。

 地図は敷地内の約230か所で測定した放射線量を示したもので、第一報は先月22日に作成。新しく測定した結果を随時上書きし、注意喚起のため、作業員が集まる場所に掲示している。

 先月23日の地図によると、大気中の線量が100ミリ・シーベルトを超える場所が1、3号機周辺を中心に5か所あった。この線量は、1時間の作業で作業員の年間被曝(ひばく)の上限に当たるとされてきた数値だ。今月23日までの測定値による地図では、がれきの撤去や放射性物質の半減期もあって、毎時100ミリ・シーベルトを超える場所はなくなったが、同10ミリ・シーベルトを超える場所が1~4号機周辺だけで30か所以上あった。
by kuroki_kazuya | 2011-04-24 22:19 | 核 原子力 | Comments(0)
住民ら「ここで寝起きして」=

東電社長が避難所訪問―

謝罪も、怒り収まらず・福島


時事通信
4月22日(金)19時0分配信より


 東京電力の清水正孝社長は22日、
福島第1原発事故で周辺住民が避難している
福島県内の避難所を訪問した。

事故から約1カ月半。
ようやく謝罪に現れた社長に、
住民は怒りをあらわにした。
 


清水社長は午後1時半ごろ、
約1500人が避難する郡山市のビッグパレットふくしまに、
青の防災服姿で現れた。

2時間近くにわたり、
時には土下座しながら住民にわびて回った。

 富岡町の主婦遠藤恵子さん(55)は
「きれいな富岡の町を返してください。

もう帰りたいんです」と涙を流しながら
清水社長に詰め寄った。

夫(55)と2人の避難所暮らしは1カ月以上。
持病も悪化し、
先行きの見えない生活に死を考えたこともあるという。


 避難先で前日、母親(95)が亡くなったという
横田一也さん(63)は「避難先で知人8人を亡くした。
東電は殺人者だ。
もう流す涙もない」と怒りをぶちまけた。

 「どんな思いで生活しているか、ここで寝起きしてみて」。
富岡町の農業佐藤ふじ子さん(58)も声を荒らげた。

一時帰宅した際、飼っていた牛8頭のうち4頭は死に、
子牛を身ごもっていた母牛の姿はなかった。
「謝罪はうわべだけ。生活をどうしてくれるのか」
と吐き捨てるように言った

 一方、避難者の中には「頑張ってください」
「体に気をつけて」と励ます人もいた。

 清水社長は謝罪を終え、
「心身ともにご苦労されている様子が身にしみた。
今まで築き上げた地域との信頼関係が崩れたと痛感した」
と語った。

その後、夜には同原発がある双葉町の
住民約1400人が集団避難生活を送る
埼玉県立旧騎西高校(同県加須市)を訪問。

井戸川克隆町長に
「一日も早く皆さまが故郷で生活できるよう全力を尽くしたい」
と謝罪したが、

同校での滞在時間は7分程度で、町民には会わなかった。
 

by kuroki_kazuya | 2011-04-23 07:29 | 核 原子力 | Comments(0)